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[飛び退く藍に][それでも笑みは崩さずに]
余興で酔いを醒ましてしまっては意味がないな。
泉が近く、この形(なり)でなければもう少し出来ることも多いが。
[落ちた杯を拾い][とくりと満たしこくりと流す]
酔うた経験がないゆえ、加減がわからぬ。
[悪びれた様子もなく]
嗚呼、美しい……
白水様のこの水ならば、わたくしの毒の呪いも解けるでしょうか……嗚呼。
[続いて喰児に]
ふふ……お礼を言われる程ではございません。この蜜欲しくば何時でもどうぞ。口移しで差し上げましょう。
[スッと立ち上がり、周囲を見回す。]
嗚呼、皆様。
名残惜しゅう御座いますが、少々野暮用があります故、今宵はこの辺で。
それでは皆様、好い夢を……
[微かに下駄を鳴らし、しゃなりしゃなりと*歩き去る*]
[遥月の様子に目を細め]
――汝れも迷子か。
[果たしてどういう意味だったか
喰児と常葉へ視線をやれば肩を竦めて]
――青司には毒だったようじゃな。
少しくらいは反省しよう。
さて、過日は礼に酌をしたが、此度はお詫びに何をしよう?
[首を捻って思案顔]
[ざわめきに意識戻せば、いつからかの酒宴]
先程の霧は白の君の仕業か。
やれ、突然のことに火影が憤慨しておるよ…。
垂氷は喜んでおるようだが。
[チャリ。一筋の刀を脇から外し鞘や柄、鍔を袂で拭い遣り
白水を悪戯っぽく見据え]
其方がヒトであったなら、火影は真っ先に喰らうであろうな。
[視線を刀に戻し、帯から布を抜き取ると
ふわり。丁寧に水滴を拭う]
どうどう、気付かぬ我も悪かった。機嫌を直せ。
直ぐに獲物を喰らわせてやろうぞ。
聞けばヒトがまぎれていると言う。時期は直ぐだ。
哀しくない泪ネェ、甘露な魂ひとつ呉れたならァ何時でも泣いて見せようかィ。
[赤鬼へと] [囁く声] [碧と同じく] [濡れて]
[白の少女] [桜は泉に映ると謂う] [ニィと笑み]
其ンならもっと酔うと好いヨゥ、白水の姐さんの力は茄子の兄さんの酔い醒ましにもなるらしいネェ。
[湿る浴衣] [滲む墨] [離れる青鬼] [見遣り]
[赤鬼の唇奪いし] [紅い唇] [手合わせと謂う]
厭だヨゥ、アタシァ臆病なんだァ。
遥月の兄さんはアタシを如何するお心算かえ?
嗚呼、恐い、怖い、強いネェ。
[去る青鬼] [ひらひらり] [白い手振って]
[点点と] [闇に浮かぶは] [墨のあとか]
アタシを喰ろうたら腹ァ壊すって謂ったじゃないかィ、戻ったらまた遊んど呉れヨゥ。
嗚呼、誰も彼も、恐い、怖い、強いネェ。
俺ぁ真面目だって謂ったろうがよ?
[常盤に笑って手を差し出し]
すまねぇすまねぇ。
余りにも注いでもらった酒が旨いんでなあ。
[金の瞳で覗き込む。
続いたのは相棒の 世話を頼むと其の言葉。]
おう、任せとけ。
まあまあそんな手荒な真似はしねえよ、
王子様が怖いからなぁ。姫に無体なこたぁ出来ないさ。
[なあ、と白水振り返り。]
そうかい、相棒。寂しくて泣かないうちに戻って来いよ。
寧ろ泣くのはこいつじゃないかい?
[つつく指先司棋の頬]
[からり転がる石飛礫]
やれ…人に向けるつもりにこれか?
獲って喰ろおうとは思わぬか。
[頬に一筋緋色が伝う]
殺すつもりならばそれで来ればよかろうに。
但し我は今、あまり機嫌が良くない。
己が命、失う気で来られよ。
[纏う気の変化に気圧されてか。
散り散りに散りて遠く離れ]
[くつり零るる嗤い声]
[薄墨桜は程近く]
[青鬼、遥月を見送って。
チャリン。刀を脇へ戻した。鍔が震え ちりちり、かたかた]
そうよな。其方等も久しく血を、肉を喰ろうておらぬか。
仕方なし…仕方なし…。
まじないが解けぬうちは、何時になるかわからぬものな。
そう憤るのも、理解できぬではないよ。
しかしな、火影よ。
正体もわからぬ相手を斬るのは、其方の名を穢すぞ。
控えるのが吉。……しばし待てよ。
[周囲のざわめきもよそに、刀と語らう姿ひとつ]
[カラリコロリ、ぺたり。
露店を歩く藍の男。下駄の跡には滴る墨跡
藍の浴衣もうすら墨に滲む]
店主、そこの瓢箪三つばかりそれから手ぬぐいをひとつ。
[墨伝う腕を差し出し。置く代金もやはり墨に濡れ。
瓢箪三つと手ぬぐいひとつ手に再び薄闇に紛れる。
荷を置き、酔いどれ物の怪見つけ
むんずと襟首掴んで物陰に引き込む]
[霧一つで] [態々詫びると謂う] [白の少女]
茄子の兄さんが戻ったらまた酌でもしてやりゃ如何かえ?
其ンで充分だと思うけどネェ。
[差し出される] [大きな手] [瓢箪預け] [唇尖り]
[墨滲む] [白の袂] [白い手いれ] [取り出す盃] [木目浮き]
乾杯するってェ謂った次の瞬間には真面目に一人で先に盃乾かしちまうんだネェ。
[覗く金色] [緩くねめつける碧] [潤んで揺れる]
[遠く] [ざわめく気配] [すぃと映す碧] [琥珀の君か]
[万次郎に気付けば薄く笑み]
妾の霧が他にも迷惑をかけたようじゃな。
以後は気をつけよう
[――鬼ごっこが始まるまでは]
妾がヒトであったなら――か。
[悪戯な目線][返す言葉もいたづらに]
火影は妾の敵となるか――結構結構。
なれば垂氷を篭絡しようか。
[くすくす笑う]
[常葉の少女へ]
なれば今宵は桜の泉に酔っていよう――。
青司の酔い覚ましとするにはいささか強引だったらしい。
[肩すくめ][赤鬼の声に]
[口元に袖][*くすくす笑う*]
[はらり散る花]
[ふるり払いて]
……やれ、あれは…
[巡る視界が捉えたは、陰に消え往く藍と妖。
ふぃと足元見遣れば黒き足跡点々と]
…何ぞ在ったか。
迷惑…と云うのならそうかもしれぬ。
もとより、こやつの機嫌が悪いのがいけないのだよ…。
我は、其方の術に興味を持ったが、火影はそうでなかった。
それだけのこと…。
[こちらも薄く笑む視線。白水と双刀を行き来して]
はて。垂氷、白の君に目を付けられたぞ。
…其方はどちらにつく?元の主か…白の君か。
白の君がヒトであったら恐ろしい。
ヒトの主は………初めてだものなあ?
[くつくつ。まるで相手をヒトと決めつけたよな物言い]
甘露な魂ねぇ。
見繕うか、それとも俺を喰ってみるかぃ?
[眼を細めて問いかける。
顎に手を当てまた笑う。
ふっと馨るは扇の色の]
ああ、琥珀の兄さんか。
櫻の樹の満開の下だ、舞ってくれると嬉しいがなあ。
[かたかた鍔鳴り、万次郎。
ぶつぶつなにやら呟きながら]
万次郎は愛剣とお喋りかあ。
刀も腹が減るんだねえ。
[低く笑って酒を呑む。]
[藍の浴衣を枝に掛け干す]
[腰を下ろして晒した肌に手ぬぐいを当てる]
少々呆け過ぎたわ。
[つぅと流れる薄墨拭いきり]
[声に振り向けば]
……開耶か。なぁに少しばかり酒に酔いすぎたのよ。
[言って袖を通すは先ほど物の怪から剥いだ黒の浴衣
物の怪は裸のまま何処かへ逃げようか]
[変わる空気の香り。琥珀の色を思い出しながら]
可笑しいか、赤鬼?
こやつらも妖しの身。
我に使役されようとも、ひとつのあやかしだ。
腹も減って当然。其方も腹は減るだろうに?
[愛しげに指先は柄を這い。
撫でる 緋色の柄。
撫でる 白緑の柄。]
それとも…赤鬼殿は、名だけのヒトか。
我はあやかしの、桃太郎か。
[くつくつ。謎掛けだか挑発だか]
[陰を覗けば妖は泣く泣く逃げようか。
見送り戻せば黒浴衣]
やれ、酔いのあまりに酒でも零したか。
[屋台の壁に肩預け。
見遣る瞳は細まりて]
それでは容易く人に狩られるぞ。
狩ろうとするならば逃げらるは確かだろうて。
さて、それならば酔われておった方が良かろうか?
茄子の兄さんもだが、兄さんの獲物も難儀だネェ。
御伽噺の鬼退治、お供は犬と猿と雉かえ?
おや、ひとつ足りないじゃないかィ。
[刀に語る] [万次郎の様子] [眺め呟き]
[俺を喰うか] [赤鬼は笑う] [ニィと笑み返し]
喰児を喰っちまったら誰に苺飴強請ろうかィ。
亡骸抱いて咲き乱れるアタシと誰か遊んで呉れるかえ?
開那の兄さんが来て舞うンなら、一つ一緒に舞おうかネェ。
[ばさり、黒い手ぬぐい枝にかけ
下駄も根元に揃えておけば]
かっかっか、そのようなものだ。
[浴衣の合わせなおして
屋台の壁に凭れる開耶の傍に歩み寄る]
なぁに、容易くは狩られはせんよ。
少々不得手があるのみ。
[からり、笑って開耶の顔覗き]
己が人を逃がすとでも?
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