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あ…。も、申し訳なく…
少し、表で遊びすぎまして…
その…
[赤面中]
で、今日翠の君は開耶様を喰らいますか?
お手伝いは?
おや、褒めてお呉れかィ。
嬉しいネェ。
[ニィと笑み] [くるうり] [番傘回し]
有塵の兄さんは盃はお持ちかえ?
其れとも瓢箪ごとお呑みかえ?
なンなら酌のひとつくらいするヨゥ。
[膝つき] [白い手伸ばし] [手招いて]
[桜綻ぶ夜店道。
右は懐 左は黒浴衣。
険の色持つ妖の気配、今も尽きずに付き纏う]
…嗚呼、どれもこれも綻んでおる。
やれ、真狂いしは我というか。
[くつり零るる嗤い声。
祭囃子に解け消える]
かっかっか、お前の目でなくこの己の目の事よ。
[賽の目眺めて、ゆるり笑む]
左様、呪のようだ。己もあれも気を抜きすぎたわ。
まあ暢気よのう。相棒。
常葉のあれが気が早すぎる故、丁度良いかもしらんがな。
さて酒でも呑みに行くとするか。
[カラリ、宴の方へ足を踏み出す]
――ああ、相棒。
己は明後日あたりあれを喰いにいくぞ。
さて、混ざるか止めるか、先行くか。
それとも己とお前さんも鬼ごっこのはじまりか。
お前さんは如何するだろうなぁ?
[幾度か瞬き] [小首傾げ] [頬染める少年見詰め]
おや…
[印象の変わった様子] [けれど訊ねるでもなく]
手伝ってお呉れかえ?
開那の兄さんの魂ひとつ食べたくて仕方ないのさァ。
若し猫姫様を喰いたければ其ンでも好いが、血塗れの兄さん二度も見ちまったからそろそろ我慢が出来そうに無いンだヨゥ。
[僅か潤む隻眼] [ちろり] [紅い舌] [甘露想い] [薔薇色舐め]
[やがて辿るは宴場の道。
すっかり乾いた茶浴衣揺らし、白の最中に姿現す]
[つぃと巡らす琥珀に映りしは]
……やれ、酒を忘れたわ。
[既に瓢箪空けるる姿がみっつ]
酔うは危うく、酔うは楽し…ふふふ。
気をつけよとはわらわに言わず、あまり悪戯を過ぎるなと酒や櫻にこそ言うておくれな、常磐のひめよ。
おお、いっとう好い奴か。
わらわもいっとう好い奴を、いっとう好くぞ。
そうじゃな、まことに桜の精と言い張る者のためにも命の水を酌み交わそうぞ、いざ酒の精気取り入れる宴へと。
お月さんみたいとはよう言うた…
確かに、人間も異形も関わりないかもしれんのう。
金の眼を月と思えば、月見酒。
天にあるのが雲に隠れても、安心じゃな。
ふん、有塵め。それは意地悪のつもりかや?
真は無きをあるがごとく言うて、瓢箪呼ばわりへの仕返しじゃろう。
先ほどの……?
[はて、としばし思案顔。ぐるりと記憶を廻らせて、思い起こすはその断片。]
……嗚呼。
もしや『はづき』とうわ言のように繰り返す男の声の事で御座いますか……?あれは、わたくしにも詳しいことがわからないのです。
わたくしが妖しとして現れた時、最初に口にできた言葉が『は、づ、き』の三文字だと、さる御方がおっしゃって居りましてね……。それを聞いてかの方は、面白がってわたくしを『遥月』と名付けたのです。
恋うる、恋うるといいますと……。嗚呼、はっきりとは分かりませぬ。ただ……わたくしの中で執拗に声を上げる男が、誰かを恋うて泣いて居るのやもしれませぬ。
其の恋うる相手が『はづき』の正体ならば、『遥月』というわたくしは、一体何なのでしょうね……。
[寂しげに遥月は微笑み、司棋の手をそっと取る。無言で首を横に振った時、司棋の口から聞き慣れない名を聞く。]
ハーヴェイ…タチバナ……?
異国の方の御名前ですか……?
嗚呼………
[遥月は、軽い眩暈を覚えた。]
[零れる言の葉] [途切れ] [口噤む有塵] [見詰め]
[長い睫毛] [瞬き] [小首傾げ] [常葉揺れ] [ニィと笑む]
喰児は優しいから好きだヨゥ。
でも謂った通り、アタシァ色恋沙汰とは無縁さァ。
本気も本気の鬼ごっこをしたいンだヨゥ。
[顔には僅かに朱が残るがそれを隠すように]
わかりました、では開耶様を。
夜斗をおかししましょうか?
夜斗使う使わぬはどうぞ貴女のお好きなように。
言うことは聞くように、言っておきますよ?
猫はその後、また始末させて頂きましょう。
…不味そうですが。
さて、杯。白水に貰うた清水の杯が有ったような気もしたが、何処ぞに無くしてしもうた。
出来うれば瓢ごとが有り難いが、たまには美人の酌も良いかも知れぬ。
[差し招かれれば、程近くにどっかと座る。]
相棒かい、難儀だねえ。
[にいと笑って歩きつつ]
暢気かい?
もうちょい急くほうがいいかねえ。
まあ、待てば果報の知らせありとかなんとかなあ。
[ついと眼を細めては]
ほおう。
そりゃあ聞き捨てならねぇなあ。
横から掻っ攫うかどうするか。
[顎に手をあて笑み深め]
ただ、わたくしは……
[首を横にふるり]
……恋うる相手には、決して「愛している」とは言えませぬ。
それがわたくしの運命……わたくしの身に刻まれた、因果に御座います。
それを御忘れなきよう……司棋様。
[隠される様] [見詰め] [僅か弧を描く碧] [柔らかな眼差し]
夜斗が行って呉れるンかえ?
有難いヨゥ。
蝶は未だ目醒めきらず多少は働いて呉れるがアタシァ余り身動きが取れないのさァ。
嗚呼、猫姫様は何れネェ。
さて、旨いかは判らないが、人を模る呪い使えりゃそこそこじゃないかネェ。
無きを有るが如く…か。
それも知らんでは、おまえはまっこと童だの。
[くくく、と揶揄う笑い浮かべて頭を撫で繰る。]
精気取り込む他の道とは色の道。童では分からぬのも道理か。
さて、急くかどうかは気分次第よ。
待てば果報。そういう暢気さはお前さんらしくて良いのう。
[カラコロ歩く青鬼赤鬼、
月光に浮かぶ顔、金色の瞳すいと細まった]
さて、如何するか。
己も約束ひとつあるゆえ、
横から攫われるのも面白くないのう。
[此方もすいと藍の目細める]
酒や櫻に幾ら謂おうと聞いちゃ呉れないヨゥ。
だから命の姐さんに謂ってるンじゃないかィ。
[コロコロコロリ] [また笑い]
嗚呼、いっとう好い奴さァ。
命の姐さんも盃はお持ちかえ?
喰児のおっ月さンは雲に隠れぬ変わりに目蓋に隠れるのさァ。
薄紅舞う中で月見酒なンざァ贅沢だネェ。
美人の酌…
[真理と有塵を見比べて]
長身者の酌も中々良かったぞ。
今日も黒盃にて頼んでみようと思いきや、今は居らぬなぁ。
よし、常磐のひめ。
有塵は美人の酌で飲むようじゃから。
瓢ごと飲むは、有塵の代わりにわらわがしよう。
瓢箪おくれ。
[当然とばかりに手を差し出す]
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