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[にこり微笑まれ、手を握られても振り払うことはせず。
意図してか、そうでないのか、きゅっと手を握り返し]
水…が…帰りたがってる…泉…行かないと…
[夜斗を呼ぶほど、頭ははっきりとはしないけども
妙な安堵を持って遥月に引かれるままに]
――司棋の手を取り、泉へと――
……白水様。白水様。
いらっしゃるのでしょう……?
[狩らんとす鼓動を抑え、標的の名を呼んだ。]
[犬の童子が消え失せて後、さてどうしたものか記憶(おぼえ)が無い。]
[気が付けば、林の中にて倒れ居り、]
……そうか。おれは。
[落ちた枝でざっと地を掘り、開耶の扇をそこへ埋める。]
すまぬな、開耶。喰児のことにすっかり気が行って、危うくおまえのことを忘れるところだったよ。
……薄情な話だ。
[薄く唇歪め、それのみを言い置いて去る。]
[泉に着き。水の球と泉の水が共鳴し。
白水の術が解けたのか、僅かに自己が浮き上がり。
己の手をとる遥月を見止め]
あ…?は…づき……?
[一瞬、怯えの色を瞳に浮かべ。]
遥月――生きておったか。
万次郎が妖しというから捨て置いたものを……
――邪魔するのなら汝れも狩り取る。
[誰かがいなくなるたびに]
[寂し寂しと泣いていた面影は露ほどもなく]
[冷たい冷たい氷の笑みで]
[人形のように相手をみやる]
司棋からか、遥月からか――
先に逝きたいのはどちらかのう?
[集う影の無くなった宴の席。]
[果たして今は幾たりが残って居るのか。]
[ゆらゆらと足許些か乱れて、墨染めの衣現れる。]
……すっかり遅くなった。今宵は如何だ。
………いいえ。
わたくしは、司棋様と共に在りましょう……
[白水を横目で見やり、司棋に口づける。]
司棋様。さぁ……いきましょう。
わたくしの魂は、貴方様のもの。わたくしは貴方様を決して裏切りませぬ……
[再び白水に視線を向けて――]
……狩られるのは、貴女様です。
[道具箱から紅を取り出し、白水に向けて投げた。]
毎夜騒がしく居ったものが……随分と減ったものだ。
今宵はおれとおまえだけか。
もう他には居らぬか。常盤の女君は何処だ。
[大儀そうに腰下ろし、]
酒をくれぬか。体が冷えて敵わぬ。
随分と見くびられたものじゃのう。
[右手の指先印を描き]
[眼前に派手な音をたてて水柱があらわれる]
[紅は清浄な水に散らされて]
[おさまる水に緋色の煌めき]
わっぱ一人と妖し崩れに何ができる?
ここはわらわの聖域――逃がしはせんよ。
[遥月にそう語りかけつつ覚醒間もない司棋に]
[かるぅく投げた水飛沫]
[女にとっては水かけ遊び][受けるものには鉛の弾丸]
[『裏切らぬ』の言葉とともに降る口付けに目を見開きながら蒼い瞳に色が戻り。また、以前の己を取り戻したか]
…はい。では、僕は為すこと為すといたします。
[また一陣の風吹き起し、目の前にまた黒い狼]
白水様。貴女に恨みはありませぬ。
しかしながら。今は貴女様を狩る理由が出来ましたゆえ。
死んで、頂きまする。
もう六つを数えるまでだからぁなあ。
片手の指に、1つあまり。
碧か、どっかで子鬼と遊んでるのかねえ。
其のうち来るだろうさ。
[くつくつ笑い眼を細め
有塵の方へ瓢箪寄越す]
ああ、そうかもなあ。
愉しそうだな、喰児。
……常葉の女君とやはり闘うか。青司の様に。
[眸半眼に開き、思いに沈んだ面持ち。]
そう言えば先程、あの司棋とか言う犬の童子。
万次郎が狩る者と言うておったあれに会うた。……矢張り誠に人の様であった。
嘘か誠かは分からぬが、誰ぞ仲間の居る口振りであったよ。
[緋の鬼より瓢箪受け取るその手は微かに震える。]
[それでも取り落とすことは無く、水飲むように呷って長く息を吐く。]
[蒼い面に幾らか生気が戻る。]
[水飛沫、顕わした蛍火と相殺し]
逃がさぬのはこちらの台詞、骨まで喰らってくれる
わっぱと見ゆるも狩る者をゆめゆめ侮って下さいますなよ?
[夜斗に飛び乗り、風のような速さで水面を駆け抜け、白水の間合いへ。夜斗は肉食いちぎってくれようと]
「妖し崩れ」……ええ、確かに。
元よりわたくし、ヒトの身変じて妖しと成った者……
そのような言葉、屈辱とは感じませぬ。
其の言葉こそ、今のわたくしには「誇り」……!
[月に向かって跳躍し、白水の脇へと――距離を置いてヒラリ舞い降りる。]
ああ、そうさあ。
相棒との死合いも碧とやりあうかどうかっていう先行での奪い合いだったからなあ。
[黒い髪の合間から眼のいろが見え隠れ]
ほおう、そうなのかあ。
さっき見たときゃ心此処に在らずってぇ感じだったが。
万次郎の術は本物だったってぇことだなあ。
仲間か。
1人じゃあそこまでずたずたに出来ねぇだろうよ。
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