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さて、青司の時は主様崩壊で止まっておるとして、
妾の時はどこで止まったのじゃろうか。
折角だから死んで珠の中で眠ってたら何か知らん間に
遥月に起こされたとかどうだろうか、とか思う酷い人。
死んでえぴまで青司に会えないのわかっとったし
その辺も含めて、浄化いべんと用意して、
使ったら珠割れる設定になっておったのじゃよ。
(浄化いべんとしてくれなかったらどうするかは考えてなかった)
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どうでもいいが摑まえるって鳩から見るとdQだったりする。
「dQまえる」ってなんだろうとずっと思っていた。
(言いつつ、エンドロール考えちゅ)
―― 結界崩壊前 ――
[溶け合って] [混ざり合って]
[けれど彼の魂は] [もう喰われていて]
[行く宛てもなく] [転生も求めず]
[寂しい心は] [孤独に震える覚悟が出来て]
――紅い緋い朱い珠へと自らを封じ込める――
[それなのに嗚呼] [遠く聴こえる遥月の声が]
恋うる相手……もう会えぬ。
青司は喰われてしまったのじゃから。
いっそ妾も常葉に喰われれば一緒に居れたんかのぅ。
[――あなた方は、しあわせですか……?]
[ゆるりと首を振り、寂しい思いで満たされて]
[運ばれた紅い珠] [どうか寝かせておいてほしいと]
[青司の骸から 蘇芳―メイ―開耶―万次郎と巡り過ぎ]
[各所に巡礼――終には己が生きた泉へと]
[遥月の願い] [身体の浄化]
そういえば、そんな話、しとったのぅ……
これが最後の縁――汝れの望み、妾と引き換えに叶えてやろう
ああ、されど――泉を戻すはたやすいが、
今、汝れの身体に染みた呪を祓える程には力が足りぬか――
[ざわり]
[ざわざわ]
[ゆらぐ空間]
[空が裂ける] [空間が歪む]
[解かれる結界] [満ちる力]
嗚呼――狐も逝ったか……
殆ど会わぬとはいえ、汝れとも永い付き合いじゃったな
されど、もう泣きはせん――すまんな。
[呟いた声] [珠の中で泉は満ちて]
[白く白く――どこまでも白く]
なかなか厄介な呪ゆえ、苦痛くらいは我慢せい……
[誰にも届かない声] [それでもかけて]
[己が力を注ぎ込み]
――紅い緋い朱い珠は砕け散る――
[己が結晶] [砕け散る]
魂さえも残らねば、孤独すらも忘れられよう――
[魂の消滅を予期してか]
[呟く言葉は哀しいもので]
――……消えられぬ、か。
[綺麗に浄化され] [綺羅綺羅光る水面を見つめ]
[呪(しゅ)が解け歩き出す遥月を見送る]
行ってこい。
折角得た人の生――存分に生きてくるがいい。
妾は此処で、独りきり……じゃ。
[声はそれでも届かぬか]
[白い光さえ解けて]
[揺らぐ揺らぐ][魂揺らぐ]
[器解けたためか、古墨の姿に戻らずに
己が片腕そうなったよう煤へと解けてしまうのか]
――ああ、逢えぬまま還ると云うのか。
せめて一時、せめて一目、もう少し、刹那程の時を。
[ゆらりゆらり、ほどけかける体。
それでも望めば藍の男は
煤のように風にたゆたえど形を保つ]
[ゆらり、カラコロもう下駄鳴らず
歩み去る月見送り、残る気配頼りに泉のほとりへおりる]
[少しずつ] [霧へと還る巴の鏡]
[香る墨] [はっと気配に僅かに振り向き]
――青司?
[居るわけがない]
[気のせいだと]
[けれど其処には]
青司か……本当に、青司か……
[霞のような己が姿]
[瞳の色だけが真実]
[笑み向けた顔は見えただろうか]
[降り立てば、うすら立ちこめる霧
さらり、さらり、体解けてしまいそうで
それでも、その先――呼ぶ声が聞こえるから]
白……そこに居るのか、白水よ。
己の声は届かぬか? 己の姿も見えぬのか?
[霧包まれて]
[身揺らいでも]
[水の香漂う、気配の先へ]
ああ――
[浮かぶ緋色の灯。それはいつかの水鏡。幻映すか真実映すか
揺らぐ魂、解けかけの体、ゆるり瞬き望むのは]
ただ一目、お前の笑ろうてる顔が見たい。
[儚き笑み浮かべ] [揺れる藍] [真っ直ぐに緋色捉えた]
[墨が解(ほど)ける霧の中]
[歩んでくる墨の香りに瞳は揺らぎ]
此処に居る――妾は此処に居るぞ、青司。
[哀しき水鏡(かがみ)の告げる声]
[相手が望まねば己が姿とて見えず]
[されど、嗚呼]
汝れが、望むのなら――……妾は、その姿を、映そう……
[霞のように透けていようと]
[ただただ相手の望む姿へ]
[相手の望む通り]
[自分の望み通りに笑いかけ]
妾は、見えたか……?
――……会いたかった。
会いたくて、会いたくてん、たまらんかった……
[願わくばまた] [触れてほしいと]
[けれど自分は水だから――揺らぐ藍をただただ見つめ]
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