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>>1029
[母乳の変わりに酒を所望しそうだと思った]
[舞う花弁に眇める童子の双眸は金色か碧か]
主様のお陰かせいかアタシァ今此処に在るしネェ。
中々に楽しかったし感謝のひとつもしておこうかィ。
[赤鬼見詰め長い睫毛瞬き]
[口接け落とされる手を眺め]
[微か指先に力はいり震える]
やれ、摑まったなァアタシかネェ。
[楽しそうに呟いて]
―数年後、とある花街の置屋にて―
[すっと紅を一筆、白い肌の上に走らせる。]
……さあ、できあがりましたよ。鏡を見てご覧なさい。
[遥月は、芸者の顔から筆をそっと離し、鏡を見るよう促した。]
嗚呼……若々しくて、佳い肌ですねぇ。
今日は初めて御座敷に上がるのでしょう?……あまり緊張為さらず、いつもどおりの明るく可愛らしい貴女で居れば良いのですよ?
……そう。その笑顔。
[遥月は、にこりと微笑んだ。]
―置屋前にて―
[妖でもヒトでもなく――『呪いを失った』遥月は、ヒトの世界で以前と変わらず化粧師を生業として暮らしている。
ヒトと交われど子を為せるわけでもなく。しかし『呪い』を失ったが故に、妖としてはあまりに無能。それ故、遥月はヒトの姿をした曖昧な存在として、ヒトの世界に溶け込んだようだ――否、元より彼はヒトではあったのだけれど。]
[『あの頃』の紅の化粧は消えて久しく――清廉な笑みを浮かべて、遥月は微笑んだ。]
……いいええ、お姉さん。せっかくの御誘い、申し訳御座いませんが……本日は先約が御座いますので。また、機会が御座いましたら。
[置屋の女主人に軽く会釈すると、道具箱を持って置屋を後にする。]
(それにしても、妖がそこかしこに居ますねぇ……。小者ですから、害を為すわけでもなさそうですが。)
[花街の石畳、カラコロと下駄を鳴らして遥月は歩く。]
[石畳をカラコロカラリ。空を見上げてひとり呟く。]
……そろそろ、ですかねぇ。今回も無事に帰って来れば良いのですけれど。まあ、それがあの方の生業なのですから、心配とはいえ仕方無いのですが……ふぅむ。
[ざわめく花街、行き交う人々。雑踏の中で、遥月はふたつの微かな足音を聞く。]
………おや。
[――スタッ、タタッ。
足音の主は雑踏を素早く駆け抜け、遥月に近付くと、彼の顔をじぃと見上げた。]
ふふっ……あなたは相変わらずわたくしには警戒しているようで。困りましたねぇ。……そろそろ馴れて戴けると嬉しいのですが。そうはいきませんかねぇ。
[もうひとつ、足音。そして、微かな妖の血のにおい。最初の足音の主の頭をそっと撫でながら、遥月は立ち上がった。]
[目には見えねど決して消えぬ、妖の血の臭い。たとえ周囲のヒトにはわからなくても、遥月にはそれがわかる。
――妖の血のにおいを微かに纏った『ヒト』に、遥月はにこりと微笑んだ。]
おかえりなさい。お待ちしておりましたよ。
しかし…随分背が伸びましたねぇ。すぐにわたくしのことなど追い抜きそうで。嗚呼、不思議なものです。あの頃はまだまだ「わっぱ」と呼ばれていたのに……。
[――ヒトの成長は早く、命は短い。
――目の前のヒトは、少し見ぬ間にまた変わる。
――遥月は、ヒトか妖か。
――ヒトならば、ヒトと添い遂げられよう。
――妖ならば、その命は長く、いずれ再び長い長い孤独を味わうのだろう……
――その孤独こそ、彼が妖を裏切った『罰』なのか。それとも……]
それにしても、今回は長かったですねぇ。貴方が帰って来るのを心待ちにしていたら、こんなに歳をとってしまいましたよ。ふふっ……
[遥月は、目の前のヒトに手を伸ばし、にこりと微笑んだ。]
[雑踏の中、石畳に三つの足音が響く。たわいのない会話、家路に着く道程。
――花街の空は、いつしか紅い紅い夕暮れに包まれて居た――*]
[月に拍手喝采しつつ、もやもやの正体が判った]
CV.飛/田/展/男氏確定よな…。
[くつくつ。ちょっと眼が潤んでいるのはキニシナイ]
投下したら丁度連投するとか謂っててまたやっちゃったかと思ったさァ。
冷や汗もンだったヨゥ。
なンだか今回は切ないエンドが多いネェ。
切ないのも好みだから嬉しいンだけどさァ。
>>1037
[末恐ろしい子供だ。]
[或いは両方か。碧の眼はきっと綺麗だろう]
はは、そうしようぜえ。
主様にとっちゃあいい迷惑な宴だったかも知れねえがなあ。
[狐は彷徨い何処へやら。]
[僅かに震える指先に、
また小さく口付けて]
さぁ、それは俺もだと思うぜえ。
[やんわり優しく抱きしめて。]
[遥月におやすみなさいの挨拶で手を振るついでに
>>1034の向う脛をぽんと蹴ってみたり。
何ぼ身長差があっても、肩と脇腹は間違えないと思う(真顔)。]
>>遥月
お疲れ様ーノシ
さて、わらわは今布団から鳩ゆえいつ寝るかわからん。
[寝落ち宣言ってやつですね。]
開耶がおったら「おとなしく寝やれ」と言われそうじゃが。
[今はいないのでおとなしくは寝ない!←いても寝ない癖に。]
>>1046
異形勝利でも死んだら生き返りゃしないだろうさァ。
主様復活して更なる祭りでも開いたンかネェ。
アンカー違うけどさァ。
>>1045
お疲れさん、おやすみィ。
>>1053
あっちもこっちも酒宴だなあ。
梅酒いいねえ。
[笑って肩ぽむぽむ]
成程、闇にまかれたってぇワケだな。
[酒を注いでみた。]
へえ、でかいなあ。
俺も2m近い身長のつもりでは居たけどよ。
[平均身長なんて知らない。]
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