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[2人の足元に頭を摺り寄せる夜斗へ小さく笑みを浮かべ]
夜斗がなつくのもまた珍しい。
どうか一つ頭でも撫でてやってくださると。
白水様と青司様、心得ました。
お2人のお名前、並べて拝見すればまた綺麗な色を為しますな。
しかし白いお方へ黒い蝶とは。
ではその御髪に黒い華も髪挿(かざ)しましょうか?
[望みのものが、の問いかけに]
はて…どうせ消えてしまうものに望みなぞ…
[やや考えた後]
では一つ、新芽吹く柳の枝を所望します。
輪として橋にでもかけておきたく。
[少年に視線を這わせ、小首を傾げ]
結界のせい……か。
汝れの分身が見えるのも、呪いが解けぬのもそのせいと。
見(まみ)えたことが稀少であらば、可笑しと思え――。
[寄り添う夜斗へ言葉を切れば、薄い笑み。]
汝れは良い子じゃな。
[少年の言うように、優しく頭を撫でてやる。
視線は夜斗へ向けたまま]
黒い華か――髪挿してくれるか?
白に翳す黒は、蝶同様映えるじゃろうか。
[深い笑みは少年へと向けられて。]
書生 ハーヴェイ がきたらしいよ(7人目……だったかなあ?)。
[此方より聞こえる祭囃子。
ふう、とひとつ溜息をつき、彼は紅い鳥居をついと見遣る。]
参りましたね。こう賑やかでは。
わたくしの日課を邪魔されましては……。
だから祭というものはいけないのですよ。
そこらじゅうに気配がおられます故。
[彼はついと指先を虚空に向ける。着物の裾からそっと青白い手首が覗いた。]
ほうら、ここにも、そこにも。
[白い指は、己の紅い唇にそっと触れた。]
[赤い瞳と視線が合う]
その通り。咲いてこその花ゆえ春の訪れが待ち遠しい。
うむ。似合うから良い。
[白い指先に止まる蝶、ひとつ頷いていると
足元に寄る犬にくすぐったそうに目を細めた]
さてはて、同属の香のせいか。こそばゆいな。
結界のおかげでこうして犬を見れるのだ。狐様にも感謝せねばな。
[筆を咥え、懐く犬の頭を撫で耳の裏を掻いてから、
飼い主の言葉に頷き、筆を持ち直す]
では、そのように。
[白い紙を一枚二枚と並べる。筆を勢い良く走らせればふぅと息を吹きかける。ふわり紙から離れる枝をはしと掴んで、司棋へと差し出した]
もって半日ほどだ。煤に還れば掃除をしに行こう。
[髪挿す華を暫し考え]
かしこまりました。
では、少々失礼を。
[ふぅわり、蛍火乗せた指先が
白い少女の耳元に軽く触れ。
刹那、夜の空より深く黒い一輪の華が咲く]
やはり白には黒が似合う。
夜斗を撫でてくれたお礼も兼ねて。
此の華を散らすかは貴女次第。
儚さを求め散らすも、人妖らしく摂理にそむくも意の如く。
[藍に向けた笑みは少しあどけなく]
――矢張り、今の状態も悪くない。
咲いてこそ花、か。
[黒の蝶を指にとらえ、足元には夜斗。
少年の指先が触れるのに瞬き、咲いた華に微笑を。]
妾が撫でたくて撫でたのじゃ。
礼などいらぬが――華には礼を。
折角の贈り物。
散らさぬように、心がけよう。
[心なしか愉しそうで、嬉しそうで。
白に咲いた黒へと*手を添える*]
[黒一色の柳枝、眼を凝らせば墨の濃淡が絵に風情を添え]
ありがたく拝領を。
煤となっても掃除されるには及びませぬ。
川の流れがまたどこかに運んでくれるでしょう
柳輪は古来より再び相見える象徴、貴方方とまたお会いできるようにと輪にいたします。
しかしてこのような所に長くいるも気が進まぬ。
輪を散らしあるべき所へ戻れるようにと呪いを。
……ああ、そうでしたね。
[唇に指先を寄せたまま、白い首をそっと横に傾け、再び視線をまっすぐへと戻す。]
皆様にとりましては、この祭囃子は佳きこと。
心躍る拍子であるというお話。
わたくしの秘め事など、みなさまの「佳きこと」には何の関係もございますまいて…。
[指先で隠れるよう溜息をひとつだけこぼす。刹那、逡巡した後……彼はそっと歩みを進めた。]
成る程、川へ流れ何れ海でも着くか。
己も何れ本懐を遂げて風に乗り海へ行くか。
[硯に残る墨に息を吹きかければ墨は煤に還る。
袂に一式仕舞い込み、浴衣の合わせを直して立ち上がる]
そうなる様、柳輪に己も呪いを託そう。
[青年の手の中の柳を見下ろし、願いを込めるようにそっと撫でる]
なぁに、主様が起きられれば
このような所にいつまでもおるまいて。
気が進まぬよりも偶の祭りを楽しむと良いさ。
[青年の肩を叩き、カラコロ下駄を鳴らして*境内を後にした*]
[青司の言葉にまた小さく笑い]
いえ、愉しむものがあるのなら身をおくことに否やはありませぬ。
今はまだ、離れようとも思いませぬが。
戯言と思われればよろしいかと。
他意はありませぬ。
では僕も暫し失礼。この輪を掛けにでも参りましょう。
[真摯な目つきで見上げてくる夜斗を撫ぜ、その場を*あとに*]
このざわめきは、いつまで経ちましても慣れません。こうして賑やかな声を耳にしますと、どうにもわたくしには場違いな心地を覚えて……嗚呼。
[祭囃子と人並みをすり抜け、彼はそっと境内脇の林に身を隠す。大樹の裏から引く手を感じ、ふと笑みを浮かべた。]
……ええ、分かっております。
貴方の申されますことは、いつだって畏ろしく……嗚呼、そして、甘美な響き……。
[彼を引く手がそっと腕から離れる。そして、その手はゆっくりと胸元へと誘われた。遥月の左胸に彫られた蝶の入れ墨に、影から伸びた指が触れる。]
……ふ……ふ。
このような夜にも、貴方は相も変わらず……
[遥月は、そっと宵闇の月を*見上げた*]
[白に咲いた黒い華]
[白に留まる黒い翅]
[白と黒][溶け合うことはなかれども]
[カラリ][コロリ][泉の方へ]
汝れは濡れれば消えるのであったか。
大丈夫じゃ――此処に居れ。
[ひらり][はらり]
[言うこと聞いて][肩へ留まり]
[遠く][遠く]
[祭囃子はピーヒャララ]
お返しは何がいいかのう?
何れ散り逝くものなれば。
[泉に広がる波紋――沈むことなく歩む足。]
[泉の中心][水面に佇む白い女(ひと)――。]
[少し屈んでひと掬い] [掌に留まる煌きは]
有為転変の世の中よ――。
汝れの流れ、暫しの間留めることを許したもう。
[ふぅ、と息を吹きかければ]
[いと不可思議な結晶へと変貌を遂げ]
[されど揺ら揺ら流れるように]
[小さな珠は形捕(かたど)られ]
[手にした珠を転がして] [少女のような歌声は]
[いたづらな行為を愉しむように奏でられ]
三日月の先を 白い指がつかんで
池の水で すすいでいる
あれは――
人のゆびか 天のゆびか
あれは――
三日月の先を 白い指がつかんで
池の水で すすいでいる
あれは 人のゆびか 天のゆびか
いいえ
いいえあれは――
ひとり遊びの大好きな 春風のゆび
いたづら好きの 冷たいゆび
学生 メイ がきたらしいよ(8人目……だったかなあ?)。
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