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[袖が顔覆う衣擦れの音。視線は白へと戻して、もれる声]
白ならなんと例える。
[笑む顔に、満足げな笑みを返し]
かっかっか、己ら物の怪裁量こそが寿命となるか。
ああ、有塵様。
修羅場はとうに終わりましたよ。
わたくし達の舞いは、如何でしたか?
御酒の肴になりましたか?
[途中から殺戮か乱交か区別がつかなくなった自身の行動など気にも留めず、有塵ににこりと微笑んだ。]
[薄い笑みに細まる琥珀]
やれ、何ぞ面倒ばかりになりそうだ。
祭りが妖の血ばかりでは主も喜ぶまい。
さて、真に狩る者なれば主に捧げねばならぬか。
なれば礫など生温かろう。
[すぃと藍から瞳背けるば、枝のひとつで影動く]
…やれ、起きたか薄墨。
刹那の内なれば暢気なことよ。
[有塵の声] [顔あげ] [番傘つぃと傾け] [覗けば舞う花弁]
[潤むは隻眼の碧] [揺れるは妖しの翠] [一つ瞬き] [ニィと笑み]
有塵の兄さんもお目覚めかえ?
[満ちる盃] [つと掲げて] [細まる藍覗き] [ニィと笑み]
[盃乾かし] [ちろり] [薔薇色の唇] [紅い舌が舐め] [瓢箪奪う]
酔いの佳い宵、折角だから返杯しておこうかィ。
刹那に遊び今を楽しまないとネェ。
面白きか。
…やれ、確か其方の面白きは我の面倒だったか。
[組む両の腕、左の下でちゃぽり鳴る]
幻なぞ見せねども、薄墨が斯様に咲いておろう。
偽りに酔うならば真に酔うが良い。
[常盤に返し右の手返す。
ひらり白を掬えば潰すかの如く握り込み]
[有塵が起きるのに上を見上げて]
そんなところにおったのか。
[何と例える、その声に]
――妾の例えも命となろう。
されど、全く同じではないようじゃ。
[寂しげな紅][それも刹那で]
[次の瞬間には][やんわり笑みを]
そうじゃな。
妾どもの裁量如何が生死を分かつことになろう。
[哄笑するは藍の鬼、くくっと唇歪めては]
泡沫の夢かあ。
つつけば割れる夢だが刹那も今だけ真実さ。
そうさあ、相棒。
赤は血肉と炎の色だ。
俺ぁ生まれも緋だからなあ。
[遠慮なんて忘れたと、常盤が片目で笑って見せる]
ははぁ、そうかいそうかい。
蜘蛛にそう謂われちゃぁ喰うが性の鬼が廃るなあ。
そんなら喰らってくれようかい。
[常盤の髪をひと房とれば、
その髪引いて口付けて]
[泉の端、返り血浴びた浴衣を洗おうと。
代えの浴衣なぞ自分で作り出すこと造作もなく。
ぶつぶつと拗ねながら]
何だよ、あんな猫に。
あぁ面白くない。
猫となんか同席できるものか。
香が香れば酔うし笛が鳴れば頭痛まで。
それに…
[ふと、脱いだ浴衣を洗おうと、ぱしゃりと水に入れば襟元の墨に気がつき」
…?何、これ…?
[青司につけられた墨の痕とは露知らず
洗い終わった浴衣を岩に蛍火へ戻し、暫し泳いで戯れている]
寝ても覚めても酒だなあ、有塵。
薄墨櫻もきれぇな紅になっちまうんじゃないのかい?
[青鬼瓢箪投げ渡す
其の様子を見遣って笑う]
遥月のありゃぁ子鬼どもも驚いたろうよ。
ははあ、アレが紅毒かい、とな。
>>265
ええい遥月め…わらわはもう落ち着いておるというのに。青司とて酒の持ち帰りを待ちわびる姿じゃ。
[遥月の、だいたい真に強き者は子鬼ごときに吠えますまいの言葉には言い返せなかったが、にこり笑まれ、鼻筋を撫でられれば聞く耳も持ち]
ふん…じゃが強き者にも緒に限界はあるからのう。
堪忍袋のそれが切れぬうちは試さぬでもないが。
>>247
おお?主と言うたか。
わらわは自由も気高さも持たぬ犬と違い、へり下り尻尾を振り、その声のままに従ったりは――
[折角の聞く耳も喰児の言葉を聞けばそのように。
だが後頭部を掴まれたままに、メイの声は社から遠ざかっていったのだった]
>>254
…ぬぅ、これこれ、何という運び方じゃ万次郎。
さきほど姫のごとく扱うそなたの態度が好ましいと言うたばかりじゃのに、それでは――…おお。
思えば宴にて酒はいつも男どもと、勧められるるひめらのものじゃったなぁ。
わらわも口にできる時が来たようじゃな。
うむうむ、礼の件も含めこれでご破算ご破算。
[頭の掴みように膨らます頬も緩め、機嫌は直る]
[細まる琥珀に、口元上げる]
愉快な事があって、少々忘れておったわ。
なぁに、主様を迎えるゆえ少々色を添えても良かろうて。
起きて咎めるならば大人しくこの首差し出そうぞ。
さてはて、己の姿、開耶はなんと見るか。
云うは易し、信ずるは己が目、
主様へ果たす通りはあれど、食らわぬ通りはどこにも在らず。
[さらりと云い、瓢箪手元から失せると
袂から赤の杯、常葉に差し出す]
頂こうか。今を愉しむ刹那の遊び、
お前さんにしかと教わったしのう。
>>269
安心するが良い万次郎。
見極めるまでもなく、あの犬めは引っ掻いて良い犬じゃ。
わらわの仕置きを受けるに当然の獣ならば、厄介に思うのも無理からぬこと。
しかしおぬしまでもがそうは思わずとも……っと、力の強いこと。
[大きな手で回れ右をさせられ、出店の並ぶ道に連れ出されれば]
この身は素早く脚は高く跳ぶを叶え、わが爪は鋭く何者をも切り裂こうとも、力ばかりはどうにもならんなぁ。
鋭さは刃で補い、力も持つおぬしが羨ましいぞ…ん?
>>274
面白い物?酒や林檎飴よりとな。
わらわがそこらの店の物を眺めるうちに…中々どうして、素早さもあるようじゃな万次郎。
そうじゃな戻ろう戻ろう。
雑魚が来ようがわらわが守ってやるが、絡まれる煩わしさはよう知っておるとも。
[素直に手に手を重ね、歩幅に合わせて小走りで道を行き――]
[帰り道、堪えられなくなったか瓢箪の片方、栓を空け口元へ]
[ぐびり、ぐびり]
ふむ。旨いな…櫻を眺めながらならば、なお旨かろうな。
[機嫌は上々。肩の高さの翡翠の頭見遣り満足そうに頷いて]
開那の兄さんの面倒じゃないアタシの面白いはあるかえ?
[ひらり] [はらり] [紅い番傘] [蜘蛛の巣に降る花弁]
[返す右の手] [花弁掬い] [握り込むに] [互い違いの双眸眇め]
さて、有塵の兄さんの桜は何時まで咲いてるのかネェ。
[赤鬼の大きな手伸び] [捉まれ解れる常盤] [身を寄せて]
[番傘傾け] [ニィと笑み] [ちろり] [紅い舌] [寄せられた唇舐め]
あンまり勝手にお触りじゃないヨゥ。
眼の次ぎはこン唇まで腐れちまうじゃないかィ。
大体アタシァ喰らうが専門と謂った筈さァ。
[隻眼の碧] [妖しの翠] [弧を描き] [白の手伸べて] [頬なぞり]
[童の様に素直に瓢を受け取って、]
[水飲むようにごくりごくりと無心に干す。]
[口の端より零れ落ちるもそのままに、]
[はふ、と一息。]
ふふふ、調達を請け負っておきながら…
[ぐびりと喉を鳴らし早くも瓢箪に口をつける万次郎を、悪戯な子どもを咎める目で見]
案外と我慢の足りぬところもあるのじゃな。
それでは、わらわのこととて言えぬではないか。
[それでもくすくす笑って、握った大きな手を揺らし]
まぁ良い。
そのように旨そうに飲む顔を見れば、叱ってやる気も失せた。
皆にも報告などせぬから安心するが良いわ。
[喰児の目をちらりと見やり]
ふふふ……お恥ずかしい。
わたくしの毒紅、あの子鬼には過ぎた刺激のようで……。味すら残さず消え失せましたねぇ……。
[カラカラと笑い、開耶を見やる。]
噂に聞きし、開耶様の舞いのごとき優雅さを、わたくしも持ちとう御座います。
其方の素早さには敵わぬだろうよ、命。
我は、力と得物でねじ伏せるのみ。
正面きっての勝負以外は好まん。
[話の合間にも、ぐびり]
素早さか?其方が他をふらふらしておるからだ。
我の目当ての店は決まっておった故。
……面白い物は宴で披露するが、一興。楽しみにすると良い。
[僅か歩調をゆるめ、翡翠の歩調に合わせながら
片手では酒を煽り。社に到着する頃には半分に減っていたとか]
雑鬼共もここ迄は追って来られまい。
さて、宴の方はどうなっておるのか…?
[興味深そうに人ならぬ者達の輪に近づいて]
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