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[足が向いた。祭囃子。呼ばれたように]
[ふわ]
[風邪が掠める。翡翠の髪が横切った]
刹那を楽しむ者が多く、か。
まじないが解けたならなんどきでも楽しむことは出来ように。
嗚呼、退屈だ…。
[袂の中で腕を組み、夜店を見て回る]
[カラン] [コロ]
[キン...]
「二枚が四枚...四枚が八枚...八枚が...さて」
[はらはらはら]
[視線の先には居合い抜きの見世物。鼻で嗤い遠巻きに眺め]
あれしきで楽しめるというのか。くだらん。
一体が二体に...二体が四体に...四体が八体に....
さて、八体は…?
[真似て呟き、冥い笑みを浮かべた]
[ふらり]
流れ者 ギルバート がきたらしいよ(9人目……だったかなあ?)。
[ふぅわり。
譬えるならばそれはそういう音で表されるだろう]
やれ…賑やかなことだ。
我は未だ咲けぬままというに…
[灯の陰から歩み出す歩。
風に揺れる髪は仄かな香を散らす]
[その姿には合わぬ、微かな甘い香]
[喧噪の中でも何かを感じるは、異形の性(さが)]
また一人、二人…。
それとも…一匹、二匹か。
[ぐるり、見回せど姿は見えず]
[地を滑るよう進む草鞋は僅かな音だけを残し。
離れた後には擦れた跡すら残さない]
[風に流されるかの如く。
どれもこれも目に留まらなかったが]
[流れる足が止まる]
[それは何に惹かれてか]
[ゆぅるり、頭を下げる。
何かを捜すかのように視線を巡らすその姿に]
[カタカタ カタ]
[脇に差した双刀が音をたてる。優しげな視線を向け]
やってみたいか?…そうだろうな。
只の見世物では、お前達が穢れるだけだ。堪えろ。
その内に…まじないが解けたら…好きにするがよいよ。
[居合い抜きの見世物から離れ、離れ]
[カランコロ カランコロ...狩らん頃...狩らん
下駄の音が言葉に聞こえてくる]
ふぅむ。
[目の前に現れた姿に眼を細め]
先の気配は其方に違いないようだ。
頭なぞ下げるのは…人真似か?
[香りを放つ影に、くつくつと嗤う]
[嗤い声。
上げる顔に浮かぶは笑みの色]
そうさな…人の傍に在り過ぎたやもしれぬ。
とは言え…それは我の望むところではなかったが…
[すぅと離れる視線。
巡るは周囲の光景に]
祭りも人世のものと見紛うばかり。
このように騒がしいは人で充分というに…
[嗤い声が消える。数度瞬いて、満足そうに笑み]
其方は今の姿が不満なのだなあ。
刹那を楽しむ者どもとは…異なるらしい?
ふ。祭囃子にも目を惹かれぬか。
…それでこそ。
どうにも、人世に毒された輩が多くて困って居た所だ。
望みは絶たれたわけではないらしい。
[楽しげにくつくつと]
不満だな…人は好かぬ。
[落ちる息は地に触れる前に風に攫われ]
祭囃子なぞ聞き飽きた。
我は静かが良い。
なれど…
[目を細める。
それは笑みではなく嗤い顔]
…残念であったな。
我は刹那の者。
永久でも在るが、それは何れの目にも留まらぬ。
ならば…
[祭の灯りから離れた木立を見上げ]
社へゆくと良い。彼処だけは、静寂が満ちる。
櫻には囚われぬようにな。
…
……
………?
刹那であろうと無かろうと、同族は同族。
而して。
其方の在り方など知らん。我は関知せぬ。
[分からぬことを口にする相手に無表情に返した]
[向かう視線。
追えば静寂の内に在るだろう木立]
社か…静かは良い。
[微か、零れる嗤い声]
…そうか。
やれ…我は人に毒され過ぎているようだ。
他が我に向ける感情が気になるとはな。
良い場所を教えてくれたことを感謝する。
また何れ、会うことがあれば。
[ふぅわり。
姿は風に乗るように*闇へと消える*]
お嬢様 ヘンリエッタ がきたらしいよ(10人目……だったかなあ?)。
[歩くにつれ、笛・鳴り物の音がだんだんと近づいてくる。
足を止め、懐から取り出したは、一本の笛。]
はぁん、祭りかえ。あの中にこれで入れてもらえたらいいが、
……どうしようかね。
向けられる感情を、想いを気にするのは其方の勝手。
むしろ、我が気に掛けないことこそ異常なのやもしれず。
…そのようなこと、誰にも解らぬよ。
[消えた姿のあった場所へ低く呟く。聞こえていようと居まいと]
[狩らん殺…カランコロ…移動する下駄の音は血に飢えて。
また一つ気配が増えたことに首を捻り
人混みに*消えていった*]
[下駄の音が遠ざかる。薄闇の中、二本差しらしき姿を見つけ]
三一(サンピン)か?浪人?
……いや、あたしと似たようなもんだね、あれは。
[遠くから、あるいは比較的近くで感じられる気配は、自分の輩のものばかり。
ふふっと笑みをこぼすと、笛を口に当てる。]
……お仲間連ばかりなら、遠慮することもないやね。
[息を吹き込み、奏でる音色は人の世の楽とは似て異なる響き。木立が、
──ざわ──
とひとつ揺らぐ。
それを知ってか知らずか、無心に娘は
高く、低く笛を*鳴らし続ける*]
[遠くに聞こえる祭囃子、慣れを通り越し、眩暈を覚え始めた頃。
また増えた気配へ軽く頭を上げた夜斗へ]
また…増えたな。…物好きな輩も多そうな…。
ここまで増えると寧ろ故意ではと疑わしい。
さて、どう転ぶやら。
[瞳の蒼は一瞬だけ、深さを増し。一瞬遠くに感じた殺意へにやり口端を上げると]
近々面白いものも見れそうだ。
その時はお前も好きにすればいい。
お尋ね者 クインジー がきたらしいよ(11人目……だったかなあ?)。
[それは大きな御神木、
風に揺られる緋色が1つ。]
おうおう、楽しそうなことやってんな。
祭りだ祭り。
[片膝立ててにやりと笑う。]
さっき居たのはヒトの子か。
こりゃまたなかなか稀有なことで。
なかなか旨そうだったがな。
[地上の様子を見下ろしながら
低い声でくつくつと]
兄ちゃん、俺にも1つくれや。
[祭囃子を見下ろして、
露天の店主に声掛けた。]
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