37 Monster in the Carnival
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お尋ね者 クインジーは、眼を細め、*午睡の中に沈んでいく。*
2007/03/30(Fri) 13:03:03
墓守 ユージーンは、メモを貼った。
2007/03/30(Fri) 13:46:16
[びょうと風巻き、花嵐奔る。]
開耶、開耶……ッ。
[乱れて乱れて、色づく林を駆け抜ける、]
[墨染めの袖棚引かせ。]
(117) 2007/03/30(Fri) 14:13:14
[酒を求めて社出て、見知ったる人妖探そうか、それとも小妖ども脅してたかろうか、]
[思案しつつ、ふらりふらりと歩き居れば、一際強き桜の香。]
[これ開耶かと香頼りに尋ぬれば、]
[──あな無惨]
(118) 2007/03/30(Fri) 14:33:34
[──それが先刻の事、]
……何故に開耶が、
開耶があの様に、
[問えども応えはある筈も無し。]
(119) 2007/03/30(Fri) 14:37:09
[涙落つるが如く、杜の桜の木々たちも]
[朋輩悼みて花散らす。]
代われるものならば、おれが、
開耶は未だ咲いて居らぬと言うに……!
(120) 2007/03/30(Fri) 14:42:21
[見上げれば今日もうららかな春の陽、]
[高く青き空見えて、]
(121) 2007/03/30(Fri) 14:50:34
お尋ね者 クインジーは、暢気に木の上から下界を眺め。
2007/03/30(Fri) 14:56:01
のう、開耶。
おまえの今見る夢は刹那か永遠(とわ)か──?
[じっと天を見上げて*立ち尽くす。*]
(122) 2007/03/30(Fri) 14:57:25
墓守 ユージーンは、メモを貼った。
2007/03/30(Fri) 14:58:14
修道女 ステラは、メモを貼った。
2007/03/30(Fri) 14:58:44
墓守 ユージーンは、メモを貼った。
2007/03/30(Fri) 14:59:16
酒場の看板娘 ローズマリーは、メモを貼った。
2007/03/30(Fri) 15:03:56
お尋ね者 クインジーは、メモを貼った。
2007/03/30(Fri) 15:04:29
お尋ね者 クインジーは、メモを貼った。
2007/03/30(Fri) 15:04:56
墓守 ユージーンは、メモを貼った。
2007/03/30(Fri) 15:12:52
お尋ね者 クインジーは、メモを貼った。
2007/03/30(Fri) 15:24:48
墓守 ユージーンは、メモを貼った。
2007/03/30(Fri) 15:32:40
酒場の看板娘 ローズマリーは、[カラリ] [コロリ] [晴れの日] [番傘差し] [下駄の音連れて]
2007/03/30(Fri) 15:38:04
――…ほう
[櫻散る散る、花嵐]
誰ぞ泣いてるのかねえ。
有塵か、琥珀のか。
(123) 2007/03/30(Fri) 15:40:53
[春の風] [赤黒に染まる袂揺らし] [常葉色攫う] [舞う花弁]
[見上げ眇める双眸] [潤む碧] [底無しの甘い闇] [孕む漆黒]
泣くよりゃ笑って遊びたいネェ。
[風に乗る声] [振り返らず] [片手に瓢箪] [花嵐舞う空仰ぎ]
[紅い番傘] [張り付く花弁] [見えぬ蜘蛛の巣] [囚われる櫻か]
(124) 2007/03/30(Fri) 15:50:19
そうだなあ。
愉しい方がいいさあ。
[声に答えて空を見た。櫻の花が舞い上がる。
宙で揺れる花びらそれは
蜘蛛の捕らえた蝶の羽]
(125) 2007/03/30(Fri) 15:58:35
酒場の看板娘 ローズマリーは、メモを貼った。
2007/03/30(Fri) 16:01:17
赤鬼さんは愉しいかえ?
[ゆらあり] [春風に流れる様] [振り返り]
[番傘の向こう] [見上げる赤鬼] [紅い髪も風に乗り]
宵にゃ青鬼と遊ぶンなら景気づけに酒でも如何かえ?
[白い手掲げ] [ちゃぷり] [瓢箪揺らす]
(126) 2007/03/30(Fri) 16:07:03
愉しいさあ。
呑んで花見て喰って。
それに今日は相棒と死合いができるからねえ。
[にいと笑みで碧を見]
ああ、そりゃあいいねえ。
ひとつ頂こうかぁ。
(127) 2007/03/30(Fri) 16:17:46
そいつァ何よりさァ。
[笑む赤鬼] [誘う様に流し目ひとつ] [其の場に膝つく]
[瓢箪置き] [袂探って] [木目の盃] [取り出して] [ニィと笑む]
(128) 2007/03/30(Fri) 16:27:09
おう。
[櫻吹雪の只中を 歩いて常盤の傍へ行く。
木目の杯見ては笑み]
今日は俺が酌してやろうかあ。
(129) 2007/03/30(Fri) 16:36:33
其ンならお願いしようかネェ。
遊んで帰って来られたら返杯でもしようかィ。
[薄紅の嵐の中] [一際紅い赤鬼]
[瓢箪渡し] [すぃと盃差し出して]
有塵の兄さんにゃ酌し損ねちまったが今日も呑んでおいでかネェ。
(130) 2007/03/30(Fri) 16:45:05
[眼を細めて上機嫌、
瓢箪手にして持ち上げて]
そいつぁ楽しみだ。
[木目の杯に酒注ぐ]
有塵なあ、
酔って寝ちまうなんてガキみたいだなあ。
[笑いは何処かからかう様]
呑んでるんじゃねえかあ?
花嵐の涙酒、なあんてな。
(131) 2007/03/30(Fri) 16:52:38
[浴衣の合わせを直し、離れ際暫く黒の蝶に手置いて。
ゆると笑めば泉を後にカラリコロリ下駄鳴らす。
振り返らずに歩む道。
はらりひらり舞い散る桜。
何故か涙思い起こさせ、一時空を見上げる]
(132) 2007/03/30(Fri) 16:59:07
[満ちる盃] [口許引き寄せ] [ひと舐め]
[からう様笑う赤鬼] [すぃと横目で見遣り]
涙酒かィ。
泣きながらでも酒呑むなンざァ子供なンだか大人なンだかネェ。
喰児が消えちまったら有塵の兄さんはまた泣きそうだヨゥ。
(133) 2007/03/30(Fri) 17:00:28
冒険家 ナサニエルは、カラコロリ、酒でも買うかと露店に向かいかけ――
2007/03/30(Fri) 17:03:21
[流し見られて口の端上げて]
さあ、
アヤカシにゃぁ子供も大人も関係ないのかもなあ。
[ついと見上げる櫻の木、
冬は越せぬと有塵は謂った]
泣かれるか。
いけねえや、どうにも泣かれるのは苦手だぁ。
こりゃそうそう消えられねえか。
[何か思い返すよう、
瞼をおろして酒を干す]
(134) 2007/03/30(Fri) 17:08:22
[物陰、憶えのある桜の香。
有塵の姿に其方歩み寄り]
[散る桜と残る香と、裂かれた着物に黒の浴衣]
……開耶か。
[残る花びら掬い上げ]
あれも桜の精であったか。
(135) 2007/03/30(Fri) 17:10:08
さァてネェ。
[すぃと盃乾し] [瞼降ろすに] [小首傾げ]
なンぞ、想う処でもおありかえ?
(136) 2007/03/30(Fri) 17:13:31
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