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[あぐら。袂で腕を組み。
どうやら異種の酒にあてられかけた青鬼に
口の端を持ち上げた]
もう口にしてしまったことは仕方がないが。
我が思うに、狩るモノが見つかる迄暫し黙ろうかと思うよ。
如何か、其方等の考えも聞かせてもらえようか。
月の君の件に関しては…内々にしてもらえると助かる。
[ぽつりぽつり。其の割に長く言葉を選びながら話終えた]
では、このまま一口試してみてはどうか。
試す価値はあるものと、我は見る。
そこの…青鬼も、味わっているようだしな。
そうれ。
[栓をした瓢箪を開那に放り]
[声に見遣れば遥月]
容易く信ずる者が在るとも思えぬが。
[それと同時に遥月の名が出でて]
遥月は妖というか。
やれ、難しきことよ。
畏れていても何も変わるまい。
早々に狩る者見付け主に捧ぐのみ。
信ずるかは暫し置こう。
未だ何もわかりはせぬ。
[くつくつ笑う万次郎。
見遣る琥珀は思案色]
そうかぃ。
どっかから見繕ってこねぇとなあ。
鬼ごっこが楽しみで仕方ねぇさ。
[闇夜見えてくる櫻、
アヤカシたちの集う場所。]
義理堅いこったぁ。
はは、愉しけりゃなあ。
そりゃそうだ。俺もそう思うぜえ。
左様か。月の君がそう云うてくれて安心した。
我の力は真か偽か―――そう思った時もあった故。
ただ、今の話は他言無用。
宴の席でも聞かれぬ限り口にするでないぞ。
[誰にともなく。低く、低く。]
[万次郎の視線][くすり笑ってさらりと流し]
そうじゃな――
わらわも事前に判れば無用な死合いはせずにすむと思うたまで。
――されど。
[笑みは深く]
信ずるかどうかは汝れが死したら自分で決めよう。
[曖昧な答え][薄隅に作ってやった杯同様]
[自らかたどり型を成す]
たまには酔うてみるといい。
[差し出す杯][開耶に渡し]
[ふるり、飛ぶ雫。一粒腕焼き
杯持つ手がぴくりと動く]
…開耶はせつなと読むか。
有塵はとわと読み、己はふゆと読む。
三者三様おもしろき事よ。
ん、無いのか己の杯貸しても良いぞ。
己は直に飲むから良い。
[瓢箪投げる万次見遣り。
次いで遥月見て視線戻し]
ふむ、内内とな。良いが殆ど聞いておろう。
まあ良い、そのようにと云うなればそうしよう。
一度口にすればさてはて如何かな。
黙る内に消されるなれば、黙る時間は無駄のように思えるが。
内々にか。
…やれ、この中に狩る者在ればどうするか。
[放らる瓢箪受け取りて。
逡巡僅か栓開ける]
[すれば白水生み出す水の杯]
やれ…すまぬな。
[受け取り注ぐ瓢箪酒。
ひとつ注ぐば瓢箪は万次郎に投げ返し]
[再び思案しつつ]
黙る内に消さらば…。
それは…そうな。確かに無駄な時間よ。
ふぅむ。…其方の言葉、一考すべきか。
[瓢箪はどこへ]
…我にも、酒を。木天蓼酒でなくともよい。
なんでもよいのだ。
狩るモノ、追うモノが確と在ることが判った以上
宴は楽しまなくてはなあ。
[盃を手にとって、酒をさがし視線彷徨わせる]
本気の鬼ごっこまでもう少しさァ。
[ひらはら舞う] [薄墨桜の花弁] [隻眼の碧潤み]
誰も彼も小難しく考え過ぎだヨゥ。
アタシァ莫迦だからさっぱり判らないのにさァ。
[カラリ] [コロリ] [途切れ途切れの言の葉]
[酒宴の席へ着き] [周囲を見回し] [小首傾げ]
なンぞ、内緒話かえ?
[戻ってきた瓢箪から手酌で盃満たし
喉鳴らし、旨そうに流し込む。
鼻の良い者からすれば、木天蓼の香りは明らかか]
[視線を白へ移すと]
信ずるかどうかは我が死した時に…。
それは何ぞ、どのような意味を含む言か?
それとも、戯れか。
[盃を手元で弄ぶ]
[目をそっと開け、ふっと俯く。]
青司様のおっしゃる通り……。
もし仮に、狩人を見つけ出す前に、万次郎様が討たれたらどうなりましょう……?正直、恐ろしさを感じたのは確かです。
何故、わたくしが妖しであるという情報のみをわたくし達に差し出し、あとは暫く黙ろうとしかのか…。そして、何故「内々に」とされたのか……。真意がはかりかねます。
[雫が青焼くも気付かずに。
ゆぅるり杯廻し酒廻し]
ふゆか。
青司は何故ふゆと読む?
[差し出し戻る杯見遣り、水杯口付け]
やれ、気持ちだけ貰っておこう。
[酔わぬわけでは無いが酔い難い。
なれどこの酒は]
……何ぞ、これは…
[くらり僅かに意識揺れ]
[白の言葉にちらと視線投げ。
月へは己が口元に人差し指添える]
計れては真意も何もなかろうて。
やれやれ、これでは何処まで内々かのう。
[現れる常葉と赤色。万次へと肩を竦める]
万次から聞けば良い。
[青からまわった只の酒で盃を満たし舐めるように味わいながら]
月の君。
少々誤解があるようだな?
内々にというのは、我の存在ならずも
其方に危険が及ぶと考えた故。
あやかしであると証明されたなら、狩るモノ達も容赦はすまい。
[一息に述べれば、乾いた喉を酒で潤し。一息ついて]
[杯置いて、酒満たし。
ひとつ煽れば開耶へと]
花は春を待つのだろうて。
春の夢見て眠る季節はふゆよ。
[くらり酔い回る姿にからり笑う
己もゆらゆら揺れるは酔いのせいか]
かっかっか、これはさすがに効くのう。
おう、なんだい皆して辛気臭ぇ顔してよ。
[ふと香った酒の香に]
ははあ、変わった酒持って来てるんだぁな。
随分強そうじゃねえか。
真にな…此の宴では内々もなにも。
[嘆息とともに洩れる低い笑い声]
内緒話だ、常葉の君。
名を明かさぬ其方には、関係のないことよ。
[しれっと躱し、青から受け取った瓢箪を放り返す]
[青司から口許を制され、ピクリと紅の唇を動かす。]
……………。
[万次郎が言葉を発す。
その言葉に視線をゆるりと向け、青司の指に唇に触れられたまま言葉を紡ぐ。]
嗚呼、これも疑心暗鬼と申しましょうか……
貴方様がわたくしを楯にして、ご自分だけが生き残ろうかと……疑念すら及んでしまいました。
わたくしの「命」を守る為、ですか……。
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