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[振られる紅い飴] [風に揺れる紅い髪]
[カラコロカラリ] [下駄の鼻緒は苺色]
昼間っから酒に賭博たァ本当に道楽だネェ。
今日は勝ったンかえ?
[歩み寄り] [見上げる赤鬼] [佳い女と謂う]
[コロコロコロリ] [軽やかに笑う声] [風に乗り]
そんな風に謂って呉れるなァ喰児くらいさァ。
[耳につく嗤い声] [振り返り] [狂躁を見詰め]
未だかィ、そいつァ難儀だネェ。
ところでお相手は生きておいでかえ?
何処ぞで塵と化してる事もありそうだけどさァ。
[カラコロ足音真理の声
にいと笑って]
賽の目のご機嫌が悪いらしいぜ。
ま、こいつぁちょっとした手土産だ。
昨日は結局振れなかったからなぁ。
[謂いつつ渡す苺飴、常盤色によく映えた。]
謂うのは俺だけなんて
実は冗談じゃぁないのかい?
[くつくつ笑ってからかい混じり。
有塵の笑い風に乗る。]
祈願、か……
待てど来ぬ者を待ち侘びて早千歳。
今更に。
……勿論、彼のおとこは生きては居るまいよ。
だが、魂が憶えて居るのならきっと。
どの様になろうとも。
そう、信じて。
[いよよ嗤いは物狂おしく、]
負けちまったのに土産かえ?
嬉しいヨゥ、態々有難う、喰児。
今宵は皆で振りに往けるかネェ。
[白い手] [受け取る] [苺飴]
[綻ぶ薔薇色] [紅い飴] [寄せ]
喰児の言葉とて冗談か本気か判りゃしないヨゥ。
[弧を描く碧] [上目遣い] [金色覗き]
[ちろり] [紅い舌] [舐める] [紅い苺飴]
しないよりぁいいさ。多少の慰みにもなるしなぁ。
[目細め、有塵を見て 笑い猶も甲高く]
あいつらの時間は短ぇからなぁ。
こういう状況だ、魂が来てんなら
結界の中に閉じ込められちまってるかもしれねぇなあ。
出くわす確率高くなりそうだぜえ。
[笑いは矢張り常のまま、瓢箪呷って酒を呑み
真理の声に頷いて]
気ぃ向いたらまた買ってきてやんよ。
そうさなあ、司棋のやつに振らせてみりゃぁいいか。
万次郎をあんなにした張本人だからなあ。
[くつくつ笑いで 常盤を見下ろし]
俺ぁいつでも真面目だって謂ったろうよ?
琥珀の兄ちゃんにも謂ったがありゃぁ信じてねぇなあ。
おうよ、呑むかい。
そんな風な有塵を見るなんたぁ珍しいねえ。
[からかいの色を滲ませて
眼下の櫻に瓢箪渡す]
顔白いから酔いの紅が映えるじゃねぇか。
遥月あたりが喜びそうだなあ。
[カリリッ] [齧れば広がる] [苺の香り]
[耳につく嗤い声] [見詰め] [ニィと笑み]
其ン魂は輪廻転生繰り返してるンか、喰われて誰かの元にあるンか、お相手は知らぬが忘れっぽい奴じゃないと好いけどネェ。
[カリリッ] [苺飴齧り] [傍らの赤鬼] [見上げ]
気が向くのを楽しみにしとくヨゥ。
万次郎の兄さんも素敵な事になってたネェ。
酒はからっきしでも司棋の兄さんなら勝てそうかィ。
[長い睫毛] [瞬き] [浮かぶ笑み] [艶やか]
偽りも真もアタシァ気にしないけどネェ。
開那の兄さんと違って信じとくヨゥ。
佳いと謂われりゃ嬉しいし佳い女にも成れそうじゃないかァ。
[渡された瓢箪をくいと呷れば]
[口の端より溢れた酒が蒼白い喉元に伝い落ちる。]
[唇を離し、熱い吐息。]
[ますます目許が赤く染まる。]
──匂ひもあへず花ぞ散りける。
……それに、もう遅い。間に合わぬ。
[遠くから聞こえる妖しの者たちのざわめく気配]
おやおや
あそこまで行くのも面倒だ。
[笛を口に当て、
ひょう
と一吹き。そのまま、遠い昔に己の持ち主が自分で奏でた調べを*吹き続ける。*]
[何処からか笛の音の聞こゆるに耳傾け]
また新参の物の怪か。祀りに見物が現れるは常なれど……
そう言えば、結界に閉じ込められた、と。
狐の呪法は巧くいかなんだのか。
[やっと訝しげに、据わった眼で気付いた様子。]
人が混じって居ると……
[ハッと息を呑む。]
楽しみにされちゃぁ気も向かざるを得ないねぇ。
俺も危ういところだったがねえ。
紅さしは1人で十分さぁ。
餓鬼に対しての方が賽の目は素直なのかもな。
司棋のヤツぁ相棒が持って帰ってたねえ。
宿酔いになってなきゃぁいいが。
[ふと響いた笛の音、水晶のように澄んでいて]
ほお、妖質孕んだ笛の音かい。
まだ会った事のないお仲間がいるのかぁ。
[嘘も真も常盤の前では塵同様。
笑みを深めて頷いた]
ははぁ。
矢張り碧は佳い女さ。
そう謂うなぃ。
佳い女に弱いのは男の常なのさ。
[黒の瞳を覗き込み、にっと笑って答えて見せて
続き宿った剣呑な光、御狐様のお導き]
ああ、有塵はまだ知らなかったのかあ?
人が混ざってるんだってよ。
御狐様がうっかり結界とじちまってなぁ。
鬼と鬼が鬼ごっこさ。
[にやり笑ってこの男
楽しいようにしか見えぬよう]
差し詰め有塵は黒鬼かあ。
過去も未来も判らぬアタシァ喰児より余程に莫迦だヨゥ。
どんなお相手だったのか、巡り巡った魂じゃ元の姿は拝めぬか、嘘か真か同属喰ったってェ謂ってたのは茄子の兄さんかィ。
[碧の眼差し] [笛吹く小鬼] [捉えた侭]
[息呑む気配] [横目で見遣り] [小首傾げ]
如何かしたのかえ?
[赤鬼] [苺飴] [交互に眺め]
[伸ばす白い手] [赤鬼の口許] [運ぶ苺飴]
齧って旨けりゃ益々気も向きそうかえ?
次ぎに六博振る時ァ司棋の兄さんくらい素直になると好いかもネェ。
青鬼に持ち帰られ喰われてなけりゃ二日酔いかィ。
未だ見ぬ鬼も鬼ごっこかネェ。
外じゃ祭じゃ!
[その結いもせぬ短い髪が、自らの体の動きで起こる風に乱れるのも構わず、祭の中駆け続けた。
少年のように髪は短くとも、日を浴びた事がないと見える程の肌の白さが少女であると判別させる。
わらじに足袋の足元はよく締まり、身軽な少女の動きをより助けている。
羽にも似たなびかせ方で振袖が揺れ、祭日に童が着る丈の短い着物は惜気もなく膝を露にした。
――ああ、見るもの聞くもの、全てが珍しい!]
[だが揺らいだ空気の向こう側で、白金に輝く何かを見、その声を聞いた気がしてメイは足を止める]
――…あるじ様とな?
われら異形を狩る者達が紛れこんでいて…
結界をこのままに、あるじ様への供物とする?
狩る者を探し出し、あるじ様の御前に…?
肉は新鮮なほうがよいが、魂さえあればどうなっていようと…
…おおっ、そこな店主!
[だけども少女の興味は難しい言葉の意味をよく考えてみることから、すぐに目の前の屋台に移ってしまった]
ここに人が居るのか…?まことに?
よもや。
[物狂おしさはそのままに、否、数倍にも増して、]
[しかし酔いが醒めたかのように激しく燃ゆる眼差し。]
[自ら問うて、]
[…けれどもそれは一瞬の間。]
[燃え上がる胸の炎を打ち消さんと][苦々しく]
…有り得ぬ。
迷い込んで引き込まれたのでなければ、怪どもに取って食われた身内の敵討ちに参ったのであろう。
いずれおれとは関わりの無いこと。
そんなにたくさんの、その丸いものは何じゃ?
毬にしては小さいのう。
わらわの口にも一度に入ってしまいそう。
おまけに嗅いだことの無い匂いがしてきおるわ。
さては食べ物と見たぞ。
当たっておるな?
どんな味がする、どんな味がする?
…それは食べてのお楽しみ?
わかった!
それじゃあどれ一つ、寄越してみい。
[...は、まあるい瞳をきらきら輝かせて、店主に小さな手を差し出す。
受け取ったそれに鼻を寄せても、やはり今まで一度も嗅いだことのない匂い。
一息で、ぱくんと食べて]
………っっ!
[白黒するメイ目。
たこ焼きの皮とソースに包まれた、苺味の飴などとつゆ知らず]
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