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学生 ラッセル が出て行ったらしいよ。
学生 ラッセル がきたらしいよ(11人目……だったかなあ?)。
[焼いた丸い食べ物は
中身様々、味も種々。]
何だこりゃぁ、赤いの。
甘ぇ。
[「そう、そいつぁ苺の砂糖煮でさぁな」
からから笑って店主は謂う。]
タレが甘辛ぇのに中まで甘くしてどうするよ。
阿呆か。
[「まあいいじゃありやせんか、
こんな機会滅多にないし、
お遊びだと思ってくれりゃ」]
まぁそりゃそうか。
こういう格好も新鮮でなぁ。
さっきの人間の子供、旨そうだったのに追えやしねぇ。
[何時から居たか] [何処に居たか] [とぷり] [瓢箪揺らし]
[薔薇色の唇] [寄せる口] [白い顎伝う命の水] [白い指拭う]
名が現すは名と言う呪(しゅ)に囚われると如何違うのかネェ。
一つ通り名、二つ貰い名、三つ仇名に、四つ深名かえ?
[消え往く藍と白と赤と] [茂る木の葉の間] [忍び笑うか]
[降り立つ社] [カラリコロリ] [足の向く侭] [気の向く侭に]
[謂って一口丸い玉、
今度は飴玉1つ転がった。]
……何だコリャ。
見た目にだまされちまわな。
詐欺だ詐欺だ、詐欺球ってな。
[「あはは、其の通り。」
笑う店主にひらりと手振り、
不意に男は眼を細め]
随分沢山居るようだ。
皆物好きだねぇ。
見慣れやしねぇし動きにくい、
人間は不便だわな。
[大きな大きな手を翳し、
雪洞の光を透かし見る。]
[また増える人の群れ。遠くに感じた気配が近くなる。
遠くでもわかる赤い髪、自分よりも鮮やかで。
思わず眼を見張る。
夜斗が小さくうなり声を上げるを聞き]
静かにしな。
別に今は見ているだけでもいいじゃないか。
然し、近頃の人妖は皆甘いものでも好きなのか。
毒されてどうするのやら
さてさて、
ちったぁ見知った顔が居てもいいんじゃねぇかなっと。
[手を腰に、にやり笑いで見回した。
視界の端には犬一匹。
伴う青年 色は赤、
其れから横切る常盤色。]
ほうほう、
なかなか様になってるじゃねぇか。
ヒトの姿は不便だが、
こういうのは面白いな。
[本気かはたまた冗談か、
詐欺球片手に嘯いた。]
―境内から少し外れた林にて―
[祭りの囃子が、遠くで微かに鳴っている。暗闇から迫る手をそっと腰から放し、遥月は紅を纏った視線を流す。]
[襟をキリリと整え、汗ばむ左胸に刻まれた蝶の入れ墨を隠す。背後で未だ乱れた息を上げている相手に向き直った。]
………紅。
[己の人差し指で、暗闇の中にいる男の上唇を、]
いけませんよ、このままお帰りになっては。
[そして中指で下唇を、そっと拭う。]
許婚の居られる若旦那には、似つかわしくないお姿になりますでしょう…?
[祭囃子に紛れ] [呟きか] [投げかける声か]
[遊螺り] [振り返る] [薫る白粉] [桜の色香]
おや、兄さんも呪(まじな)い解けず難儀そうだネェ。
酒でも飲んで、気を紛らわせるかえ?
[コロリ] [軽やかな笑い声] [掲げる瓢箪] [とぷり]
[紅い男の向こう] [赤い少年] [碧は捉えニィと笑み]
今晩は、司棋の兄さんじゃないかィ。
随分と可愛いお連れさんだネェ。
[小首傾げ] [揺れる常盤色] [花飾りは枯れて]
[枯れた花] [揺れる様すら] [妖しく] [仄か香る]
[ふと眼が合うのは隻眼の
先程夜斗がうなっていた主。
改めて様相を見れば確かに犬でなくとも警戒するか
彼の人の呟きは聞こえる訳もなく]
…ここは挨拶をしたほうが…いいのかな?
夜斗、昨日の人たちとはまた打って変った怪しい人がいるねぇ
[面白そうに少し笑い]
[涼やかな声、耳に止めれば鮮やかな翠が広がって]
これは…どうも。
またお会いできるとは。
これは…僕の連れ。大人しいいい子ですよ
[夜斗はまた足元へ懐く。
...はそのまま翠の髪に眼をやって]
髪挿した華は枯れましたか。
貴女が望めば何時までも綺麗に咲く華なのに。
どうやら貴女も刹那がお好みのようだ。
また、咲かせましょうか?
[にこやかに返事をし]
………ふふ。
たしかに、遊び女と仮初の恋とやらを試したと言い訳もできましょう……。ですが、どちらにしろ…女の方を納得させる言い訳にはなりますまい。
呉れ呉れも、わたくしの紅は、貴方の身体だけにお刻み下さいな…。心に刻んではいけません……そう、決して。
[下駄を微かに鳴らし、遥月はゆっくりと歩き出した。背後の男から一歩、また一歩遠ざかる。そして振り返り、男に言葉を掛ける。]
……ええ。貴方がわたくしに逢いたいとおっしゃるなら、どうぞいつの夜にでも。この境内でお逢いしましょう……
[それだけ残すと、遥月は祭囃子の響く雑踏へと紛れ込んだ。]
[常盤色の髪揺らし、女の笑いは艶やかだ。]
はは、そういうそっちもそうなんだろ?
難儀だな、難儀だねぇ。
そう謂いつつもなかなか楽しそうじゃねぇか。
そんじゃぁ一杯頂こうかね。
[にやっと笑い頷いた]
[湖水の瞳と視線が合った。
片目を細めて笑って見せる。]
はぁん、お犬様に吼えられるたぁな。
お前さんの使い魔かい?
挨拶なんざかたっくるしいこたぁ気にすんなや。
飲まねぇかい?
[冗談めかして声掛けた。]
司棋の兄さんは今宵も遊んでお呉れかえ?
人の集まるは厭うなら二人で何処ぞへ時化こもうかネェ。
[コロコロコロリ] [笑う声] [下駄の音]
[しゃなしゃなり] [歩み寄り] [しゃがみ込む]
可愛いネェ。
嗚呼、良い、好いヨゥ。
お前さんはきっと利巧なんだろうさァ。
[少年の連れ] [犬の傍ら] [しゃがみ込み]
[そぅと伸ばす] [白い手] [耳の後ろを撫ぜ様と]
咲き誇り枯れ果て巡り巡ってまた咲くが華ってネェ。
アタシに枯れ華が似合わぬなら。
司棋の兄さんがまた見立ててお呉れかえ?
[笑みを見上げ] [小首傾げ] [覗く] [互い違いの双眸]
[弧を描く碧] [枯れた華] [常盤色に映り] [揺れるか]
[現世に此の姿でいるのは初めてで。
人が飲む酒なぞ見たこともなく]
それでもお初の方にいきなり馴れ馴れしくはできませぬ。
司棋と申します。以後お見知りおきを。
…「酒」…とは…僕が知らないものでしょうか…?
なら…遠慮させて頂きたく。
どういうものかもわからないものを
いきなりおいそれとは…。
それと犬と呼ぶなら夜斗と名を呼んでやってください。
どうせ二文字、変わらぬでしょう
[夜斗は既に平常に戻ったけれども。...は僅かに瞳が揺れ]
[紅い男へ移る] [碧の眼差し] [薔薇色の唇] [笑んだ侭に]
[犬の傍ら] [しゃがんで] [男を手招く] [白い手] [ひらり]
そうさァ、アタシも難儀さァ。
袖振り合うも縁なら、呪い解けぬも縁じゃないかえ?
酒でも酌み交わして楽しもうじゃないかィ。
[赤の少年] [紅い男] [視線は往復] [コロリ笑う]
そンなら皆で飲むのも一興さァ。
其処往く兄さんも一緒に如何かえ?
[紛れる人型] [新たな気配] [下駄の音捉え] [瓢箪掲げ]
華ぁねえ、
華はいいやな。
似合いそうじゃねぇか。
なぁんて、人間はこういう風に謂うのかねぇ?
[赤い少年、湖水の瞳に眼を細め]
律儀なヤツだぁなあ。
まあお前がそうしたいってんならそうすればいいさ。
得体が知れないから駄目ねぇ。
そいじゃあ俺が呑ませてやろうか。
俺が呑んだんなら安心だろう?
[にっと笑って嘯いて、
それからちらっと夜斗を見る]
ほうほう、お前夜斗ってのかい。
名前があるのにお犬様はねぇわなぁ。
そいつぁ悪かった。
[夜斗は撫ぜられるままに真理に懐き。
...も眼を細めてそれを見る]
夜斗、良かったな、沢山撫ぜてもらって。
また、お礼の華を差し上げましょう。
この華は貴女が望めば何時まででも咲きますよ。
僕達のような者が自然の摂理なぞ従う必要はありませぬ。
用が済んだら一言華へ、礼でも言ってあげて下さい。
さすれば跡形もなく、静かに消えますから。
では、どうぞ。
[少しだけ身を屈め、夜斗を撫ぜる真理の結い髪に掌に浮かんだ蛍火を零す。
光が触れたその場所にまた小さな華が愛らしく咲いた]
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