情報 プロローグ 1日目 2日目 3日目 4日目 5日目 エピローグ 終了 / 最新
[1] [2] [3] [4] [5] [6] [7] [8] [9] [10] [11] [12] [13] [14] [15] [16] [17] [18] [19] [20] [21] [22] [23] [24] [25] [26] [27] [28] [29] [30] [31] [32] [33] [34] [35] [36] [37] [メモ/メモ履歴] / 発言欄へ
あちらでは白水様が謡ってくださるようで。
綺麗な声でありましょう。
こちらではお望みのとおり。
僕だけ楽しめる華を見るのもまたよいもの。
[軽やかな声はメイという]
さて、命か鳴か…どれだろか。
我は開耶。
舞に着飾るは人の決め事。
我が従う謂れは無い。
[落つる花弁 扇受け止め]
[白水の唄、司棋の音、赤き娘の笛音]
[ゆぅるりくるり]
[*舞い狂う*]
[浮かぶ蛍火、揺れる白と茶が闇に浮かび
笛の音重なり涼やかな声重なり、ひらりはらり花弁舞う]
[暫く魅入られ、メイの声に囁くような声を返す]
無から花咲くかはあの男に聞かねばわからぬ。
己はそう思うただけだ。
[くつくつり、腕を捜して拾えと云われ声を殺して笑う]
己の腕はさてはて、今頃海にでも流れついているか。
探す前にせねばならぬ事があるから拾いにいくのは最後じゃ。
[りん] [ちりりん] [鈴の音]
[重なる] [白の少女の歌声]
[ひらり] [ひらひら] [節を取り]
[閉じた扇] [ぱぁん] [開いきつ]
嗚呼、楽しいネェ。
[背中合わせ] [一足踏み] [顧みて]
[返す扇] [ひらり] [ひらり] [擦違い]
[ひら] [ひら] [ひらり] [また寄り沿い掠め]
[はら] [はら] [はらり] [薄紅舞い上がるか]
[メイから賞賛の声が上がれば顔をあわせ]
猫にも音を楽しむ心はあるか…。
しかし、そう気に入って頂けると悪い気はしないですよ
[黒い両目で微笑む顔は先程の威嚇の痕は微塵も見せず]
さァて、アタシァ誰でも好いヨゥ。
先ずは手始め異形でも喰わせてやるかえ?
そンなら此処で謡ってお呉れヨゥ。
司棋の兄さんの歌声はどンな風にアタシを酔わせて呉れるかネェ。
では…
風渡りゆき 青春(はる)深き
比例(たぐ)いなき貴姫(美人)の憂愁よ
故郷はいずくのかたぞ
欄干(てすり)より 玉涙(なみだ)落とし
[更に続け]
朗君(きみ)が身は 思うに任せぬ
我はまた 煩い多し
この人とこの我ともにかくばかり 心通う
古代人(いにしえびと)に恥ざらまほし
[歌い終わって一息と]
うん…
[白水の唄は楽に沿うように耳に響く。
思わず目を瞑り聞きほれるところを]
いかん。
これでは舞いを見逃すな。
[司棋より受け取るを使いこなし、
音に合わせて優雅に動く舞い人の手の中の扇。
小さく風を起こせば花弁もふわり舞い上がって]
そうか、見に纏うものなど華美でなくとも。
まわりの全て、自然までもを舞い人を飾り、そして見る者の目を楽しませるものへと変えてしまうのじゃな。
ふふ、わらわは鳴であり明でもあり、そして命よ。
…悪かったぞ、開耶。
おぬしそのままの姿で、十分に美しい。
存分に舞え。
[ひらり] [遊螺り] [謡に舞う]
[ちりん] [ちりちり] [華が鳴る]
[白の手返し] [ひらり] [扇] [赤の髪掠め]
[閉じて] [頬なぞり] [濡れた碧] [浮かぶ悪戯]
[先に止んだは] [舞いか] [鈴か] [謡声か] [笛か]
[ゆぅるり] [閉じられる扇] [琥珀覗き] [ニィと笑み]
有難う、楽しかったヨゥ。
[しゃなしゃなり] [赤鬼の前] [歩み寄り]
[扇仕舞い] [代わりに出す] [木目の盃か]
さァさ、注いでお呉れかえ?
[楽しそうな常葉の少女] [司棋の楽と笛の音で舞に彩を添え]
[暫しの余韻を残し] [唄い終われば藍を見て]
代わりの芸となったかえ?
[水とは関わりなかろうと]
[小首を傾げて刻む笑み]
―林の奥にて―
[はだけた結城紬、其の襟からは蝶の翅。仮初の契りを結んだ後の、虚しく気怠い時が流るる。]
嗚呼……貴方……また、いつか。
[自身の身体から流れる、白い液の糸。指先に取りて独り遊び。]
………ふふっ。
[其の糸を、懐に入れた草紙にぺとり。娘子が好んで読むような、色香に欠ける春画の草紙――]
嗚呼、面白し。
人も妖しも、情慾には克てず……ふふっ。ふふふふ……
[草紙を見やり、紅が頬まで乱暴に延ばされた唇を動かす。]
『あ い し て お り ま す』
[――刹那にして、草紙は黒く腐れ落ちた。]
[前のめりの頬杖で、ふたりの舞を眺めやる。
瑠璃も瑪瑙もないけれど、
其の姿は典雅で優雅]
ああ、いいねぇ。
[笛の音、鈴の音、澄んだ歌。
蛍火2人を照らして踊る。
菊の花が揺れている。]
[舞が終わって手を叩く]
眼福だあ。
ありがとうよ、碧、琥珀の。
[酒をねだるは真理の声。
にっと笑って瓢箪を手に]
勿論だ。
存分に呑むといいさあ。
[木目の杯酒精で満たし]
綺麗だったぜえ。
[暫くぼうと眺めていたが、舞いも終わり散る人影。
白の声にゆると振り向き、幾度か瞬き笑んで]
成った。同じ驚くなら此方の方がずっと良い。
[杯咥え、くしゃりと頭を撫でる]
[次いで司棋へと、目を細め返し首を微か傾げて]
わっぱも呑むか?
[ぱしと自分の膝を叩いて呼んでみる]
[ぼんやりと2人の舞を眺めつつ。
すべて自分の術のはずなのに、妙な酔いが回りはじめ]
お綺麗でしたよ、お二人…と…も…?
[気だるさにようやく気付き]
…? な に ?
[開耶の髪の香、夜斗の変化と蛍火が絡めとり
分身たる自分へと伝えたか]
むぅ、無から花生み出せるならば確かに今頃は、良い花売りとして名を成していそうなものじゃな。
まあ言うとおりじゃ。
われらがわいのわいのと考えてみたところで、聞いてみねばわからぬか。
[言葉を肯定してふふと笑い、舞いの邪魔にならぬよう慌ててその声を潜める]
ふん、その頃には骨ばかりになっていそうじゃな。
一本腕は何かと不便ではないか。
何ぞ助けの入用な時あらば、この丈夫な二本腕もそれを助けてやれると覚えておきや。
[恩売るが如く胸を張るメイではあるが、純粋に他に人の面倒を看てやれる所を見せたいのだろう。
恐ろしげな色はもう微塵も感じさせぬ二つの黒い瞳にも素直に、いや僅かばかり余裕ぶった上からの笑みながらも、にこにこと笑む]
うん大層気に入った。
これから毎晩鳴らしてくれても文句は言わぬよ。
[舞うごとに触れられて、誘われるように笑み向けられて。抗うことはせずにその手捕らえてゆると抱きしめ]
…どうしても、僕を挑発せずにはいられないお方のようで…。
[翠の瞳に唇落とし]
[盃寄せる] [薔薇色の唇] [すぃと乾し]
[綺麗と謂われ] [濡れた碧] [弧を描く]
そうかィ、そンなら好かったヨゥ。
アタシも開那の兄さんと遊べて楽しかったしネェ。
[謡い終わる] [白の少女]
白水の姐さんも謡を有難うネェ。
なンだい、茄子の兄さんは本当に解けちまうのかえ?
[翡翠の仔猫] [林檎飴] [忘れた様子]
命の姐さんは林檎飴は気に入ったかえ?
[赤の少年] [歯切れ悪い言の葉] [瞬いて]
有難うねェ…って、司棋の兄さん大丈夫かえ?
また酔っちまったかネェ。
[1] [2] [3] [4] [5] [6] [7] [8] [9] [10] [11] [12] [13] [14] [15] [16] [17] [18] [19] [20] [21] [22] [23] [24] [25] [26] [27] [28] [29] [30] [31] [32] [33] [34] [35] [36] [37] [メモ/メモ履歴] / 発言欄へ
情報 プロローグ 1日目 2日目 3日目 4日目 5日目 エピローグ 終了 / 最新