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……左様ですか。
嗚呼、酒の席で命を掛けて鬼ごっこ。
……空虚で、哀しく、畏しい……。
愉快愉快と笑うはどなた?
芸者衆に紅を施すは、わたくしの仮姿……嗚呼、何の因果でしょうねぇ。
[ふと香る扇に視線をやり、一礼。]
嗚呼、皆様。
一度わたくし、御暇致します。
また月が昇る時にでも。
そ、好きか嫌いか、簡単だろゥ?
刃を向けられぬなら安心して酒を酌み交わせるヨゥ。
でも追いかけて尚も遊んで呉れぬとは開那の兄さんはつれないネェ。
[何の話をしてか] [薔薇色の唇] [ニィと笑み]
[ゆるり] [首振り] [目蓋の裏] [琥珀覗く様に]
永久は寂しさつのるから、アタシァ刹那に遊ぶのァ。
今だけならば楽しいヨゥ。
開那の兄さんはアタシと反対だネェ。
アタシは今だけ切り取って、兄さんは全部切り捨てるかえ?
酔わせる芸はどんなかえ?
無理にとは謂わねど機会があれば観てみたいネェ。
[カラリ][コロリ] [下駄鳴らし]
[知らぬ者も混じる賑わいの中へと歩み出し]
なんじゃ、今日は随分客人が多いのぅ。
[まるで泉が家だとでも言うように]
[琥珀の男に視線を合わせれば]
汝れとはお初にお目にかかるか。
いや――気のせいか、初めてのような気がせぬ。
なれど恐らくは初めてであろう。
妾は白水――好きなように呼ぶといい。
芸か、いいねぇ。
司棋なら花を、
白水なら水を、
皆は何を見せてくれるのか。
琥珀の兄さんは舞いでも舞ってくれんのかねぇ。
[楽しそうに笑いながら]
緩急が大事さ、
鬼ごっこの後はまた賽の眼で遊ぼうぜぇ。
青鬼赤鬼出陣ってな。
飴の所望が増えちまったなあ、こりゃ大変だぁ。
[はははと笑う声は楽しげ]
[瞼を持ち上げる。体の違和感に慣れず緩慢に起き上がり]
[見回せば社の一画。]
あやかしに関わる輩がおるのか…。
[懐から取り出す珠。
鈍く鈍く青が赤に変わりかけていて...]
面倒な…。ゆくぞ、火影。垂氷。
[立ち上がり、その場をあとに]
[離れる遥月には軽く会釈を、現れた白水と万次郎にも微笑みで挨拶を]
芸ならばお望みの限り。
それで酒が辞退できるのならば。
さて、僕も暫く失礼を。
鬼ごっことやらを始めるのならやはり先触れは頂きたく。
また、後ほど*お会いしましょう*。
[カラコロ
足を運ぶ途中集まる者達を認めて]
昼日中から宴か?
どうやら…この辺りのあやかしは、集まるのが好きなのだな。
[言いながら歩み寄る。
狩らん殺 カラン殺 カランコロ...]
ヒトの匂い…、其方達は気付いたか?
おや、白水の姐さん。
丁度好かったヨゥ。
昨夜泉に邪魔したら気配があったから遠慮したんだァ。
今日はずっと人が多くて水も浴びれない有様さァ。
今宵からは半刻程でもアタシに泉を貸しと呉れヨゥ。
[笑う赤鬼] [つられて笑う声] [コロコロリ]
[鈴の転がる音か] [はたまた六博振られる音か]
謂ったアタシァ大した芸も持ってないけどネェ。
今宵は二人でアラシなんだろゥ?
林檎飴がお気に入りな司棋も来たがるかも知れないネェ。
[二方へ離れる遥月と司棋。
双方へ会釈を向け僅か見送り]
面倒でなくば付き合いもするが。
…やれ、何やら面倒な気しかせぬ。
[目蓋開けば弧を描く薔薇色]
繰り返されれば飽きもする。
刹那は短過ぎて癒されもせぬ。
ならば全てを捨てるのみ。
見せるは構わぬが此処では他も巻き込もう。
機会が在るならば何れその時に。
恐れも空虚も悲しみも
臓腑の中に納めちまやぁ同じだぜぇ。
[ひらっと手を振る遥月に向け]
白水も来たのかい?
話はもう聞き及んでるのかね。
喰児は芸をお望みかえ?
機会があらば――
[くすり][くすくす] [怪しい笑みを]
……こう言って、鬼ごっこは実現したのであったのぅ。
[愉しそうな紅は喰児をとらえ]
[向ける琥珀は紅い瞳に。
さてこれで幾人目か]
さぁ、幾度目かもしれぬが我にはわからぬ。
覚えになければ初めてと同じ。
白水。
我は開耶。覚えおくも忘るるも任せよう。
[隻眼の声]
…舞いで良くば出来なくもない。
それならば他を酔わせずとも済むか。
[そして視線は常葉の少女]
妾は何も気にせんが――汝れが気にするのであれば妾は去ろう。
水を浴びたければいつでも来ると良い。
妾は今からもぐるがの。
[帯を解けば泉のほとり]
[衣脱ぎ捨て水面を歩む]
[泉の中程 歩みを止めて]
[するりと水の中に*沈んだ*]
おや、好く判ったネェ。
アタシァ面倒で手がかかる割りに後には何も残らない、開那の兄さんの厭う処の無駄を集めて出来ている様なもンさァ。
[現れる琥珀] [覗いて] [僅か弧に笑む碧]
生憎とアタシァ未だ未だ飽きぬからネェ。
欲張りだと、茄子の兄さんにも謂われたっけェ。
削いで捨てて開那の兄さんに残るは何え?
無と違う何が其処に在るのか教えて貰いたいネェ。
楽しみにしてるヨゥ。
他を巻き込まぬ折が好ければ何時でも着いて行こうかァ。
[赤鬼の姿、白水に真理を認め]
ふむ、青鬼は居らぬな。
代わりに…昨日の―香の君―か。
入れ替わり立ち替わり……。賑やかな事だ。
[去り往く] [遥月] [司棋] [見送り]
[白い手] [ひら] [ひら] [ひらり] [振り]
夜に呑もうネェ。
[白水の衣] [解かれ] [ニィと笑む]
白水の姐さんと違って生憎と人前で晒す気は無いんでネェ。
有難く借り受けるとするヨゥ。
[狩らん殺] [下駄の音連れ] [現れる万次郎]
おや、兄さんもお出ましかえ?
酒宴は宵と決まったらしいヨゥ。
昼間は鬼ごっこなんだってさァ。
[言に似た下駄の音。
覚えのあるそれにゆぅるり目を向ける]
…嗚呼、そういえば其方も呪いの内か。
どうやら其方は狐の言は聞いておらぬか。
[言うも誰かが――恐らくは隻眼が――説明するだろうと。
それ以上の口は開かずに]
[香の君]
[その言葉に瞬く]
……それは我のことか?
万次郎じゃねぇかい。
気づいているともさ。ヒトを屠れと謂われたことだしな。
刀を振るう機会が出来たんじゃねぇか?
それともご機嫌取りが大変かい?
[緋の髪ゆらゆら揶揄含み。
真理の笑いに眼を向けて]
俺だって見せられんのは怪力くらいなもんさ。
岩でも割って見せようか。
二人でアラシ、豪勢なこったぁ。
ご期待に添えるかねえ。
司棋にも振らせてみりゃぁ楽しいかも知れねぇ。
[常磐色に体向け、片眉を持ち上げる]
夜は酒宴、昼は鬼ごっこ?
酒宴は解る。なんだ、鬼ごっことは。
我らあやかしに、ごっこもなにもなかろう?
それとも―紛れ込んだヒトの匂いを、其方も覚えたか?
[辺りを剣呑に見回し、そのままに常磐色を見据え]
そうだったなぁ、白鬼。
言葉は呪と謂うがねえ、まさかその通りになるたぁな。
鬼と鬼ごっこだ、やはり俺が鬼の先生かい?
[なんてなぁと笑う笑う。
水底に帰る白を見送り、琥珀の答えに破顔した。]
ははは、舞ってくれるか、そりゃぁいい。
さぞかしいい香りが漂うだろうよ。
酒も旨くなるってもんだ。
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