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[骨のみ残る開耶の扇を指して]
おれが貰っても良いか。何処ぞに埋めてやりたい。
仲間の生うて居るところなら寂しくはなかろう。
勝った方は遊ンで呉れるのかネェ。
[眼細める青鬼] [ニィと笑み返し]
[万次郎の厭味] [涼しい顔で受け流す]
そうかィ、其ンじゃ手酌してお呉れヨゥ。
[盃取る黒鬼] [気が乗らぬと謂う]
[瓢箪片手に] [とぷり] [とくとく] [酒満たし]
其ンなら一杯だけ呑んど呉れヨゥ。
こン間は幸せそうな顔してたが今日は浮かない顔だネェ。
[杯咥えたままくつくつ笑い、赤鬼の杯酒満たす]
お前さんも気の向くまま刹那愉しむか。
水のう、どうせ呑むなら同じ瓢箪が良かろうて。
やれやれ、咲くまで待つとは本当に桜の精か。
確かに無粋よ、喰らうなら花咲く待てばうまかろうに。
[有塵の言葉に頷いて]
そうか。それならそうしてやると良いさ。
[ぐっと盃握りしめ、呼ぶ呼ぶ、鳴く鳴くその双刀には手を掛けず]
―――ならば、真っ先に司棋を喰ろうて来ようぞ。
彼奴が、狩るモノ故。
…――その後に―――。
―――。
[できることがあるのか。同族を屠るのか。
それでは同じ穴の狢ではないのか、と自問し黙す。
視線は伏せられて、問い掛けた青鬼へ
ふわり
と黒靄の一部が腕を伸ばすか]
[酒満たされた杯、口に運び、]
咲かずに去んだ開耶が哀れでならぬ。
おれは彼れが何故咲かぬのか聞かぬままだった。
せめて訊いておれば、とそれが心残りで。
[くいと傾け一息に飲み干す。]
司棋……とはあの犬の童子か。
今狩人と言うたか。彼れが……開耶殺めたと?
[垂れ掛かる前髪の隙間より、片目が強い光を帯び、]
[告げたもののふ、じっと見据える。]
[有塵を見遣り]
…ああ。其方なら、開耶の良い様にもして呉れよう。
頼む。
[深呼吸一つ。
残るものさえ無かった仔猫の骸が瞼の裏を過る。
堪えない常葉にはもう言葉も掛けず
深呼吸もう一つ挟み、手酌で盃を満たす。
揺ら揺ら 面が揺れるのは風の所為―――ではなく]
哀れかどうかは開耶にしか判らぬわ。
[有塵にそっけなく告げて]
それは昨夜も聞いたわ。
――万次はその後になんとする。
[伸びる黒靄一瞥くれて、万次の目をひと睨み]
[万次郎] [司棋を狩ると謂う] [横目でちらと見遣るも] [言葉無く]
開那の兄さんは空に想い馳せ其の先にゃ何があったのかネェ。
永久の事ァアタシにゃ判らないけどさァ。
[有塵の盃干され] [瓢箪片手に小首傾げ]
もう要らぬかえ?
嗚呼、嗚呼、どいつもこいつも司棋の兄さん狙うかィ。
いっそこの場で名乗ろうかネェ。
鬼ごっこの約束果たせば其れも面白いかネェ。
勿論遊ぶさあ。
[碧をちらりと流し見る。
青鬼へ礼とばかりに杯を軽く小さく上げて見せ]
ああ、それが俺の性分だからなあ。
まぁ呑むんならそっちがいいかねえ。
酔えない酔えないと謂ってたが。
[悪戯な笑顔浮かべると]
櫻だろお?
あんな見事な紅を見せてくれたんだから違いねぇ。
枯れ木に花を咲かせましょうってなもんさ。
ありゃあ見事だった。
開那の兄さん喰ろうたは司棋の兄さんじゃなくアタシさァ。
狩ったンは夜斗だけどネェ。
[コロコロコロリ] [軽やかな笑い声]
そうしてやんな、有塵。
魂の行方なんぞ俺にゃぁわからねえが
土に還りゃあ花も咲くかもなあ。
[万次郎の面揺れ、
かたかた鍔鳴り双子剣]
思うようにやりゃぁいいじゃねぇか。
[赤鬼上げる杯に、万次睨む目すいと戻し
己の杯にも手酌で酒満たし上げる]
ああ、愉しき宵に酔いを。
さて己は刹那より巡るが性分のようだ。
やはり背中合わせかのう、赤鬼。
[くつくつ笑い]
桜かのう。
枯れ木に花を咲かせるは誰の灰か。
さてはて空に想い馳せか。
幻でなく、咲くあれを見てみたかったの。
背中合わせかあ、まったくだ。
違うから面白えのさあ、青鬼。
[笑って杯をすいと干し]
さあて、灰かもしれねぇし泪かもしれねぇ。
どんな色の花が咲いたんだろうなあ。
見る術はとうにねぇがな。
生めりゃ桜の咲くンなら、土に灰混ぜ、泪をかけて、根に抱く躯は何処かネェ。
[赤鬼の視線] [受け止める双眸] [僅か弧を描く]
嗚呼、楽しみにしてるヨゥ。
[其れきり口を開かず] [赤鬼青鬼の鬼ごっこの時は*足を運ぶか*]
そうさのう、茄子色の鬼は未だ見たことないの。
ああ、同じもの等無いから面白きかな。
唯一無二の百の鬼の宴かな。
[藍の目細めて杯干し]
灰か泪かそれも今では判らぬよ。
咲くも咲かぬも散れば終いか。
茄子、茄子なあ。
[くつくつ笑って愉しげに]
俺も見たこたぁねぇなあ。
どいつもこいつも違う面、
百鬼夜行のお出ましってな。
[樹の幹凭れて櫻を見上げ]
咲かずに散った
このはなさくやびめ、ってかあ。
春だってのにねえ。
[夜風も今は冷たくない。
*赤鬼は血の宴を待ち望む*]
ああ、茄子だ茄子。
[さらり顎なで、赤鬼の金色眺めて苦笑する。
はらひらり、またひとひら桜雨]
春だと云うのになぁ。
ふゆの夢でも見ておったか。
[ゆるり、目を閉じ風にはためく黒の浴衣。
月上る桜の下で*何想うか*]
[昨晩見た四季の幻]
[描いてもらった墨絵の蝶]
――青司、か。
[出会う全てを恋うてきた]
[別れの度に寂しさ抱え]
[喰って殺して泣き濡れて]
[関わることを毒だと避けた]
巴……汝れは妾を毒だと思うておったか?
妾は汝れを毒だと思うたが、毒ではないのかもしれん――。
[揺ら揺ら揺れる水面を眺め、小さな声でぽつりと呟く]
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