情報 プロローグ 1日目 2日目 3日目 4日目 5日目 エピローグ 終了 / 最新
[1] [2] [3] [4] [5] [6] [7] [8] [9] [10] [11] [12] [13] [14] [15] [16] [17] [18] [19] [20] [21] [22] [23] [24] [25] [26] [27] [28] [29] [30] [31] [32] [33] [34] [35] [36] [37] [38] [39] [40] [41] [メモ/メモ履歴] / 発言欄へ
まだじゃなくて、またさァ。
司棋の兄さんは眠り姫らしいネェ。
[コロコロ笑い] [醒め切らぬ様覗き] [潤む碧] [弧を描く]
本当に解けちまったら笑い話じゃ済まないヨゥ。
気にする事ァ無いさァ。
次からァアタシも気をつけるヨゥ。
おっかない獲物に狙われちゃ敵わないからネェ。
おや、兄さんはおねむかえ?
[赤鬼の様子] [流し目送り] [小首を傾げ]
[大きな掌] [小さな盃] [見遣りニィと笑み]
今宵も佳い宵、拗ねてても詮無いネェ。
一献注いでお呉れかえ?
さァて、知らぬ方が好い事もあるヨゥ。
今宵の花は有塵の兄さんの仕業さァ。
ぐっすりお休みの間の事は黙っておこうかネェ。
どうにもそのような性質か。
脅かす程度で済むなら甘いものよ。
[動かないようにと開耶の顎を掴み
頬の傷に舌を這わす。
赤い痕を舐めとり、ゆるり手を離せば己の唇舐めて]
腹を空かせた物の怪共の前でその色は危うかろう
これに懲りれば赤のまま捨て置かない事だ。
[ぺしり額を叩き踵を返す]
さぁて、酒がまだ来ぬといわれておるやもしれん。
お前さんは宴に行くか?
[瓢箪三つ拾い上げ開耶を振り向く]
[...は思うさま野を駆ける夢でも見ていたか、宴の頭上の木枝の上、大人しく納まっていた手足をもぞり、動かして――]
……を〜〜っ?
[身体は枝からはみ出、ころりと上から降ってくる]
姫は姫、お前のことさあ。
っとと、大丈夫かぁ?
急に立ち上がるからだぜえ。
[無理矢理頭を腿に乗せ]
相棒じゃなくて悪いがなあ。
白水の謂うようにいま酒を調達に行ってるのさあ。
王子様の帰還はちぃと待ちな。
[目覚める赤い髪の少年。目を遣り、くつくつ...]
お目覚めか、眠り姫。
はて。姫と呼んでよいのは、青鬼だけか?
だとしたら済まなんだ。いや、赤鬼も姫と呼んでおったな。
ならば、姫なのだろう。
[くらり、靡く赤い髪に目は弧を描く。くつくつ…]
有塵様…あぁ、あの黒いお方ですか。
では夜斗を戻してもよろしいか。
彼がいないと力が半分抜けます故
[苦笑しながら、掌にふわりと蛍火顕わし]
今日は華を髪挿しますか?
嗚呼、もゥ好いヨゥ。
有難うネェ。
[続く言葉] [長い睫毛] [瞬き] [濡れた碧] [弧を描く]
今日も挿してお呉れかえ?
昨日の桜は夜斗が分かれたもの。
無から有は生まれませぬゆえ夜斗を桜へ変えたまで。
気が向けば夜斗はおのずから戻りますが…昨日は拗ねていたらしく。
呼べば風が集まりまた形なしまする。
ご安心を。
おう、勿論喜んで、な。
[瓢箪手に持ちにやり笑み、
真理の杯酒精で満たす。
がさり猫のような音。
花びらひらひら散ってから]
なんだい、本当の猫みてぇだなあ、
そんなところで寝てたのかい、メイよ。
[くくくと笑って猫を見る。]
[突然に][空から落ちてきた少女]
確かメイと言うたか。
寝起きも随分元気じゃのう。
[くすくす笑って][万次郎が動くのを視界の端に]
[赤鬼の膝に乗る司棋に薄い笑み]
青鬼にも赤鬼にも世話をされておる汝れは一体どこの姫君か。
――結構結構。
では…
[ふわりと蛍火を吹きかけ髪に触れれば小さな鈴蘭
揺れるたびに鈴音と小さな光玉(たま)零し]
鈴蘭の香りには毒があるとか…。然し貴女様に害はないでしょう。
可憐な音をお聞きくださいね。
飛礫程度に殺しはせぬ。
その程度で一々腹を立てていては疲れよう。
[藍は近く視界に滲み。
頬を滑る物に瞬いて]
[ぺしり]
[叩かれる額を指先で撫で擦り]
…やれ、我など美味そうにも見えなかろうに。
我を喰らおうとするならば、薄墨桜を喰うが良かろう。
あれは花開いて目にも鮮やかだろうに。
[瓢箪拾うを見遣れば此処まで来た理由を思い出し]
…やれ、面倒を思い出した。
宴の席で舞う約束をしていたのだった。
反故にするわけにもいくまいて。
[高い高い木の枝、落ち行く間に今度こそはくるりと一回転――いやしかし、覚醒が遅すぎて]
ぬぅ今度の尻餅はさぞ痛かろ……や?
[ぎゅうと目を瞑りせめて衝撃に備えれば、思いのほか柔らかな感触は尻のみならず背にもあって、恐る恐る目を開けてみる]
……おお、頭に尻尾があるのかおぬし。
[抱き留めてくれたことへの礼よりも早く、高く結われてそこから生えて見える黒髪男に首を傾げる]
[周りからからかわれても寝起きで夜斗もいなければ力も入らず。口を尖らすも大人しく膝にて頭を下ろす]
男が姫と言われてなぜ嬉しいか…
[愚痴りながらも突然振ってきた娘のまとう雰囲気に目を見開き]
──!
[まるで犬が猫に威嚇するかのような。
蒼い目が一瞬紅く染まるのに気がつくのモノはいただろうか]
毒持つ華も美しいだろうさァ。
[俯き加減] [白の手伸ばし] [微か鈴の音] [光玉零し]
[綻ぶ薔薇色] [柔らかく] [上目遣いの碧] [濡れた侭に]
鳥の囀るも好いけど華の音も好いネェ。
有難う、司棋の兄さん。
かっかっか。其の通り。
しかし幾度も礫を投げられるのも興がそがれようて。
まあ良い良い。己もお前さんも好き好きだ。
お前さんだろうがなかろうが、赤は美味く映るものよ。
なぁに何も添えぬ割に悪くない味じゃった。
薄墨桜のあれを食ろうて桜が枯れてはつまらぬからのう。
花咲けば、散るまでを見ずになんの桜だ。
かっかっか、舞うというか。
それは良い。では行くかのう。
[ぺたぺたぺたり。
黒の浴衣に裸足のまま。瓢箪三つ下げて宴に戻る]
[またも] [上から] [振る仔猫]
[瞬く間に] [盃満ちて] [すぃと乾かし]
夜桜じゃなく木から落ちる御猫様に乾杯かネェ。
[落ちる仔猫] [犬っころ] [獣の眼]
お姫様は猫が苦手かえ?
[ぺたぺたり] [妙な足音] [近付いて]
[すぃと向ける碧] [映るは空と地] [寄って来るか]
[1] [2] [3] [4] [5] [6] [7] [8] [9] [10] [11] [12] [13] [14] [15] [16] [17] [18] [19] [20] [21] [22] [23] [24] [25] [26] [27] [28] [29] [30] [31] [32] [33] [34] [35] [36] [37] [38] [39] [40] [41] [メモ/メモ履歴] / 発言欄へ
情報 プロローグ 1日目 2日目 3日目 4日目 5日目 エピローグ 終了 / 最新