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刹那に遊ぶから是が猫なのさァ。
[指摘受け尚] [碧は潤み] [ニィと笑む]
舞い散る桜に煤の猫に泣けば好いンかえ?
謡いつ夫婦金魚を殺しても寂しさ募るだけだろうさァ。
アタシァ楽しいのが好いンだヨゥ。
[小鬼の問い] [答える青鬼]
やれ、御狐様も随分と不精だネェ。
話くらい全員にして往きゃ好いのにさァ。
……狩人が、ね。それで供物の行列ってわけか。
という事は、狩人もあたしらと同じ気配をまとえるという事になるの、かな?
人の気配は感じられないし。
[ふむ、としばし考え込む風情]
――くつくつくつ………
[懐に、草紙を忍ばせくつくつと。]
ああ、面白し面白し……
人の慾とは面白し……
[結城紬をキリリと着込み、目尻と唇には紅を。しゃなりしゃなりと男は歩く。]
そうかいそうかい。
お前さんがそう言うなら
お前さんにとってはそうなんだろうな。
逆だ、泣くのは止せという話だ。
夫婦金魚…ああ。いつぞやのあれか。
あれらはまだ元気か?
[常葉の女に困ったような笑みを返してから
子鬼へと頷く]
左様。あまりぼうっとしていると供えるつもりが
供えられてしまうかもしれんなぁ。
そのようだな。人にしては上手く化けたものよ。
よほど鼻が利くか、気配でも見分ける術を持ったものなら或いは。
ふふっ……皆様お揃いで。
相も変わらず、酒宴でございましょうか……?
[目を細め、じぃと皆の顔を見つめる。]
……では、なさそうですねぇ。
[鼻が利く云々という青鬼の謂いに、夜斗のことを思い出し]
夜斗はここで何か食べられたかな?
[と、他愛もないことを考えていたが、
別の誰かの気配が近づいて来たのに気づいた。]
ふうん、また一人、かぁ。
[ちょいと現れた男に向けて会釈する。]
月も桜に誘われたか。
生憎宴はまだだ、酒の仕入れもしとらんわ。
[さらり顎をひと撫で]
小娘が狐様のお告げを知らぬと申すから話しておった。
アタシが泣くと茄子の兄さんは困るンかえ?
其ンなら泣いてみようかネェ。
[冗談か] [本気か] [潤む碧] [揺れ]
[コロコロコロリ] [笑う声は軽やかに]
仲良く元気に白水の姐さんの泉に居を構えてるさァ。
[現れる気配] [つぃと移る碧] [矢張り濡れて]
[遊螺り] [瓢箪掲げ] [一口煽り] [ニィと笑み]
一人で先に始めてるけどネェ。
遥月の兄さんも呑むかえ?
[カランコロ 狩らんコロ]
[相変わらずの下駄の音。響かせて社へ向かい。視界に入った白い霞が櫻だと気付く迄にしばし]
…櫻闇か。やらかしたな。
[手には林檎飴に苺飴。不似合いな甘い香りをさせて]
[賑わう者等へ近づき]
青鬼に、常磐の君に…月の君。蘇芳まで集っておるのか。
司棋は未だ眠りから覚めぬとな…?
蘇芳。其方は林檎と苺とどちらが好みだ?
どちらでも好きな方を取るとよい。
要らぬのなら……丁度常磐の君も居ることだ、あちらへ回す。
[緋色の少女に、甘い香りを放つ赤を差し出し
どちらでもと首を捻った]
[ぴしゃり][ぱしゃり]
[輪から外れて一人で遊ぶ]
泉がわらわの家なのか
わらわが泉の家なのか――
[水面に揺れる白い花]
薄墨は透明な泉によく映えるのぅ。
[くすり笑み]
[泉に映り込む月はゆらゆら揺れて]
花見酒か、月見酒か――
薄墨桜は雪とみなさば薄紅咲けば雪月花となるのかの。
[ぴしゃり][ぱしゃり] [戯れて]
ああ、困るな困る。
泣く子は不得手だ、放っておくぞ。
[ころころ笑う常盤の女。
返す藍は呆れ顔]
そうか泉にのう。なら良い。
子が増えればめでたく夫婦の証となるだろうて。
嗚呼、成る程。
[紅の視線をゆるりと流し、山吹の娘を見やる。]
そちらのお嬢さんは、初めてお目に掛かりますねぇ……
わたくしは遥月と申します。どうやら貴女様も妖しの方……以後、よろしくお願い申し上げます。
[白い指先で口許を隠し、くすりと笑った。]
しかし狩人が紛れ込んでいるとは、これで益々信憑性を帯びて参りましたねぇ。これほど多くの妖しが、こちらに導かれるとは……。
[そして、常盤に一礼。]
嗚呼、お先にどうぞ。
じきにわたくしも戴きましょうか。
[万次郎から差し出された、大小二つの甘い香りを放つ赤い玉。
──山吹、腹がすいたろう?──
──半分こならもらいます。盛遠さまもお腹がおすきでしょう?──
遠い日に聞いた声が脳裏に────
われに返り]
……あ、あぁ。ありがとう。こっちをもらうよ。
[小さいほうの赤い玉を万次郎の手から受け取った]
[常葉の女の瓢箪に、呆れ顔もすぐ直る]
ああ、ひとつ貰おうか。
[杯ひとつ懐から取り出し、万次の姿にゆるりと向く]
わっぱは未だ寝こけておるわ。
仕方の無いわっぱよ、己は今夜この姿で酒盛りかのう?
[ぺちぺちぺちり、膝で寝こける司棋の額叩く]
[甘やかな匂い誘われて、
緋色が僅かに身じろいだ。
金に映った白闇桜、
さくら、さくら、霞か雲か]
……へぇ
[にいと笑って花びら掬い]
有塵かぁ。
相変わらず見事だ。
あの春を思い出すなぁ……
あいつぁ笑ったのかねぇ。
[緋に降り積もる櫻色、
払いもせずに坐したまま]
[真理の声に仰ぎ見て]
昨夜の宴で、其方が言っていたろう。飴屋を覗く覗かないとな。
飴屋に顔を出してみたのよ…それがこの様だ。
運試しはやはりちんちろりんに限る………。
其方もどうだ。
林檎と苺、どちらが残るかはさて。蘇芳の好み次第。
[つやつやと光る赤。闇夜に映えて]
[独特の下駄の音] [万次郎にニィと笑み]
今宵も集まってきたネェ。
昨日は散々だっただろうけど今宵も兄さん一献如何かえ?
[はら] [はら] [ひらり] [青鬼] [見下ろす]
[呆れる藍] [潤む碧] [映り込む] [薄紅の花弁]
林檎飴の一つも貢いで慰めて呉れりゃ好いのにつれないネェ。
あン子等は雄も雌も判らぬさァ。
証無くとも寄り添い泳げば夫婦だヨゥ。
[赤鬼の声] [すぃと潤む碧向け] [紅に散る薄紅]
おや、お目覚めかえ?
誰が笑った話だろうネェ。
さァさ、今宵こそは酌をしようかィ。
[常盤が青司に向けた言葉を思い出し、紅色の視線を光らせる。]
嗚呼、そうそう。常盤様。
其れなら泣いてご覧なさいな。
青司様ならずとも、皆様がきっと貴女様の色に惑いましょうぞ……
[くつくつ笑う。]
涙は女人の武器故に。
……舐めてふくめば、甘い露と成りましょう。
おう、赤鬼、起きたか。
なかなか風流な姿だのう?
[ゆるり笑って、赤の言葉に桜を見上げる]
お前さんも有塵のように桜に想いでもあるのか。
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