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ゆたんぽはないが白水の姐さんの中身が居るから大丈夫さぁ。
やれ、もう餌が減ってきたヨゥ。
今の今まで気付かぬたァアタシも随分参ってたって事かネェ。
来週にでも遅目の花見に往こうかィ。
壱発言で餌の切れる鳩ってェ無意味だネェ。
電話してやろうかと思ったら既に画面暗かったヨゥ。
[家出るまで充電してたのに]
転んでないさァ。
明け方は寒かったが昼寝日和だと好いネェ。
意外と寒くて本当に直ぐ帰って来たけど茄子の黄門様もそろそろお休みかネェ。
白水の姐さんの中身も漸く眠れたみたいで好かったヨゥ。
おお、良いなあ。
今から自転車漕いでも途中で寝てしまいそうじゃ。無念。
一発言で力尽きるか。
やれやれ、いい加減鳩の変え時じゃろうて。
声聞きたくば昼頃電話するのを勧めておこう。
[暗に起せと云いたいらしい]
かっかっか。転んで無いなら何よりじゃ。
昼寝日和ではお互い夜まで寝こけてそうだが。
気にするまいて。
さぁて、朝になったし寝るとするか(何かおかしい
[膝の上、眠る白を眺めつつ
いつの間にやら*こっくりこっくり*]
茄子の黄門様なら自転車の居眠り運転くらい軽いだろうさァ。
流石に壱発言は拙いネェ。
明日にでも機種変更に行ってみようかィ。
偶にゃ寝起きの声でも聴いてみるかネェ。
[何時も寝惚けた声を聴かれる側としては]
温かけりゃ一日中だって微睡ンで花見してりゃ好いさァ。
別段に他のなンも要りゃしないヨゥ。
嗚呼*おやすみィ*
「村入っていて桜を見る機会が全然無かった。村では自分が桜で、桜桜と延々言っていたのに。
1日にやっと出かけ間際に桜をちらっと。…もう咲いていた。
桜の色が気になりますね、こうなると。こんな色だっただろうか…と。
また京都行きたくなりました。夜桜見たい。
それよりも花に覆われた吉野に行きたいですねえ…」
(ぐだぐだと日記じみた内容をぼそぼそ)
──たれこめて
春のゆくへも知らぬ間に
待ちし桜もうつろひにけり
……そんな心持であったことよ。
[とごろりと*横になった。*]
[むっくりと起き上がり、]
さてはて、誰も居らぬのならば丁度良い。
人もすなる「えんどろーる」といふものを、我もしてみむとてするなり。
「……実は苦手です。村が終わった時点で物語りは一応終わりと考えるものなので。
しかし、今回は時間が無くて納得のいく終わりに出来なかったので、本来エピに突入した時に書こうとしていたものを今出すことにしました。」
以下、これ。
記述があーるぴー村仕様になっておらぬからな。
まあそれはそれとして、大目に見てくれ。
──社が燃え落ちたその日、千年以上の樹齢を誇るとされ、近隣にその名を知られた薄墨桜の幹が真二つに折れた。
「……見て下さい、ほら、根が。」
「ううむ。これは…酷い。」
「しかも、白蟻がこんなふうに巣食ってしまっては……」
「何とか再生できないものだろうか……」
「とにかくもう少し調べてみましょう。或いは……」
──そしてまた、今年も春は巡ってきた。
再建された社、真新しい鳥居。
幟が花びら含んだ風にはためき、奉納舞の楽の音が響き渡る。
参道には露店が立ち並び、着飾った男女がそぞろ歩く。
射的、型抜き、かるめ焼き。
綿飴、甘酒、お面売り。
はらりはらはら満開の、今を盛りの桜の木の下。
人でごった返したその中を、薄墨いろの水干姿の童子が駆けていく。
まるで人の群など最初から居らぬように、気にも留めずにすいすいと、走る。
行き交う人々の、髪に衣に桜の花びら降り懸かるなか、不思議なことに童子の周囲のみ花びらは常に舞い踊って、地に落ちるという事がない。
「……あの桜はね、何でも一度枯れたのを偉い学者さんを呼んで、再生してもらったんだそうだよ。だからあのように、半身が枯れて……」
「……ねえ、向こうに薄墨桜の実から生えた二世の木があるのですって。そちらも見に行きましょうよ……」
困ったな。
少年は、かりり、と林檎飴を齧りながら思った。
雑踏の只中、辺りを見回すが母の姿は影も形も見当たらない。どうやら完全にはぐれてしまったようだ。
母は、見知ったひとに会ったから挨拶に行く、と言っていたから、そちらと話し込んでいて、自分が居ないのにまだ気付いていないのかも知れない。そのうちに気が付いたら探しに来るに違いない、それまで露店でも見ながら待っていよう。
……等と、迷子にしては随分と暢気に構えていた。少年には生まれつき、こういう胆の太いところがあった。
思わぬ自由時間と思って、改めて往来を眺めれば、本当に物珍しく心惹くものばかりだ。
射的、型抜き、かるめ焼き。
綿飴、甘酒、お面売り。
日頃、滅多に見ないものばかり、面白くて心がわくわくと躍り出す。
少年は、ずり落ちてきた額の狐面を指で押し上げた。
ぶら下げた袋の中の二匹の金魚も気になって、目の高さに掲げてじっと見る。ひらひらした尾を打ち振るって泳ぐ黒と緋の魚。また愉しくなってにんまりと笑った。
と。
あれ、と思って小首を傾げる。
金魚の袋越し、目に入った奇妙な姿。
変な着物を纏った、自分より少し年嵩と見える少年が、往来の向こう側に立ってさっきの自分と同じようにきょろきょろと辺りを見回している。
他の人はまるで彼が居ない者であるかのように、その脇をすり抜けていく。
ふと、目が合った。
つやつやと濡れたような黒い眸。切れ長の目。
血の気の薄い白い面は、少年が今浮かべているのと同じ不思議そうな気色を湛えて。
薄い唇が物問いたげに開かれて。
それが。
莞爾として微笑んだ。
──その笑顔。
つきり、と胸の奥が、痛んだ。
──母の呼ぶ声が聞こえる。
はっとして、少年は母の声のする方に顔を向けた。
ここだよ、と母に呼び返す。応えは往来のかなり先の方から返ってきた。
少年は母の方へと走り出そうとして、もう一度、自分にも分からぬ奇妙な心持で肩越しに振り返った。
果たして彼はまだそこに居た。薄い唇に、清水のような笑顔が浮かんでいた。
少年は戸惑い顔のまま、母の元へと走って行く。
今度は、振り返らなかった。
──ほろり。咲き、
──はらり、散る。
水干姿の童子が駆ける。その足元に、花びらはらんだ風巻いて。
さくらいろの神域を、一人の童子が駆けていく。
[もぞり、動いてうっすら目を開ければ、眼前に広がる藍色]
わらわのせいで動けなかったか。
[少し申し訳なさそうに頬撫ぜて、寝顔を眺めて微笑む。
そぉっと頬に唇あててから、幸せそうに寄り添って。]
*/
というわけでおそよう。
有塵、お疲れ様。
とても綺麗な文章で魅入ってしまった。
[惜しみない拍手を]
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