情報 プロローグ 1日目 2日目 3日目 4日目 5日目 エピローグ 終了 / 最新
[1] [2] [3] [4] [5] [6] [7] [8] [9] [10] [11] [12] [13] [14] [15] [16] [17] [18] [19] [20] [21] [22] [23] [24] [25] [26] [27] [28] [29] [30] [31] [32] [33] [34] [35] [36] [メモ/メモ履歴] / 発言欄へ
だなあ。
[詐欺球まさにその名の通り今日も誰かが餌食だろうか。]
自分でも素直なんざ想像つかねぇさ。
ああ、気があうねえ、同じ考えだぜ。
正体が何であれ、な。碧は碧なんだろうさあ。
[細めた眼、メイと名乗った子猫に向けて]
メイ、メイかぁ。見た目通りの猫っぽさだなあ。
だが木登りはまだ下手糞みてぇだなあ。
[猫の笑顔が目の前に]
おうおう、そりゃあありがとうよ。
やる気なら喰っちまおうかと思ったぜえ。
[にやっと笑って頭を撫でた]
[カラリコロリ][下駄を鳴らし現われたる]
[微笑む白水に無言で会釈]
[また一口酒を啜り]
[小さな身体で偉そうに抗議を始めた娘を見下ろしながら]
……熱い。
[墨染めの衣の襟を寛げる。]
[蒼白い胸元までが汗ばみ、うっすらと薄紅いろに染まっている。]
[くすり][愉しそうに笑って]
随分と賑やかな女子じゃな。
汝れはメイと申すか。
妾は白水。好きに呼ぶと良い。
[言いながら、歩みを止めずに帯びに手をかけ]
――来て早々で悪いが、妾も水浴びしとうてな。
話があらばまた後程。
[有塵や喰児にも軽く目線を投げて、泉の中に*沈む*]
イチゴアメと言うたか?
[それは間違いなく、先ほど簪の女が食べていたものの名だ。
メイはぱあっと目を輝かせて、袖を摘む緋髪の大きい男を見た]
のうおぬし、もしも余計にひとつそのイチゴアメを持ってきたならば、わらわも食べてやって良いぞ。
どうじゃ、銭や金はあるか?
店主の機嫌を損ねず持って来れるか?
[期待に満ちた瞳も、片目をも前髪の向こうに隠した男の嗤う声にくるり映す者を変えた]
…そうとも、わらわは心が広いのじゃ!
[にっこり笑って。褒められたとばかりに思ってる]
ははは、甘いのはいらねぇかい。
まあ俺も酌み交わす相手がいるんならそっちの方がいいさあ。
猫は苺飴を食うかねえ?
[眼に鮮やかな若葉色、くるくる動く大きな眼。
ふと別の気配がふらり。
水を纏った白い鬼。]
よう、白水。
しかし、おまえのような小妖に礼儀知らずと呼ばるるも業腹ゆえ名乗っておこう。
おれは有塵(うじん)。
薄墨の桜に棲まう桜鬼だ。
[それだけをぼそぼそと言い捨てると、酔眼で瓢箪を立て続けに呷る。]
[そよふく風、揺れる藍髪。舞う白紙。
膝に乗る司棋は未だ起きぬ。
髪を撫ぜていた手は硯に落ちて。
袂はくるり、腕に巻き
さらさらさらり、描くは薄墨の小鳥
紙を摘んで息をかけ はたり、ぼてり、
まあるい雀は司棋の顔に落ちてころころ転がる]
[からからから]
[ひとしきり笑い、雀をつついて浮かべる欠伸。
囀る声を聞きながらそのまま*うつらうつらと*]
[びゅお、と一陣の風が舞う。]
…………………?
[社の裏手で物思いに耽っていた男は、呆気に取られた顔をして、]
妖……?
いえ、これは動物のにおい……
[熱いとつぶやく黒鬼の、
襟に指を引っ掛けて
その色づく肌を覗き見て]
こりゃあ見事な桜色だなあ。
呑みすぎじゃあねえのかい、有塵。
どっかの子犬連れみたいに倒れんなよ?
[白鬼視線で見送って]
水浴びしてみるとかもいいかもなあ。
熱いんなら気持ちがよかろうさぁ。
今夜六博振る時にゃ素直な喰児が拝めるのかネェ。
そゥさ、アタシはアタシだヨゥ。
何時か消える其ン時まで其れだけさァ。
[賑わう縁日] [人型の集まるは目を惹くか]
[帯に差した団扇を取り] [はたり黒鬼仰ぎ] [差し出す]
有塵の兄さんには不要かえ?
気分だけでも涼しくなるヨゥ。
[快活な猫] [猫又と言うより] [寧ろ仔猫か]
そゥだヨゥ、苺飴さァ。
林檎飴もあるからなんなら赤鬼さんに着いてって選ぶと好いヨゥ。
鬼に着いてったら喰われちまうかネェ。
恋路とは無縁…
[ころころと軽やかに笑う女に真剣な目で言う]
諦めては駄目じゃ、おぬしは中々美しく見える。
芸者とやらでなかろうとも、ほれたはれたくらい言うても良かろうよ。
[慰めや応援など到底必要のない美人に向けて言い終わると、自分の言葉にうんうん頷いている]
ノロイ?
そう言えば屋根の上へと跳んだとき、ますます身の軽い元の姿へ戻ろうともしてみたが叶わなかった……それがノロイかの。
白金の狐が言うておったことと関わりあるか?
[赤鬼が買ってきてくれるとの言葉には、ニコリ微笑んで]
[泉の水で身体を満たした遥月は、髪から零れる滴を指先で掴むように拭う。]
……ああ、何やらまた妖し達が騒がしゅう御座いますねぇ……
[ちゃぷん、とひとつ水音を。]
[下駄の音をカラリ鳴らしてやってきた女の髪は白く、瞳は紅い]
おぉこれは…少しばかり似ている。
日の光の下で見てもわらわにはやはり、白い髪も紅い瞳も美しく見えるがのう。
[簪の女に話しかける青い着物の女を無遠慮に眺めていると、名乗られて]
これはこれは、おぬしは礼儀を知る者だな。
うん白水、わらわは一度聞けばちゃんと名を覚えるのだ。だからおぬしの名も……おおっ?
[着物を脱ぐや泉の中に沈んで行った女を面白そうに暫し眺めながらも、手を振り見送った]
[はふ、と息を吐き]
[すっかり据わった眼で流し目をくれながら]
……水浴びか。
そんなものはこんな身の上になってからは一度もしたことがない。
それも……面白いやも知れぬな。
[くつくつと喉を鳴らす。]
衣は脱げるものなのかな…?どう思う。
[何がそんなに可笑しかったのか、笑いの発作に襲われたらしく一頻り引き攣った笑い声を上げた。]
[命の顔] [見詰め] [長い睫毛] [幾度も瞬き]
[コロリ] [コロコロ] [コロコロリ] [一頻り笑い]
有難うネェ、命の姐さん。
けれどアタシァ刹那に遊ぶ者、袖触れ合う瞬間しか判らぬから、惚れた腫れたは謂う間が無いのさァ。
ノロイじゃなくて呪(まじな)いだけどネェ。
どっちも似た様なもンかァ。
御狐様の結界と祀りに紛れた狩る者のせいで人型を模る呪いが解けずに何人かは難儀してるみたいだヨゥ。
[引き攣った笑い] [黒鬼を眺めつ] [団扇を帯へなおし]
嗚呼、喰児の謂う通り水浴びも好いかもネェ。
酔い醒ましにもなりそうだヨゥ。
其れが衣なら脱げるんじゃないかえ?
尤も、有塵の兄さんの何処までが本体か判らないけどさァ。
[ざわざわと声がする方へ、ゆらゆらとした足取りで歩む。]
……おや、皆様。ごきげんよう。
[滴り落ちる水が、露になった胸の蝶つつとをなぞる。結城紬をしどけない様子で羽織った遥月は、いつもどおりに挨拶を。]
>>457
…下手とは言うてくれるな。
木登りを始めてまだそれほど日々の過ぎたわけでもないが、それでもわらわほど上手く木に登れる妖が他にいようか?
[ぷっと頬を膨らませていたが、喰っちまおうかと思ったという言葉に目をまん丸にする]
なんともはや、食い意地のはった男よのう。
さては、それほどの体になったはいいが…それを保つには、四本足ならば全てを食らうといったほどの覚悟の生活が必要か?
[それでも頭を撫でられるとくすぐったそうに喜んで、それから喰児の肩に片手を置きながら飛び跳ねると、メイも彼の頭を一撫でした]
お返しじゃ。食べ物はやれぬが、これくらいならいつでも言うが良いぞ。
おやおや、そちらの可愛らしいお嬢さんは?
[紅を纏わぬ視線を、そっと見知らぬ少女に向ける。]
妖しと獣のにおいが致しましてね……。しかし司棋様のそれとも違う。嗚呼、何かと思えば、こちらの方かと。
[唇に白い指先を寄せ、くすりと笑った。]
[覚えある声] [移す視線の先] [なぞられる胸元の蝶]
[ゆるり瞬いて] [一拍の間] [何時も通りにニィと笑み]
遥月の兄さんは今日も色っぽいネェ。
[1] [2] [3] [4] [5] [6] [7] [8] [9] [10] [11] [12] [13] [14] [15] [16] [17] [18] [19] [20] [21] [22] [23] [24] [25] [26] [27] [28] [29] [30] [31] [32] [33] [34] [35] [36] [メモ/メモ履歴] / 発言欄へ
情報 プロローグ 1日目 2日目 3日目 4日目 5日目 エピローグ 終了 / 最新