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良く吠える犬か。せいぜい見極めてからにせいよ?
所構わず引っ掻きにかかる猫は厄介だ。
[翡翠の頭を掴む手は更に強く、両腕振りかざそうとするメイを無理矢理に回れ右させ、出店の並ぶ道迄強引に連れ出そうと―――]
そうころころと良く表情を変えるものだ。確かに猫なのだな。
うむ。行くか…。
[くつくつ。なぜかおさまらぬ笑い声。
翡翠の頭と肩並べ出店をふらりふらりと。
店は少ないものの、酒を並べる店だけは明るく灯がともる]
[喚くメイに去る司棋]
…やれ、一体何なのだ。
[騒がしきにゆるり息吐き]
[左を揺らせばちゃぽり瓢箪が鳴る。
碧と翠、異なる双眸に瞬くか]
やれ、何ぞ面倒が有ったようだな。
[呟きひとつ。問いはせぬ]
愉しきを求めておるなら良きことか。
我には次の術は無い。
愉しき手立てならば他に聞くがよかろう。
[番傘飾る緋蜘蛛巣糸。
やれと溜息零しつつ]
[開耶に問うといれば、此方を仰ぐ赤鬼]
かっかっか。真に真。そうさのう。
あれも真なれど、過ぎ行く泡沫の夢じゃ。
祭りも鬼ごっこも派手に花散らすが良いさ。
お前さんは色も赤も派手を好みそうだのう?
[しゃなり歩む常盤の女。
差し出される杯にそこらの瓢箪ひとつ掴みとぷりと酒満たす]
宵も酔いも何時まであるか。
過ぎれば全て泡沫か。今は刹那に身を任せ飲み謳おうか。
[番傘影に隻眼灯るは碧の義眼。目を細め眺める]
子供喰らうアタシァ女郎蜘蛛かえ?
[赤鬼に小首傾げ] [揺れるは常葉か] [妖しの蛍火か]
鬼さん此方、手の鳴る方へってかえ?
アタシが鬼なら欲しい獲物は横からでも掻っ攫うさァ。
遠慮なんてェ詰まらないもンはとうに忘れちまったからネェ。
[琥珀の君] [呟くだけで] [問いは無く]
面白い事があったのさァ。
おや、開那の兄さんは次ぎの術無したァつれないネェ。
司棋の兄さん居らぬ今ならまた幻でも見せてお呉れかえ?
主、其処の瓢箪をふたぁつ。
ついでに…是に利くものは置いているか?
[片手の拳を手首で丸めくいくい、と猫の真似]
『珍しい物をお求めで。少量なら…ございますが』
なら其れを貰おう。代はこれでいいな。
[ちゃらんと銭を投げ置いて。瓢箪二つと紙に包まれた粉末を手に]
メイ。面白い物を手に入れたぞ。
其方にとっては酒より林檎飴より面白いやも知れぬ。
さて、宴も始まっておろう。
雑鬼に絡まれる前にさっさと去ぬとするか?
[紙包みは懐へ、瓢箪提げた片手。空いた手で翡翠頭の少女の手を引き引き、社への道を戻り始め―――]
[袖が顔覆う衣擦れの音。視線は白へと戻して、もれる声]
白ならなんと例える。
[笑む顔に、満足げな笑みを返し]
かっかっか、己ら物の怪裁量こそが寿命となるか。
ああ、有塵様。
修羅場はとうに終わりましたよ。
わたくし達の舞いは、如何でしたか?
御酒の肴になりましたか?
[途中から殺戮か乱交か区別がつかなくなった自身の行動など気にも留めず、有塵ににこりと微笑んだ。]
[薄い笑みに細まる琥珀]
やれ、何ぞ面倒ばかりになりそうだ。
祭りが妖の血ばかりでは主も喜ぶまい。
さて、真に狩る者なれば主に捧げねばならぬか。
なれば礫など生温かろう。
[すぃと藍から瞳背けるば、枝のひとつで影動く]
…やれ、起きたか薄墨。
刹那の内なれば暢気なことよ。
[有塵の声] [顔あげ] [番傘つぃと傾け] [覗けば舞う花弁]
[潤むは隻眼の碧] [揺れるは妖しの翠] [一つ瞬き] [ニィと笑み]
有塵の兄さんもお目覚めかえ?
[満ちる盃] [つと掲げて] [細まる藍覗き] [ニィと笑み]
[盃乾かし] [ちろり] [薔薇色の唇] [紅い舌が舐め] [瓢箪奪う]
酔いの佳い宵、折角だから返杯しておこうかィ。
刹那に遊び今を楽しまないとネェ。
面白きか。
…やれ、確か其方の面白きは我の面倒だったか。
[組む両の腕、左の下でちゃぽり鳴る]
幻なぞ見せねども、薄墨が斯様に咲いておろう。
偽りに酔うならば真に酔うが良い。
[常盤に返し右の手返す。
ひらり白を掬えば潰すかの如く握り込み]
[有塵が起きるのに上を見上げて]
そんなところにおったのか。
[何と例える、その声に]
――妾の例えも命となろう。
されど、全く同じではないようじゃ。
[寂しげな紅][それも刹那で]
[次の瞬間には][やんわり笑みを]
そうじゃな。
妾どもの裁量如何が生死を分かつことになろう。
[哄笑するは藍の鬼、くくっと唇歪めては]
泡沫の夢かあ。
つつけば割れる夢だが刹那も今だけ真実さ。
そうさあ、相棒。
赤は血肉と炎の色だ。
俺ぁ生まれも緋だからなあ。
[遠慮なんて忘れたと、常盤が片目で笑って見せる]
ははぁ、そうかいそうかい。
蜘蛛にそう謂われちゃぁ喰うが性の鬼が廃るなあ。
そんなら喰らってくれようかい。
[常盤の髪をひと房とれば、
その髪引いて口付けて]
[泉の端、返り血浴びた浴衣を洗おうと。
代えの浴衣なぞ自分で作り出すこと造作もなく。
ぶつぶつと拗ねながら]
何だよ、あんな猫に。
あぁ面白くない。
猫となんか同席できるものか。
香が香れば酔うし笛が鳴れば頭痛まで。
それに…
[ふと、脱いだ浴衣を洗おうと、ぱしゃりと水に入れば襟元の墨に気がつき」
…?何、これ…?
[青司につけられた墨の痕とは露知らず
洗い終わった浴衣を岩に蛍火へ戻し、暫し泳いで戯れている]
寝ても覚めても酒だなあ、有塵。
薄墨櫻もきれぇな紅になっちまうんじゃないのかい?
[青鬼瓢箪投げ渡す
其の様子を見遣って笑う]
遥月のありゃぁ子鬼どもも驚いたろうよ。
ははあ、アレが紅毒かい、とな。
>>265
ええい遥月め…わらわはもう落ち着いておるというのに。青司とて酒の持ち帰りを待ちわびる姿じゃ。
[遥月の、だいたい真に強き者は子鬼ごときに吠えますまいの言葉には言い返せなかったが、にこり笑まれ、鼻筋を撫でられれば聞く耳も持ち]
ふん…じゃが強き者にも緒に限界はあるからのう。
堪忍袋のそれが切れぬうちは試さぬでもないが。
>>247
おお?主と言うたか。
わらわは自由も気高さも持たぬ犬と違い、へり下り尻尾を振り、その声のままに従ったりは――
[折角の聞く耳も喰児の言葉を聞けばそのように。
だが後頭部を掴まれたままに、メイの声は社から遠ざかっていったのだった]
>>254
…ぬぅ、これこれ、何という運び方じゃ万次郎。
さきほど姫のごとく扱うそなたの態度が好ましいと言うたばかりじゃのに、それでは――…おお。
思えば宴にて酒はいつも男どもと、勧められるるひめらのものじゃったなぁ。
わらわも口にできる時が来たようじゃな。
うむうむ、礼の件も含めこれでご破算ご破算。
[頭の掴みように膨らます頬も緩め、機嫌は直る]
[細まる琥珀に、口元上げる]
愉快な事があって、少々忘れておったわ。
なぁに、主様を迎えるゆえ少々色を添えても良かろうて。
起きて咎めるならば大人しくこの首差し出そうぞ。
さてはて、己の姿、開耶はなんと見るか。
云うは易し、信ずるは己が目、
主様へ果たす通りはあれど、食らわぬ通りはどこにも在らず。
[さらりと云い、瓢箪手元から失せると
袂から赤の杯、常葉に差し出す]
頂こうか。今を愉しむ刹那の遊び、
お前さんにしかと教わったしのう。
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