情報 プロローグ 1日目 2日目 3日目 4日目 5日目 エピローグ 終了 / 最新
[1] [2] [3] [4] [5] [6] [7] [8] [9] [10] [11] [12] [13] [14] [15] [16] [17] [18] [メモ/メモ履歴] / 発言欄へ
[くつくつ笑う遥月に視線をやれば]
刺激か――。
酔い醒ましがほしいと言うから、酒を洗ってやったのじゃが。
――流すにはこの水でも充分なところ、
酔うてみとうて直接吸ったが、無礼じゃったかの。
[思案の瞳][貌覆う様子にも穏やかに]
ならばええが――水ならたくさんあるゆえ、いくらでも飲め。
笛、九十九神かい。
ああ、それで。
[がりり噛み滲む墨。
藍の弧金の弧で返し]
ああ、そうだなぁ。相棒。
[墨の色ごと舌で舐めとり]
そうそう、
碧に土産頼まれてたのさぁ。
[叩き置かれた杯を目で追い、開耶ににこりと微笑んだ。]
嗚呼、開耶様。
ならばよろしゅうございましょう……。
その頬染める滴りに、酔い痴れるのは程々に……
[袖の奥で、くつくつ笑う。]
ほう、常葉にか。如何な土産か?
[赤鬼舐め取る墨色は、毀れて娘の肌を這い伝う。
差し入れた指は口内なぞり。青鬼くつりと笑う]
[口許は袖の奥に隠したまま、白水に紅の視線を向けた。]
いいええ、白水様。
思いもよらず、珍しきものを見られました故、わたくし心踊りました。ええ、ええ。そのやり方が、一番よう御座いますよ。
嗚呼、強いて贅沢言いますれば、白水様が酔い痴れる所も、わたくし見とう御座いますが……それは、後ほどにでも。一度にたくさん珍しき珠を見てしまっては、罰が当たってしまいましょう……。
[貌覆うまま、隙から常盤睨み言は無し]
…酔えぬは難儀よ。
酔うてみればもう要らぬとも思えようにな…
[するり落つる手、力無く]
嗚呼、水ももう良い。
我の本質なれば、あまり飲んでは腐れ落つわ…
[酒気も抜ければ眩暈無く。
常の如くにゆぅるり立ち上がり]
…酔うておらぬと言っておろう。
[笑い止らぬ遥月に言葉投げ遣って]
やれ…何ぞ疲れた…
今宵は離れさせてもらうぞ…
[置いた茶浴衣小脇に抱え、一夜限りの黒浴衣。
響く足音微かなれば、*闇に消えるも早かろう*]
さぁ、何がいいかねえ。
飴はもう売ってねぇし。
[山吹袖からすらりと伸びた
細い指に舌はわせ軽く歯を立てる。
ぎりと睨まれ愉悦の顔で]
甘露な魂ってな土産になるのかねえ。
それとも肝?
笛は壊れちまうかねぇ。
ええ……開耶様。心得ました。
[袖を口許から離し、道具箱へと下ろす。]
貴方様は酔ってはおりませぬ……左様でございますねぇ。
[口許は袖の奥に隠したまま、白水に紅の視線を向けた。]
[鏡を手に取り、唇の紅を塗り直す。其の鏡には、酒精の「呪い」から開放された、開耶の姿が映って居る。]
………ふふっ。
[くすり笑って][遥月の言葉に首傾げ]
何故に汝れが心躍るのかは妾にはわからぬが――
他のやり方は知らぬゆえ、良いなら良かった。
[続く言葉に今度は反対側に首を傾げようか]
妾が酔うは無理なようじゃ。
ほんの一瞬、体験出来たが気分の良いものではなかったのぅ。
[捕らえた意味は少し違うか]
[笑う常盤に視線を投げて]
何やら汝れも楽しそうじゃ。
[つられるように笑み返し]
[去る開耶の背に視線投げ]
はて、怒らせてしもうたか。
青司といい開耶といい、妾はどうも失敗が多いらしい。
さてはてあれは何を喰らうか。
しかしお前さんも豆な男よ。
児を前にして喰らわぬは名が泣かぬか?
[からからから、ひとしきり笑い。
腕の中、墨伝う首筋をつぅと舐める]
程よい色が浮かぶと良いがなぁ。
土産で悩むなら、その間に己が丸ごと喰ろうてしまうぞ。
[唇の紅を塗り直し、鏡をしまう。妙に疲れた様子の開耶を見てにこりと笑い、ヒラヒラと手を振った。]
はい、開耶様、また明日。
ごきげんよう。
[ぐるりと周囲を見回して]
あらあら。
そういえば、青司様と喰児様は何処へ……?蘇芳様もいらっしゃりませんが……。
あンまり無理おしで無いヨゥ。
[去る琥珀] [ひらり白の手振り]
[白の少女] [判らぬ様] [ニィと笑み]
嗚呼、開那の兄さんのあンな顔が見れるなンざァ楽しいヨゥ。
[遥月の言] [ぐるり見回し]
さァて、酔い醒ましに鬼ごっこにでも往ったかネェ。
[遥月の声に自分も周囲を見回して]
あの二人ならば――
どこぞで悪さでもしておるのかの?
[口調は冗談めいたもの]
[何をしてるか知りもせず]
蘇芳が見えぬは聊か妙か。
[笑みは消えて思案顔]
ははあ、先に見つけたのは相棒だからなぁ。
ちったあ分別わきまえてるんだぜえ?
だが、そんなら遠慮なくいただこうかぁ。
[薄く開いた口の中、白い牙が獲物を狙う。
娘が爪たて抵抗するも
鬼の前ではそれは児戯。
仮初の身体裂ける音。]
児の肉は矢張りいいなぁ。
そんでもやっぱぁこいつぁアヤカシの味かあ。
[笑い混じりに食みながら]
汝れはいつでも楽しそうゆえ
汝れを見てると妾も少し楽しゅうなる。
[ニィと笑まれりゃ][くすりと返し]
[遥月の言葉に視線を戻し]
酔うことを識る、か。
皆が言うような気持ちいい気分ではなかったゆえ
酔う楽しさがいつかわかればいいのぅ。
[常盤の言葉を聞き、紅の視線は不思議と語る。]
鬼ごっこ……ですか。左様で。
赤鬼様も青鬼様も、お忙しゅう御座いますねぇ。手の鳴る音が聞こえたのでしょうか。
もしくは、わたくしは血肉を食らう鬼ではございませんから、今宵は何も聞こえなかったのでしょうかねぇ……?
[くるりと振り返り、月を見上げる。]
……嗚呼、綺麗な月。
今宵は微かに、山吹色の光も見えますねぇ……。綺麗なこと……。
[柔らかく降る月の光に、遥月は*目を細めた*]
[隻眼の碧] [すぃと眇め] [紅い双眸覗き]
白水の姐さんは何時も物憂げだからネェ。
偶に迷子の童みたいに見えるヨゥ。
さァて、手を鳴らしたンは誰かネェ。
嗚呼、今宵も佳い宵さァ。
[遥月倣い] [番傘の向こう] [山吹色の月仰ぎ] [呟く]
[1] [2] [3] [4] [5] [6] [7] [8] [9] [10] [11] [12] [13] [14] [15] [16] [17] [18] [メモ/メモ履歴] / 発言欄へ
情報 プロローグ 1日目 2日目 3日目 4日目 5日目 エピローグ 終了 / 最新