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こん中に居るってんなら
全員に聞いて回れってかぁ。
酒は旨いし面白い奴らばかりだがねぇ。
そんならヒトでも別段かまやしねぇんだが。
さぁて、
面白くなってきやがったなあ。
[心なしか金の眼が輝き増したように見え
片方上げた口の端、鋭い白が*見え隠れ*]
[首根っこ捕まえられて逃げられず、怒りを含んだ声には少ししょげ]
また…酔ってしまいまして…。
あのような猫もいる場で弱みなど見せられませぬよ
誰にも、見られたくなかったのですが…つかまってしまいましたね…
[青い顔はそのままに、少し調子を戻したか僅かに微笑み]
[顔色が僅か戻るのを認め
ぺしりぺしりと手の甲の方で額を叩く]
ではこのような所で猫のみに見つかれば良いのか。
[藍の瞳は司棋をひと睨み]
良いか、お前さんはわっぱじゃ。出来ぬ無理などするでない。
あちらもなにやら騒がしい。様子を見てくる。
わっぱは休むか歩くか?
[喉の奥から笑い声を響かせ愉しげに笑う喰児に]
ふうむ…頼もしいこと。
どうやら食べるためでもなく、狩るために妖を殺せるような人間の狩る者の存在をも、おぬしを震わせるには足りぬと見えるな。
[白水までも怯えるでもなく、くすくす愉しげに笑う声を聞けば急に、肩に食い込ませる己の指が恥ずかしくなる。
ゆるゆるとそれを外しながら、命がけの鬼ごっこと嘯く喰児に首を傾げて]
しかし…どのようにそれを見分けるかなどの、心当たりでもあるのかのう。
何せ喰児のように鬼の身であろうとも、いやいや奴こそ真に鬼の如き存在狩る者よとばかりに、あたりをつけて追うたは良いが間違いじゃったでは、そう面白い事にもなるまいからな。
[命の様子] [眺めて] [ニィと] [笑み深め]
[赤鬼の大きな手] [奪う瓢箪] [くぃと煽り]
異形がどれで人間がどれかなンざァ興味無いけどネェ。
誰と誰が遣り合おうが命懸けの鬼ごっこってェだけさァ。
[甲でぺちりと叩かれ眼を丸くして]
…だって…猫になんか…
僕だって子供じゃない…。
[ぼそりと呟き。離れようとする青司の着物をつとつかみ]
…行かれますか?
[いつの間にか戻った片方の蒼。
爛、と光り、青司を見つめる]
あやかし仲間に狩る者か――
舞も宴も楽しませてもらったがゆえに――やはり難儀じゃな。
[関わってしまえばろくなことはない]
[けれど][それゆえに][笑みは深くなるのだろうか]
見分ける力――か。
事前にわかれば最低限の殺生で済むであろうに。
[口元に当てた袖][当てたままに思案の色]
[まだ酔いの残る、潤んだ眼をむけ]
実は先程の香で酔ってしまいまして…。
しかし一人眠るのは少し心細く。
僕が眠れるまで、いて頂けると嬉しいですよ?
[ふわ、と首に手を回し、酔いと艶の篭った目で見つめ]
それに、まだ水が、たりないのですが…
[小さく、口付け]
鬼ごっこ……
嗚呼、そういうことですねぇ。
目隠しをされ、頼り無きまま「鬼さんこちら」……。
[唇の紅をぺろりと舐める。]
……嗚呼。死の鬼ごっこ。
主よ、あなたはわたくしに、宴の仲間を殺して喰らえと申されますか……。
[身体に走る毒液が、どくんと小さく波打った。]
…ふふ。
[常磐のひめが恐い怖いと呟いても、その物言いではそれほど大事ではないかのに聞こえるのうと、少しだけ緊張が解けて笑う。
面白い奴らばかりだからそれなら人でも構わないと言う喰児に、害をなさぬヒトならば当然わらわも存在を許そうものよと笑いかけようとして]
……。
[その喰児の口の端からは、四本足でも二本足でもとの言葉通り、何でも噛み砕けてしまえそうな鋭い白が見え隠れ。ごくり生唾飲み込んだ。
続く真理の言葉にもやはり、まあるい眼をニ、三度瞬く]
鬼ごっこにならば、わらわも自信がある。
じゃが命がけのそれを、そう言うてしまえるか。
うん、常磐のひめよ…おぬしも中々腹が据わっておるようじゃな。
[負けてはいられぬと握った袖の中、拳を握る]
[すくり][席を立てば]
¨鬼ごっこ¨は始まった。
わらわは今一度泉に帰る……。
[――禊をしに行くのだろうか]
[ふらり][ふらふら] [*泉に向かう*]
[ふわり、首元に回される手]
[蒼の目に――囚われては]
[ゆらり、頷くのは己の意思か幻惑か]
…ああ、良かろう。
[とすり、凭れる大木の幹。ずるり落ちて]
水は嫌いじゃ……
[ぼうとした藍の目のまま、司棋の袂を掴み口付けを返すか]
目隠し鬼かえ?
手探りで一突き鬼が鬼を殺すかィ。
[はらりはらはら] [舞う薄紅] [未だ潤む碧]
厭だヨゥ、命の姐さん。
アタシァ臆病者さァ。
[言葉と裏腹] [コロコロコロリ] [軽やかな笑い声]
刹那に生きるアタシにゃ今しか無いからネェ。
未だ咲き乱れても居ないのに散るのは詰まらないじゃないかえ?
[青司より口付け返され嬉しそうに微笑んで]
僕が眠ったらどうぞ遠慮なくお戻りを。
今は青司様を縛る気は全くありませんので…。
[頬に口付けを落とすと、胸元へ頭を預け。
暫く後、小さな寝息が*聞こえるだろう*]
[事前にわかればとの白水の言葉にこくり、頷き]
うん、妖の中には勘に優れた者もいるのではないかな。
勘など頼りにならぬかもしれんし、そもそも見分けがつくと言い出す者がいるとして、それが本当のことかもわからんが…
皆に尋ねるくらいしてみても、悪くなかろ?
[遥月の嘆きが耳に届く。
仲間の血肉を口にする事を想像してしまって、指先で触れた唇の向こうで小さく喉が鳴った。
泉に帰る白水の姿を見送りながら、真理に首肯]
そうじゃな…おぬしに今しか無いとそのようにわらわは思わんが、咲き乱れるより早く散ってしまうことを望まぬは、わらわも同じ。
きっと、狩る者などには負けぬぞ。
[だが決意に見開くはずの眼は、とろんと眠そうで]
ん…負けぬしがんばる気ではおるが、戦士にも休息は必要よの。
[薔薇色の唇] [ニィと笑み] [黙し] [命の言葉を聴くも]
おや、命の姐さんはそろそろお休みかえ?
無理はするもンじゃないヨゥ。
[焦点の合わぬ目のまま、司棋へと微笑み返し]
ああ。眠るまでここに居ろうて。
[胸元に落ちる温み。
やがて寝息が聞こえれば、
藍は元の色を宿して、幹に頭をもたせ長く息を吐く]
己は何をしているのだ……。
約束事などもうするまいと――。
[苦く呟き、暫く目を閉じる]
左様ですねぇ、メイ様。
誰にも休憩は必要かと。
嗚呼、なんならわたくしと共に参りますか?猫又の蜘蛛様に、蝶の毒の味をご賞味戴くもまた一興……
[紬の袖、奥でくつくつ。]
……冗談ですよ、今宵はね。
では皆様、おやすみなさいませ。
[ヒラヒラと手を振り、何処へと消えた。*]
[寝こける司棋からそっと離れ
頬に残る薄墨に吐息をかける。
ふわとはがれ離れるそれはやがて何にも成らずに消えるだろう
司棋の袂に残した墨には気づかぬまま、
そろりぺたり、一度振り返り、境内に戻る]
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