>>+15
[すぐには否定できずに言葉を詰まらせるが、拗ねた表情で紙を弄り]
……そんな、誰彼構わずスカートの女の人がいいって
言ってるわけでもないですよ〜…だ。
[手を掴まれると驚いたようにキャロルを見たが、観念したように紙面を見せ『ギルバート ○、クインジー ○、ナサニエル 』
と、簡素に書かれた内容に付け加えるように]
実行委員という名の期間限定の権力を使って
サボったり、他の人に仕事を押し付けたりする人を
探すのが僕のお仕事でした。見つからなかったんですけどね。
[立ち上がってキャロルの手をクイ、と軽く引っ張り]
…折角だからお祭りを利用しちゃいましょう?
お祭りでは難しいことは考えっこなしなんですから。
と、言う訳で…ちょっと気分転換でおサボりしませんか?
缶詰も疲れて散歩したい気分なんです。
キャロルさんが宜しければ、ですが。
[周囲の人影を窺うように辺りを見渡した]