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[「取って食われる」の一言にまた眉を顰め口元を尖らし]
鬼ごっことやらが始まれば無防備に寝てそれこそ殺されかねない状況ですからね。喰われ千切られてしまうのはそれこそ痛いでしょうに。ごめんですよ。
[微妙に勘違い]
[赤毛の少女へ人懐こい笑みを向け]
初めましてお嬢さん。このような所に迷われるとは。
何か忘れ物?早く元のところへ戻られた方が?
[いう傍から夜斗が近づき頭を摺り寄せている]
…おや、では君も、かな?
[そっぽを向く夜斗と少女の様子にからから笑っていると
問いかけにきょとり首を傾げる]
知らずに祭りに来たのかね。
さては甘い香りに誘われてきたか。
これは狐様の結界さ。
主様をお起しになる、大事な祭り。穢れたヒトなど入らんようにと閉じるのであるが……どうにも混ざっておるようでのう。
[すいと屈めば少女の襟元に鼻を寄せ]
ヒトの香はせんようだが、さてはて上手く化けているか。
それともお前さんはただの小鬼かどちらかのう?
[からり身を上げ笑う]
泉は常葉の少女に貸したとなれば――
[下駄を鳴らして境内へ] [月に透かせた林檎飴]
[赤い赤い其の飴に、己が瞳は更に紅く――]
――この色は、好かんな。
どうせならば蒼が好い。
[水は静かに時を流れ] [時に留まり水晶の中]
[司棋に渡した其れよりも] [聊か小さい水の珠]
飴玉に見えなくもない――甘いは甘美か。
[小さな袋に飴玉入れて] [口に含むは水晶の方]
[こくり][喉を潤して] [浮かんだ笑みはあどけない]
鬼ごっこはもう始まっておろう。
遊びほど生易しくはなかろうて。
[難しい顔をする司棋へと肩を竦め]
かっかっか。食われ千切られるか。
手足も痛いが別のところも千切られないようにな。
月はあれでなかなか艶やかだ。
酒もろくに知らぬわっぱが色香にも酔うたら大変じゃ。
[宵闇色の青年のいささか不躾な仕草にわざと渋面を作ると、]
……そういうことなら、お前さんよりこっちの子の方が向きなんじゃないのかね?
[犬のほうに目をやると、表情を戻して、懐に手をやり]
あたしかい?あたしはこいつさ。
[篠笛を取り出して、振って見せた。]
かっかっか。そのような顔をするな。
すまないすまない少々悪戯心がおきたまでよ。
[かふり、カルメ焼き咥え。
空いた手でこの子と云われた夜斗をひと撫で]
確かに鼻が利くのは此方の本分か。
[さりさりさくさく。咥えたまま食べ終えて。
取り出された篠笛にそちらを覗く]
ほほぅ、笛か。笛がお前さんの正体か?
なるほどこれは同属か。いやいやさてはて。
[結界を通しても流れてくる祭囃子。
そちらに目をやり、ふふっと笑みをこぼして]
しかし、あたしらは出入りかなわないのに、楽の音はお構いなしか。
あの中に混ざろうかと思ってここに来たんだけどねぇ。
[心の浮き立つ鉦・太鼓・笛の音に聞き惚れるように目を細める]
[ぺちりと窘められたせいか、拗ねたように青司を睨む夜斗を軽く制し]
笛?ふ〜ん…。
それが犬笛でないことを祈るよ。
夜斗がどこかにいってしまうと僕が困るからね。
その笛は、どうやって使うのかな?
[年が近そうに見えたか、やや砕けた口調で物尋ね]
[しん、と静まりかえった境内]
[居心地よさげに瞳を閉じて]
静かじゃ――
このところ、連日遊びすぎたかの?
[開いた瞳は静かな紅で]
――少々中てられたか。
本来ならば、静かに時を過ごす身じゃ。
ほんに、ヒトに関わるのは酷い毒――。
[遠く聴こえる祭囃子] [視線はどこか遠く]
[木々のざわめき身に受けて] [浮かぶ笑みは穏やかに]
[刀の手入れを終えたのち、周囲の会話を聞いたり座ったままうたた寝をしていたりと至極マイペースに過ごしていた模様]
[改めて周囲を見回すと、新たな気配]
夜店ですれ違った…娘か…。
いや、違うな。子鬼よ、子鬼。其方も閉じ込められたか。
[緋色の娘に向かって不躾に問う]
[此方を睨む夜斗の顔をちら覗き目を細める]
まあ良い良い、番犬はそのくらいで無くてはな。
[噛み痕はうっすらと黒が混じるか。
さらり顎を撫で遠くを眺める少女に習う]
ふむ。奏でてこその本懐か。
混ざりたいなら早いところ混ざり物を見つける事だな。
あちらの祭りよりも此方の祭りが早く終われば間に合うだろうて。
さてはて、己はふらりと往くか。
また後ほど飴屋か酒盛りで逢おうぞ。
[ひらり手を振り。カラコロリ背を向け何処へと*歩き出す*]
[金銀妖瞳の青年に問われると、ちょっときょとんとしつつ]
どうやってって、……笛は吹くものだろうに。
まぁ、こんな具合だけど。
[笛を口に当て、一吹き。
──ざわ──
一陣の風が巻き起こり、木々は揺れ動く。
ひときわ高い音が鳴ったとき
──パキ──
乾いた音を立てて、足元のやや大きい石が粉々に。
笛を口から放すと、ふふっと笑い]
こんなところだよ。
そういえば、もひとつ小娘の姿を見掛けたが。
あの小娘はどこへやら。
[すくと立ち上がると、袂の中で腕を組み周囲を見渡す]
ところで、子鬼よ。小娘か。どちらでもよいが。
名はなんと言う?
……我は万次郎と呼ばれておるよ。どう呼ぶも好きにするがよい。
[緋色の娘を見おろし、検分するよな目つきで名を問うて]
[閉じ込められる前に見かけた青年に声をかけられ、
自分も他の者も、互いに名乗りを上げていなかったことに気づく。]
あたしの事は蘇芳と呼んでくれればいいやね。
お前さんが万次郎さんで、他は?
[誰ともなく、あたりの者に問うた]
[ざわり]
[ふいに感じる風]
[木々の緩やかなざわめきは、刹那形を変えて]
誰ぞいたづらしておるな。
――結構結構。
[戻る空気][優しい風]
[さらさら流れる白銀の髪は闇に映えて]
[ぞろり、と墨色の衣が地を擦る。
中有を睨む眼(まなこ)が映すは己が周りを舞う花弁と……]
[さくらいろの闇。]
ああ、煩い……。
蘇芳か。見目にあった名だ。
……。
[他のものはと問われ辺りの者も少ない故]
先の青い髪の男が、青鬼。
赤い髪の子鬼は、司棋…狗の方は知らん。
…他には、どのような者に会った?
[くるり見回すも、生温く緩い風と静けさ]
[木々を揺らし石を砕いたその音に夜斗は一瞬頭を上げ、...も思わず顔を歪め。
どうやら苦手な波長を前触れなく聞いたからか]
あ、あぁ、すごいな、確かに笛は吹くだけとはいうけども…こんな…。
[気がつけば周りにいる万次郎に軽く会釈をし]
僕は司棋といいますよ。えっと…蘇芳…さん?
[苛立たしいのか憎らしいのか]
[眉を顰め、ぼそり、と呟く。]
──あならうがはし。
……煩い煩い煩い。
──疾く去ね。
直ぐに立ち去れ。
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