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[笑う白の頭から手を離す]
うむ。やっと確り笑うたか。
…ん、すまない少々外そう
[先ほど呼んだ司棋を見ると
青い顔してふらりと出て行く後を
追いかけようと席を立つ]
おい、わっぱ。司棋。
[社より少し離れた、大木のそば。すっかり香に当てられて。
夜斗も蛍火も己の分身、あれだけ開耶の近くにあれば自分へ伝わるもそも道理]
う…っ。
[胸を押さえてうずくまり、吐き気に耐えながらずるりとしゃがみ
夜斗と蒼い目は明日には己の傍に*戻るだろう*]
[宴席へ戻って来た遥月へ顔を上げ]
残念、ちと遅かったな遥月。
おぬしももう少し早う来ておれば、見事な舞いに歌に蛍光までも楽しめたものを……おや。
[見逃さずに済んだことを自慢げに語るが、
僅かに乱れた遥月の様子に瞬き一つ]
何ぞあったか?
[心なしか、歩みは早まる。
カラリ、コロリ。カラリコロリ、カラコロ、カラコロ、カッカッカッ……]
嗚呼、皆様!!
[下駄を鳴らして着物を乱し、遥月は息を切らして宴の席へと。]
嗚呼……嗚呼……皆様。
どなたかが、御亡くなりに……。
いいえ只の亡くなり方では御座いません。
あれは………!!
そィつァ好かったヨゥ。
命の姐さんも林檎飴の虜かネェ。
[コロコロコロリ] [軽やかな笑い声]
[青鬼] [くつりと笑むに] [ニィと笑み返し]
さァて、面白そうなら試してみようかえ?
飴みたいに解けるなら良いが煤に成られちゃ喰えないネェ。
[白の少女に褒められ] [薔薇色の唇] [綻ぶ]
楽しくなきゃ舞う道理が無いさァ。
褒めて呉れて有難うネェ。
酌をして回る酌をさせて回るも面白そうだなぁ。
[謂いつつ目の端司棋の姿]
あーああ、まぁ相棒が追ったし
大丈夫じゃねえか。
[ちぃんと杯爪弾き]
そうだなぁ、琥珀の兄ちゃんに
また約束取り付けるかぁ。
俺と舞うかい?
俺ぁ歓迎だが俺じゃあ舞じゃなくて
昨日の獅子舞になっちまわぁ。
2人で舞えば中獅子舞かねぇ。
[ふと気配を感じれば
僅かながらに眉を寄せ]
どうしたい、遥月―――血ぃの臭いがすんなあ。
[しゃがみこむ司棋の姿に、傍ら膝をついて]
酔うたか。
まだ酒も呑んでおらんだろうて、どこぞ具合でも悪いのか。
[顔覗き、首捻り、困ったような顔で背を撫でる]
[息を切らして遥月は語る。
ぴくりと片眉上げて見せ]
ほぉ、
そりゃあ何かい、
「狩る者」の仕業ってかい?
[唇ぺろりと舐めて笑み]
[喰児に視線をやる。]
ええ、ええ。
あの殺され方からは、妖しの仕業という『色』は何処にもありませぬ……。ただただ恐ろしい、人間のにおい……。
嗚呼、やはり人間が紛れ込み、狩りをしていたとは本当だったのですね……
[紬の袖を、ついと口許にやった。]
[立ち去る藍に][司棋は大丈夫だろうかと思案して]
[今度は常と異なる遥月を認め][其の内容に眉根を寄せる]
普通でないとは――
[一拍][伏せた目]
[顔を上げれば瞳は鮮やかな緋色を宿し]
――狩る者かえ?
[首を傾げて艶のある声]
[司棋の言葉にぴくり。見回し井戸はあれども]
………。手のかかるわっぱじゃ。
[井戸の傍、縄手繰り、桶引き寄せて]
[躊躇]
[そうと手で掬い口に含む。
黒い浴衣の端で手を拭えば、
司棋の顔を掴んで口元寄せる]
酌して酌され呑んで周るも楽しそうさァ。
お姫様の処には王子様が駆けつけるってネェ。
開那の兄さんは優しそうだしまた来て呉れそうだヨゥ。
次ぎは酒も勧めてみようかィ。
獅子舞は疲れそうだし遠慮しとくさァ。
[宴会に似合わぬ声] [遥月の取り乱す姿] [瞬いて]
―――狩る者かえ?
これこれ常磐のひめ、溶けてしまうという者をあまり苛めるでないよ。
……だけども本当に溶けてしまうのならば、少しばかりわらわも見てみたい。
ふふ、喰児と常磐のひめの舞いも同様じゃ。
[愛嬌のある真理からかい言葉をわざわざ真面目な顔して諌めているつもりで、結局悪戯者としての本心を零す。
雄々しいだろう紅と可憐に違いない緑の二人の対照的な舞い姿を想像すれば、口許も綻ぶ。
――だけどもそんな和やかな宴後の空気も、不吉な知らせに乱されて]
どなたかが、お亡くなり…
ただの亡くなり方でない…
[耳に届く、問う喰児と答える遥月の言葉。
そして白金の狐の言葉も思い出されて]
人間…狩る者が、本当に力ある妖をそうやすやすと殺せてしまうものだったとは……。
嗚呼、メイ様、白水様……。
其の通りで御座います。
嗚呼、この中に本当に、狩人が紛れ込んでいるのですね……。
[社を見上げ、溜息をつく。]
……主は、狩人の魂を放って置きますまい。捕え喰ろうことを欲しましょう……
はぁん、
痺れを切らして鬼ごっこ開始ってワケだぁ。
[杯片手に愉しげに]
そのようだぜぇ、白水。
ああ、こいつぁ命がけだ。
命がけであいつらも向かってきやがるのかあ。
いい覚悟だ、
面白い、面白いねぇ。
喰らえばさぞ旨かろうさあ。
鬼が鬼と鬼ごっこだなあ。
愉しいねぇ。
[くくくと喉の奥の笑い]
[求めていたものが口に伝わり。ふわ、と青司の頭をかかえ、更に水を求めるか]
…ん…んん…
[ほしいだけ水をのめば一息つき、ようやっと顔を上げればそこには青司の蒼い髪]
…っ!
[驚きに、顔を朱に染めても体をねじって逃げようと]
人間――…。
…まったく、恐ろしいことのできる者よ。
ああ、わらわも覚えている遥月。
あの白金の狐もその様な事を言っておったもの。
放っておかぬなら今すぐにでも、捕え喰らうて下されば良いものを。
じゃが今この瞬間にはまだ、妖仲間であるはずの面々の中に、人間が紛れて……
[腕を回し己の肩を抱きながら、窺うように妖達の顔を一つ一つ見やって、…こんな時だというのに鮮やかな緋を見せる白水の瞳を美しいと思う]
――左様か。
[返された答えに]
[その場には不似合いな穏やかな瞳]
[喰児の声に視線をうつし]
敵も命懸けならこちらも命懸けか。
本気の鬼ごっこはさぞ緊迫感があろうて。
鬼の指導者たる汝れがヒトでないことを祈ろう。
[くすり][くすくす] [愉しげに]
………っ
[掴まれ逃れる事も叶わずに、口を離せば伝う水]
司棋の頬持つ指先、白い頬に薄墨が残るまま。
己が口元を伝う水を浴衣の袖で拭うと眉根を寄せて]
この阿呆ものが。
[身体をねじり逃れようとする司棋の襟首掴む]
どこぞ目の届かぬところに居っても誰もわからぬだろうに。
わっぱは如何してこのように手がかかるのか。
[濡れた碧] [遊螺り] [揺れる様] [蠱惑的]
[紅い舌] [微か酒の味] [薔薇色の唇] [ちろり]
漸く鬼ごっこの始まりかえ?
嗚呼、恐い、怖い、強いネェ。
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