情報 プロローグ 1日目 2日目 3日目 4日目 5日目 エピローグ 終了 / 最新
[1] [2] [3] [4] [5] [6] [7] [8] [9] [10] [11] [12] [13] [14] [15] [16] [17] [18] [メモ/メモ履歴] / 発言欄へ
アタシを抱え込んだってェ薄紅が咲くかネェ。
[白の袂] [取り出す] [煙管] [火打石]
[百草詰め] [ぷかぷかぷかり] [寝起き一服]
[漂う紫煙] [桜が薫り] [白粉と混じる]
[梢から垂れる] [白い足] [ぷらぷらぷらり]
さァて、何をしようかネェ。
六博振るなァ兄さん任せ。
打つは仕舞いに、次は呑もうかァ。
[肩膝立て] [頬乗せ] [ぷかぷかり]
[袷肌蹴て] [覗く太腿] [浮かぶは蝶]
[カンカァン] [落とす灰] [紫煙吐き]
[ふわふわり] [袂翻し] [地に降り]
[視界の端][藍の人影認めれば]
[かけられた声に振り向くことなく声を発する]
汝れもまた、お仲間かえ?
難儀と取るか、可笑しととるかは汝れ次第じゃが。
[振り向き、浮かぶ笑みは妖艶で]
何じゃ、寝起きか?
春は近いか――結構結構。
[新芽吹く柳の下で 小さくヒュウと口笛ならし]
[風が集まり形を成すと それは大きな一匹の犬]
おいで夜斗(やと)。
結界の中はさぞ居心地悪かろうが許せ。
さて、ここには沢山同じ人妖(ひと)がいる様子、
お前もまた遊んでもらえるな?
[クスクスと小さな声、犬の瞳も黒く光り]
あの脂粉香女(やさしおみな)、あげた華は気に入ってくれただろうか。今日は何色の華を差し上げようか?
[楽しそうに笑いながら犬を伴い歩み進め]
お仲間か…まあ、そのようだ。
どちらも半々だ。さして不自由はない。
[ばさり、袂から紙と硯に筆ひとつ。気儘に腰下ろし、また欠伸]
寝起きだ、春は近いな結構結構。
かっかっか。
[振り向く女に目を細める]
お前さんは難儀な口か?
それとも刹那を遊ぶか?
[指先は硯の上でくるりと円を描く]
半々か。確かに不自由は今のところはないな。
[出てきた紙と硯。興味深そうに眺めて。
またひとつ、欠伸をする姿に]
まだ眠そうじゃな。
春眠暁を覚えず――然し、まだ春の入り口。
気が早い。
[袖で口元を覆い、くすくす笑う。問われた言葉]
今は、後者かのぅ……今後はわからぬ。
[指先見つめ、愉しそうに。]
[遠くに見える深い青、昨日の白の少女が傍らに]
はて?あの人は?
青い髪なぞ常にある色ではあるまいによ?
異に風がやかましいのは…なるほどな。
3人4人と異形おればさもありなん。
さもありなん、さもありなん――。
[繰り返す言葉遊びにくすくす笑う。]
昨晩ぶり――かの?
[視線は傍らの犬をとらえ、首を傾げて笑みを絶やさず語りかけ]
汝れには――初めまして、と言えばいいか?
[するすると墨汁は硯の海に溜まる]
左様左様。気長に花が咲くのを待てばよいのだ。
[気が早いと笑む女に、くきり首を鳴らして苦笑を返す]
寝起きはどうもゆるくていかんな。
春でなくとも暁を覚えずだから性質が悪い。
[筆を走らせ、墨は伸びやかに]
今後か。気長といえども、さすがに主様の前では元の姿で在りたいものだな。
戻ればお前さんはどんな姿だろうなぁ?
[ふわり、描き終えた絵に息をかけると
墨絵の蝶は女の傍をはたりと舞う]
蝶が似合うとよいが。
[自ら声をかけるつもりはなくとも
白の少女に声かけられ]
[夜斗を見る眼に改めて]
ご無沙汰と…申し上げた方が?
ふとすれ違っただけのこと、お2人の邪魔なぞ…
失礼を。
はて、夜斗が見えると…常の人には見えぬはず。
しかし此れも僕の分身、挨拶なぞ、不要ですよ。
そちらの方こそ、お初にお眼にかかります。
[蒼い髪の男に軽く会釈]
[女の言葉に、そちらへと顔を向け]
おや、また一人呪いが解けぬ者がおったか。
[ぺらり紙をめくり、また一羽蝶を描く]
なかなか良い犬を連れている。
蝶を食ろうてくれるなよ。墨ばかりでうまい事などありはせん。
[はたり はたり 一羽二羽蝶が舞う]
花か――咲いてしまえば散るしかなくなる。
それでも咲くのを望むは業かの?
[謎かけのつもりもなく、独り言。]
春でなくとも暁は遠いか。いや、結構結構。
それがきっと汝れらしさじゃろう。
[ふわり]
[ひらひらと舞う墨絵の蝶は紅い瞳に映りこみ]
確かに、確かに。
主様の前へ出る頃には戻りたいものじゃ。
元の形(なり)――常盤色の少女と同じく、
戻れたら汝れにも語りかけようか。
[視線は蝶を追い、愉しそうに笑みを深め]
――蝶は似合うかえ?
夜斗、と申すか。
妾に見えるということは、妾は常の人ではないのであろう。
そして連れている汝れもまた、常の人ではないのであろう。
[くすり][くすくす][愉しそう]
夜斗は風と愉しむ者へ危害はくわえませぬよ。
ましてや儚いものへ攻撃なぞ。
そして貴方もやはりといいますか。
[白い少女へも振り返り]
二日出会えば縁なしともいえぬでしょう。
僕や司棋と申します。
差し支えなければお2人、ご尊名など頂戴しても?
かっかっか。
邪魔など何もありはせんわ。
[筆を咥え会釈をする青年へと手をひらり]
お初だな、宜しくお仲間。
…ふむ、夜斗と申すかその犬は。
物の怪捕まえて常の人もなかろうに、面白い坊主だ。
花は咲けば良い。
散ればそれもまた花の本懐だ。
散って咲いてまた散ればよい。
咲かぬままの永久などいらぬわ。
[ふわりふわり 春風に靡く藍の髪]
欠伸をするのも暁を覚えぬのも己らしさか。
ああ、戻れた暁には是非とも語りかけてもらおうかの。
その時はまた蝶を描こう。
[白に纏いつく黒を見比べ]
ああ似合う。白に黒とは良く映えるものだ。
シキと申すか。ふむ、己の名は――
[幾度か瞬き、青年の方をゆると向く]
青司。
そう呼ばれた時もあったわ。
[懐かしそうに名を紡いだ]
[ひらりと舞う蝶は夜斗の鼻先へ舞い降りても
夜斗はただ眼を細めるのみ。穏やかに蝶に遊ばせる
...は軽く夜斗の頭を撫でながら]
僕の意識なく自分以外夜斗を見ることはできませぬ
人妖とは言えお眼に留まるとはやはり結界のせいかと。
蝶とは蛹より出でてこそ変化の象徴といえるもの、紙より出でるとは…また不思議な。
貴方が描けるものは何でも紙より出るのですか?
[司棋、と小さく名前を繰り返し、笑み深く。]
縁なしと言えぬは縁あり。其れもまた一興。
妾は白水――。好きに呼ぶと良い。
[藍の男へ視線を合わせ]
生命は廻る――散れば次は咲くしかなくなる。
咲かぬままの永久が一番残酷であろうな。
[黒と藍を交互に見て]
似合うならば良い――。
[手をそっと伸ばせば、其の指に留まるだろうか。
聴こえた名前に 青司、と同じく小さく繰り返す。]
[筆を青年の方へ向けてくるくるり]
左様。但し色など無い薄っぺらなものだが。
半日ほどで煤へと還る戯れだが。
やはりそれもまたこの子らの本懐。
何か望みがあればひとつ描こうか。
[1] [2] [3] [4] [5] [6] [7] [8] [9] [10] [11] [12] [13] [14] [15] [16] [17] [18] [メモ/メモ履歴] / 発言欄へ
情報 プロローグ 1日目 2日目 3日目 4日目 5日目 エピローグ 終了 / 最新