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[司棋の言葉に、ふと微笑む。]
お褒め頂き、有り難うございます。
そうですねぇ……月、月。
参ってみたいと思うより、遠くに在りて眺めるのが好いかと。
人間(ひと)の色に導かれ、それを識る瞬間に地上から眺める月の色を……わたくしは好みます故。
[近付いてくる、蒼と闇の気配。]
……おやおや。益々賑やかな……
[片膝立てて頬杖ついて、
立ち寄る面々見渡した]
万次郎、それに青司。へぇ。
万次郎ってのかい?
そう謂うなや、
楽しめるときに楽しんどかなきゃってな。
万次郎様もまたお会いできて嬉しいですよ。
やはり皆、嗜めるのですねぇ…。
お付き合いできるよう努力はいたしますが。
[青司よりまた子供扱いされ]
皆様方も最初から慣れていた訳ではありませんでしょうに。
何ゆえにこうも子供子供と。
たまには悪くなかろうて。
常なら静かにただ在る身ゆえ――。
[呆れ顔の男にも他となんら変わらぬ笑みを向け。
藍へと首を傾げれば]
先刻もらった蝶は水へと還した――。
礼をせねばなるまいが、今をもっても思いつかなんだ。
茄子色とはまったくどうして。
あれはもう少し紫を帯びているだろうに。
昨日はお粗末様でしたとでも返しておこうかの。
まあ良い良い、酒でひとつ不問いにするか。
おおっと、あまり並々注いで零してくれるなよ。
[赤い杯に満たされる酒。
そっと杯を傾けてから、紅の大男をちらと見る]
なぁに、知り合いと言うほど知ってはおらぬ。
少々縁があっただけだ。
夜斗に咥えてかぃ、
それりゃぁいいねえ。
[はははと笑って青司に頷き]
そうならねえように
程ほど鍛えて行かなきゃなぁ。
なぁ、夜斗。
[赤い髪の少年と、
其の使い魔に笑う笑う。]
流石、兄さんは話が判るネェ。
[トプリ] [トクトク] [トトト] [欠けた杯満たし]
[万次郎の顔見上げ] [ゆるり小首を傾げ] [瞬いて]
彼奴等ってェのは、何処のどいつかえ?
アタシァ人様に如何思われ様と構わないが、兄さん達まで悪く思う奴等なんて…嗚呼、この形で五月蝿く謂う奴等かえ?
そちらが万次郎様、こちらが青司様……。
承知致しました。
万次郎様、「紅の君」とは、もしやわたくしのことでございましょうか……?
[ちらと月を気に掛ける者を一瞥し。
名を呼ばれれば紅に向き合って、す、とあぐらをかく]
…名を盗み聞きするとは、不躾な。
其方も名乗れ。
[仏頂面で隻眼の男を見据え、独り剣呑な雰囲気を纏い
カタカタ、と脇の双刀の鍔が鳴る]
ああ、そっちかい。
こいつぁ失礼。
[真理に笑って眼を細めたままで]
まぁ適当に呼ばせてもらわぁ。
碧なんてどうかねぇ。
ま、満足してるようだし其の時々さ。
[ふと夜空に眼を向けて、
伺うように風を詠む]
そぉいや何かさっきまた
黒い影みたいなん来てなかったかぁ?
まだ賑やかになるのかねぇ。
[歓迎歓迎、謂いつつ笑う]
盗み聞きといえばわたくしもですね。たいへん失礼致しました。
……わたくしの名は、遥月。
紅を纏うは、世を忍ぶ姿故のこと……。
以後、御見知り置きを。
――では、妾も同罪か。
[くすり][くすくす]
[喰児を見据える万次郎へと柔らかな笑みを向け]
聴こえたものは仕方がない――
妾も名乗ろう……白水と。
あちらこちらで子供子供と云われておるのか。
それは悪かった。かっかっか。
左様、しかし主様の大事な祭りの前には慣れておくのがよかろうて。
へべれけでは見咎められてしまうぞ?
呑まれぬ程度にたしなむと良い良い。
[空になった杯を咥え、悪びれもなく司棋の背を叩く。
白が首を傾げると、ふむと顎を撫でる手のなかに杯を落とす]
そうかそうか。
呉れたものだ水へ還すのもまたよかろうて。
礼なぞいらんわ……ふむ、酌のひとつでもしてもらおうかの?
[腰を下ろして、杯を指先でくるりと回し
帯刀の男を見れば、常葉の女とのやりとりに首を傾げる]
[黒の杯は満たされて。
真理の問い掛けに、それを一口含んでから重く口を開き]
彼奴ら―――人間(ひと)の事だ。
我ら異形を、根拠も無く忌み嫌う輩。
我は彼奴らが好きではない。
[また一口。すうと喉に吸い込まれ、黒の杯は空になった。
再び別方向から名を呼ばれればゆると首を振り]
其処の不躾な隻眼の輩の事だ。
………其方は?
我は、知っての通り万次郎と名乗っておるよ。
[対照的に剣呑さを引っ込めて名を尋ねた]
はは、そう殺気を振りまくなぃ。
其の双剣は安いもんじゃぁないだろう?
[やはり笑みは浮かべたままで、
髪結上げた男に向き合う]
俺ぁ喰児。
好きに呼ぶがいいぜ。
はは、呑めるやつぁいいねぇ。
林檎飴と藍を混ぜたら茄子色サァ。
酒を零すなんざァ勿体無い事はしないヨゥ。
[コロコロコロリ] [笑う声軽く] [トプトプトプリ]
[満ちる紅い杯] [倣い喰児へ] [碧の眼差し向けて]
茄子の兄さんが林檎飴を奢って呉れるんだヨゥ。
でも打つには運が無いから何時になるか判らないのさァ。
遥月に、白水……。
[それぞれを見比べ首を捻って]
その名で呼ばずとも構わぬか?
我はどうも…先も香の君に言われたが
他への好奇心が欠けているらしい、故に。
しかし夜斗の方もわっぱのようだの。
かっかっか。
[眠りこける夜斗を見て、紅の大男にカラリと笑う]
やれやれ、どうも名乗りを上げる場のようだ。
ひとつ俺も名乗っておこうか。
[名乗る者に習い]
名は青司。好きに呼ぶと良い。
何かの縁だ、ひとつお見知りおきを。
そういえば僕も名乗っていなかったでしょうか?
今は酒が入っておりますゆえ暫しつむりが朦朧と。
司棋と申します。
[真理の林檎飴、の一言に]
あれは…僕が頂いてしまったからでしょうか?
青司様がまた取ってくださるならぜひ僕の分も。
美味しかったのですよ。
[青司から背を叩かれ、手の杯の酒を意図せずしてすべて飲み干し、盛大に咽る]
げほっ!な、何をするんですか…!
――酌、か。
[くすくす笑う] [愉しそう]
酌をするのは初めてじゃから、
何ぞ失礼があったとしても責任は持てぬぞえ?
[青司の横へと寄り添えば、首を捻る万次郎に]
如何様でも――。
妾にとっては相手を識別するために用いるものじゃ。
語らうだけなら相手が判れば何でも良い。
[香の君はわからねど。
そういう者がいたのかと、思うはただ其れだけ。]
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