>>+125
[一度目を閉じて静かに深呼吸をし]
…待ち、ます…よ…?
[掠れた声で呟くとキャロルを抱きしめていた手を緩めてキャロルを見て]
このまま押し流すのもありなのかもしれませんけど…
こう見えて、辛抱強い方ですから。
キャロルさんがご自分の気持ちを見つけてくださるのを、待ちます。
でも、この差し伸べた手は引きません。
流されて…僕のせいにしてくださっても構いませんよ…?
[半歩下がってキャロルに右手を差し伸べるとそのままキャロルの頬へと触れて。
ぷに、と大きく摘むとにこりと微笑んで]
何より、僕はキャロルさんの笑った顔を見るのが好きですから。
あまり…困らせたくありませんから。
長期戦覚悟です。