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俺みたいなごついのが舞っても誰も喜ばねぇだろうよ。
舞っつうかただの祭りの踊りになっちまわあ。
獅子舞でもやってみるかねぇ。
[櫻舞う、ひらひら花弁 扇が揺れて琥珀は薫る]
見事なもんだ。
いいねぇ。これはいい。
[鮮やか艶やか花の舞
漂う香りに酔いながら]
店主が泣いちまうか、違いねぇ。
冷やかしが愉しいか、そいつぁ同感だ。
ちぃとずつでも取れるよう気張るとするさ。
物足りないとか、青鬼が聞いたら泣くぜぇ。
それとも笑うかな。
[ふふふと笑う、ひらりと櫻]
[舞う花弁] [白の手伸べ] [触れるは叶うか] [叶わぬか]
嗚呼、とても気に入ったヨゥ。
[凭れる桜] [潤む碧の] [訳は何処か]
[纏う色香も] [桜色] [瞬き] [ニィと笑み]
抗えば辛いのも無理は無いさァ。
アタシァ幻だって構いやしないからネェ。
[赤鬼笑えば] [碧鬼も笑うか]
獅子舞たァまた雄雄しいネェ。
林檎飴も喰児の芸も楽しみだヨゥ。
茄子の兄さんは呆れるんじゃないかえ?
あン人はアタシの顔を見ては良く溜息を吐いておいでさァ。
ははぁん、別の意味ねぇ。
さてどうだかな。
[にやり唇ゆがめた後で、
ぱんぱんぱんと手を叩き]
見事、見事だぜ。
そういう芸かい、いや術か。
愉しいねえ、ありがとうよ琥珀の兄さん。
俺ぁこの香りは好いと思うがね、
司棋のやつには刺激が強かったのかぁ?
[幻の花弁へ手を伸ばし、
はじく様な真似をする]
雄々しいかい、舞よりは性に合うだろうさ。
そいじゃぁ見繕ってこねぇとなぁ。
[1人で舞うなら小獅子だなぁ。
1人小さく呟いて]
林檎飴を獅子舞が届けてやるさぁ。
呆れ、呆れかあ、それもあるなあ。
なんだかんだで満更でもねえんじゃないか、相棒は。
[悪戯笑みを浮かべつつ]
[差し伸べる常盤の手。
弾こうとする隻眼の指]
[華は所詮幻、すぅるり擦り抜けて]
気に入ったのならば良い。
無意味に苦しませるは好まぬ。
[さて、いつ消すか。
今暫くと思うのは何故か]
[開いた扇、花弁を掬うように差し伸べて]
[乗るはずも無く擦り抜け落ちていく]
抗えばか。
司棋には見せた幻が良くなかったか。
[常盤の言。
白金の狐の伝言を見せたと思い出せば結論はそれ]
[歪む隻眼の言に目は細まり]
…其方は言葉遊びを愉しんでいる様子。
まともに取るが間違いか。
[ひらりひらり]
[落ちる花弁を迎えに揺らめく扇は。
見様には舞いの一節にも映ろうか]
[花弁は指をすり抜ける。
面白そうに眼で追って辿ったその先琥珀色]
言葉遊びか。
俺ぁいつでも真面目だぜえ?
[頬杖ついて笑顔のままで
金の瞳を細らせる]
今宵の宴は賑やかそうだネェ。
獅子の運ぶ林檎飴は特別に美味しそうさァ。
[すぅ] [透ける花弁] [見詰める碧] [矢張り潤んで]
[揺れる双眸] [赤鬼の金色へ向け] [僅か弧に笑ませ]
アタシに絡まれる奴ァ、大抵が呆れて諦めるのさァ。
喰児みたいに構って呉れる方が珍しいンだヨゥ。
[はらり] [ひらり] [赤鬼と碧鬼] [合間舞う花弁]
[幻術の主へ] [顔を向ける] [艶やかな笑み] [微か儚く]
司棋の兄さんは鼻が良いみたいだし、其れも原因かネェ。
こんなに綺麗なのに苦しむ訳が無いじゃないかィ。
[細まる金。
宵闇の三日月を思わせるかの如く]
そうか。
ではそういうことにしておこう。
[すぅと伸ばす腕。
その先に在る扇は微かな音と共に閉じられて]
[ぱちん]
[閉じきれば薄まり行く香。
次第に幻も解け消え逝く]
嗚呼、鼻が良い者にはきつかろうな。
それは悪いことをしてしまった。
[扇はすとんと懐に収め]
…綺麗と思われるならば幸いに。
ちぃと遅くなるかもしれねぇが
獅子舞で運んで見せるぜ。こんな風になぁ。
[大きな掌動かして、
獅子の口の動きを真似る。
潤む碧、見て笑んで]
呆れて碧を袖にするなんざ勿体ねぇ。
俺が珍しいんじゃねぇ、見る眼がないやつが多いんじゃねぇか?
なぁんてな。
[ぱちんと鳴る音小気味よく
扇が閉じられ櫻が消える。
最後の一片掌に捕まえるように握ってみせて]
そういうことにしといてくれや。
良いもの見せてもらったぜ。
何か礼をしねぇとなぁ。
司棋の兄さんところの夜斗もさぞ辛かろうってネェ。
[消え逝く桜] [瞬いても] [碧は潤んだ侭]
なんだい、もう仕舞いかえ?
でも好いもンが見れたヨゥ、有難うネェ。
司棋の兄さんの居ない折にはまた見せと呉れヨゥ。
[赤鬼の] [大きな手] [動く様] [見守り]
[やがて何時もの] [碧の双眸] [ニィと笑み]
見る目が無い奴が大半たァ寂しいネェ。
喰児は構って呉れるから其の分寂しさ消えて嬉しいけれど、アタシァ気が短いから林檎飴は出来るだけ早く頼むヨゥ。
[握ったところで後には何も残らない。
幻は刹那に消える]
その言葉で充分。
我は最初から見返りなぞ求めるつもりはない。
[流すように着ていた浴衣。
僅か肌蹴けかけるのを簡易に直す]
[潤んだままの碧。
ひとつ頷いて]
あまり長くは持たぬ。
長すぎては戻ってこられなくなるやもしれぬしな。
幻は偽り。
次は真に咲くのを愉しめば良い。
[カラリコロリ 遠巻きに眺める柳の輪]
[橋にかかる墨色は 半日立てばさらさら風に舞い
水の音の向こうに消える]
……また逢おうぞ。
[くるり橋に背を向けて 空気がゆらめく
ゆらり 御狐の姿。
現れる姿にゆるり、男は深々と面を下げる]
[告げられる言葉。
空気に解ける御狐を見送る藍は。
静かに瞬き、空を仰ぐ]
[開いた掌何も無く、残り香だけが漂った]
言葉だけで十分かい、
慎ましやかだねぇ、琥珀の兄さんは。
まあ何だ、そのうち俺が勝手になんか持って行くかもなぁ。
何せ初物見せてもらったわけだしな。
[ひらり手を振り余韻を味わう。
次に咲くのは真の花。真理に視線を投げてよこして]
埋もれた花を見つけられない奴らは不幸だぜえ?
皆もっと眼を鍛えるべきなのさ。
林檎飴は赤鬼青鬼に任せておきな。
[不意にすっくと立ち上がり]
獅子舞の頭でも探しに行くとするかあ。
あんな綺麗な櫻見せられちゃあこっちも気合入れないわけにはいかねえからな。
また夜に呑むとしようぜ。
かっかっかっかっか。
良いだろう。良いだろう。
[藍の瞳は細く細く]
――主様それが己の罰か。
良かろう良かろう、
赤にでも黒にでも如何様にでも染めてみせようか。
しかしそれも気分の内だがよかろうて。なぁ?
[カラからカラ 鳴る下駄。笑う声]
[林檎飴ひとつ手にふらりと何処へ行くか]
長く持たぬは惜しいネェ。
戻って来なくとも好いのにさァ。
[刹那] [遠い碧] [瞬き] [戻る] [桜の幹に身をもたせ]
[浴衣を直す様] [見詰め] [こつり] [頭を幹に寄せるか]
偽りも真も如何でも好いヨゥ。
でもこン子が咲けばきっとまた楽しいのだろうネェ。
[赤鬼の言葉] [コロコロコロリ] [笑う声]
アタシにつれないは気の毒だと思っておくさァ。
赤鬼青鬼に今宵は可愛い犬っころまで居そうだしネェ。
往くンかえ?
獅子舞も楽しみにしとくヨゥ。
…求めたところで何も得られはせぬ。
それを知ったまでのこと。
無理に用意せずとも良い。
賛辞の言葉が最大の礼だ。
[直す浴衣は所詮簡易。
僅か乱れたままも気にせずに]
幻も無きに独り幻を漂うか?
刹那の愉しみすら消え失すぞ。
[つぃと向かう視線。
幹に頭を寄せるを見れば、琥珀を細める]
[そうして立ち上がる隻眼に]
嗚呼、往くのか。
また何れ、恐らく会わぬことはあるまい。
おうよ、今宵は賑やかになりそうだぁな。
[ひらひら手振り歩き出す。
カラコロなるのは誰の下駄]
鬼さんこちら、
手の鳴る方へ……
[低く歌うわらべ歌、*雪洞の間を縫って溶け*]
[泉から離れた桜の木の影。ふらり姿を現す]
かっかっか。なんぞ皆で水浴びでもしとったか。
おやおや昨夜に無い顔。お初にお目にかかる。
まだ見ぬお仲間はちらほらおるのかのう。
[幹に頭寄せた侭] [碧の眼差しだけ] [すぃと琥珀へ移り]
枯れぬ華は詰まらないネェ。
けれど咲き乱れる桜が散り逝き続けるなら好いンだヨゥ。
刹那よりも望むもンが其処にはあるかも知れないのさァ。
[謡う赤鬼の背] [ひらり手を振り] [笑い] [現れる青鬼]
人が多くて水浴びが出来ずに難儀してたところさァ。
逢ってない奴ァ判らないけれど、未だ居るかもネェ。
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