>>+82
[来た道の足跡を辿るように詰め所へと足を踏み出し]
…ん、それはよかったです。
…大切に、しましょう?
何時、何が起こるかわかりませんから。
失うのは突然で…大切だと気付くのは失った時で、
どれだけ欲しいと願っても、手を伸ばしても
どうにもならないことだってありますから。
[目を細めて空を見上げてポツリと呟き。
目を瞬かせてキャロルを見ると眉尻を下げて笑い]
…どういたしまして。
こちらこそ散歩に付き合っていただいてありがとうございます。
でも…ちょっとだけ、残念…かな。
まだチャンスがあるのなら頑張りましょう…。
[最後は小さく囁くと空に向けて白い息を吐いた。]