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さて、『も』というなれば、幾度目か。
青司は遊ばれる性質のようだ。
[半目に笑えば琥珀は細く]
やれ、仕方あるまいかとは思うたが、
少々虫の居所が悪く、つい脅してしもうた。
関わるまいと離れるか、危きと見て狩りに来るか。
さてどちらに転ぼうか。
[狂気の色もそのままに。
嗤えば藍は緋色に向くまま]
…何ぞ?
[問うと手が伸ばさるるは同時か。
僅か走るは緊張の]
[司棋の目覚めにゆるりと視線をやり]
――汝れのお守りは妾のせいでおでかけじゃ。
悪いことをしたのぅ。
[突然にそんなことを言われても理解したかはわからない。]
[傍にいた筈の青い色から
目の覚めるような紅い色が目に入り]
喰児…様?
[続きからかう「姫」の言葉に目を見開きがばりおきると]
な…誰が…!
[くらりと貧血、再びつっぷし]
まだじゃなくて、またさァ。
司棋の兄さんは眠り姫らしいネェ。
[コロコロ笑い] [醒め切らぬ様覗き] [潤む碧] [弧を描く]
本当に解けちまったら笑い話じゃ済まないヨゥ。
気にする事ァ無いさァ。
次からァアタシも気をつけるヨゥ。
おっかない獲物に狙われちゃ敵わないからネェ。
おや、兄さんはおねむかえ?
[赤鬼の様子] [流し目送り] [小首を傾げ]
[大きな掌] [小さな盃] [見遣りニィと笑み]
今宵も佳い宵、拗ねてても詮無いネェ。
一献注いでお呉れかえ?
どうにもそのような性質か。
脅かす程度で済むなら甘いものよ。
[動かないようにと開耶の顎を掴み
頬の傷に舌を這わす。
赤い痕を舐めとり、ゆるり手を離せば己の唇舐めて]
腹を空かせた物の怪共の前でその色は危うかろう
これに懲りれば赤のまま捨て置かない事だ。
[ぺしり額を叩き踵を返す]
さぁて、酒がまだ来ぬといわれておるやもしれん。
お前さんは宴に行くか?
[瓢箪三つ拾い上げ開耶を振り向く]
[...は思うさま野を駆ける夢でも見ていたか、宴の頭上の木枝の上、大人しく納まっていた手足をもぞり、動かして――]
……を〜〜っ?
[身体は枝からはみ出、ころりと上から降ってくる]
姫は姫、お前のことさあ。
っとと、大丈夫かぁ?
急に立ち上がるからだぜえ。
[無理矢理頭を腿に乗せ]
相棒じゃなくて悪いがなあ。
白水の謂うようにいま酒を調達に行ってるのさあ。
王子様の帰還はちぃと待ちな。
[目覚める赤い髪の少年。目を遣り、くつくつ...]
お目覚めか、眠り姫。
はて。姫と呼んでよいのは、青鬼だけか?
だとしたら済まなんだ。いや、赤鬼も姫と呼んでおったな。
ならば、姫なのだろう。
[くらり、靡く赤い髪に目は弧を描く。くつくつ…]
おう、勿論喜んで、な。
[瓢箪手に持ちにやり笑み、
真理の杯酒精で満たす。
がさり猫のような音。
花びらひらひら散ってから]
なんだい、本当の猫みてぇだなあ、
そんなところで寝てたのかい、メイよ。
[くくくと笑って猫を見る。]
[突然に][空から落ちてきた少女]
確かメイと言うたか。
寝起きも随分元気じゃのう。
[くすくす笑って][万次郎が動くのを視界の端に]
[赤鬼の膝に乗る司棋に薄い笑み]
青鬼にも赤鬼にも世話をされておる汝れは一体どこの姫君か。
――結構結構。
飛礫程度に殺しはせぬ。
その程度で一々腹を立てていては疲れよう。
[藍は近く視界に滲み。
頬を滑る物に瞬いて]
[ぺしり]
[叩かれる額を指先で撫で擦り]
…やれ、我など美味そうにも見えなかろうに。
我を喰らおうとするならば、薄墨桜を喰うが良かろう。
あれは花開いて目にも鮮やかだろうに。
[瓢箪拾うを見遣れば此処まで来た理由を思い出し]
…やれ、面倒を思い出した。
宴の席で舞う約束をしていたのだった。
反故にするわけにもいくまいて。
[高い高い木の枝、落ち行く間に今度こそはくるりと一回転――いやしかし、覚醒が遅すぎて]
ぬぅ今度の尻餅はさぞ痛かろ……や?
[ぎゅうと目を瞑りせめて衝撃に備えれば、思いのほか柔らかな感触は尻のみならず背にもあって、恐る恐る目を開けてみる]
……おお、頭に尻尾があるのかおぬし。
[抱き留めてくれたことへの礼よりも早く、高く結われてそこから生えて見える黒髪男に首を傾げる]
[周りからからかわれても寝起きで夜斗もいなければ力も入らず。口を尖らすも大人しく膝にて頭を下ろす]
男が姫と言われてなぜ嬉しいか…
[愚痴りながらも突然振ってきた娘のまとう雰囲気に目を見開き]
──!
[まるで犬が猫に威嚇するかのような。
蒼い目が一瞬紅く染まるのに気がつくのモノはいただろうか]
かっかっか。其の通り。
しかし幾度も礫を投げられるのも興がそがれようて。
まあ良い良い。己もお前さんも好き好きだ。
お前さんだろうがなかろうが、赤は美味く映るものよ。
なぁに何も添えぬ割に悪くない味じゃった。
薄墨桜のあれを食ろうて桜が枯れてはつまらぬからのう。
花咲けば、散るまでを見ずになんの桜だ。
かっかっか、舞うというか。
それは良い。では行くかのう。
[ぺたぺたぺたり。
黒の浴衣に裸足のまま。瓢箪三つ下げて宴に戻る]
[またも] [上から] [振る仔猫]
[瞬く間に] [盃満ちて] [すぃと乾かし]
夜桜じゃなく木から落ちる御猫様に乾杯かネェ。
[落ちる仔猫] [犬っころ] [獣の眼]
お姫様は猫が苦手かえ?
[ぺたぺたり] [妙な足音] [近付いて]
[すぃと向ける碧] [映るは空と地] [寄って来るか]
寝ていた…どうやらそのようじゃ、喰児。
[申し訳無さそうな顔もなしに、男の腕の中でぶらぶらと足を揺らしたまま、瓢箪片手の喰児に手を振る]
いつの間にやらお日様隠れて、その代わりの月が見ゆる刻限になっておったわ。
うむ、白水!
わらわが元気でない時があれば、その次の日に降るのは槍と思うてくれて構わんよ。
[くすくす笑う白水にも朗らかに笑みを向けて]
…おや、おや。
[自分を受け止めてくれたせいとも知らずに、地に落ちた盃と賽三つを見下げ、その後万次郎をまんまる眼で悪意なく見上げて、得意の説教を打つ]
これはいかん。物は大事にせねばならんよ。
[近づく藍色][口元に袖]
何ぞ面倒なことになってはいないかと
多少は気にしてみたが――
[瓢箪三つ][後ろには開耶]
心配する必要はなかったかえ?
いやいや、それでも詫びはしようか。
すまなんだ。
[紅い瞳には多少は反省の色が窺えて]
さて、幾度も投げらるばわからぬな。
物には限度というものもあろう。
[額撫ぜる手、頬拭い]
やれ、味を覚えられては面倒か。
早々に酒に流して忘るるが良い。
[しれ、と返すは冗談に。
桜の言には答えずと]
やれ…裸足で歩くは構わぬが、傷付けることの無きようにな。
赤を散らすば我が其方を喰らうぞ。
[続く草鞋は微かに鳴りて]
[薄墨桜の宴会場。
幾つもの姿を認めればゆぅるり頭下げ]
[受け止めてほっと息をついたところ
気配に気付いて]
……其方もあやかしだな…?
慣れていようとはいえ眠り過ぎで鈍ったか。
[腕緩め、地に少女を降ろしがてら問いに眉をしかめた]
っ…。これは、尾ではない。
頭に尾が生えるわけがなかろう…!
[睨みがてら呟いて、足元に散った賽を・盃を拾い懐へ]
[メイの言葉に袖を当てたままくすりと笑んで]
ならば常に元気でいてもらわねば身が持たぬな。
槍を防ぐは至難の業じゃ。
[朗らかな笑みを眩しそうに眺め]
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