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そうかそうか。
有塵になぁ、己の前に同じ事を問われてでもしていたか。
かっかっか、面白いか。
確かになかなか面白い顔をする男よ。
[見上げた顔の清清しさを思い返し
赤鬼の隣、杯傾けくつりと笑うも
常葉の女の言葉に墓穴を掘ったと苦い顔]
ああ、ああ、忘れろ忘れろ。口が滑った。
出目金だからか、やれやれお前さんの云う事は難しい。
子供の謎かけのようだ。
ふむ、さてはて色が乗るのに気づけば良いが。
いっそ泣く目玉を食ろうてしまうかのう。
嗚呼、常盤様。
色を乗せてしまっては食らわれてしまいますか?
……ならば、魅了すれば良いのですよ。
貴女から生涯離れたくないと、惑わし、狂わし、捕らえてしまえば……。貴女の色を貪れども、貴女の身は食らいますまい。……その香を放つ能力が、貴女様にはおありでしょう?
嗚呼、貴女様からは蜘蛛の糸が見えますよ。この愚かな蝶は囚われてしまいそうで……嗚呼、畏ろしい。
[くつくつ笑う。]
[ぽつり呟く小さな横顔、
ふと眼を細めて気配を嗅げば]
ああ、昼に聞いた笛の子かい。
なるほど、迷い込んじまったのかねぇ。
[月に窘められて短く唸る]
……しかしだな。
[杯咥えて、常葉を眺め]
[やはり短く唸り]
[おもしろく無さそうに口元下る]
泣くたまには見えんのだがなぁ。
咲く花を愛でぬわけでは無いしゆとりが無いわけでもないのだが
……ああ、いや、わかったわかった。覚えておこう。
[降参と手を上げひらり]
[くつくつ、くつくつ。]
嗚呼。お気に為さらず、青司様。
[くつくつ、くつくつ。]
……それよりも、わたくしにも御酒を戴けませぬか?少々酔いたい気分に御座います故。
[盃をついと差し出した。]
[カラリコロリと下駄を鳴らして今日も向かうは酒宴の場]
[ほとりからそう遠くもない位置][薄い笑みを持ち]
また今日も――賑やかじゃな。
[くすり笑って]
[小さな少女を目に留めて]
また――お初にお目にかかるものか。
[思い出すは木々のざわめき]
汝れであったか。
[一人納得した様子]
[繊手ひらめき花びらが舞い、
金の瞳を細めてにやり]
あぁ、呑もうかい。
櫻に杯かかげて乾杯でもしようかぃ?
[反らした喉の白さが艶めき]
碧が未熟と謂っちまったら
熟れたらどうなるのか
考えるだけで震えるねぇ。
[酒の匂いは甘美な誘い。
相棒の問いに頷いて]
そうさあ、真顔で聞いて来るのさ。
面白い顔か、桜咲かして笑ってたかぁ?
ええ、白水様。
ちょうど良い所へ。
そうですねぇ……
常盤様が甘露ならば、白水様は目の覚めるような鮮烈な刺激を抱いた果実……
[くつくつ、くつくつ。]
仮令相手が喰わずともアタシァ恋われりゃ喰っちまうからネェ。
咲き乱れるにゃ早過ぎるヨゥ。
[笑う遥月] [舞う花弁] [色めく空気] [潤む碧]
甘露な蝶なら以前ひとつ捕まえたヨゥ。
アタシの糸に何時気付いたンか、蝶だからかネェ。
遥月の兄さんは蜘蛛はお嫌いかえ?
[出される盃] [白の手伸べて] [傾く瓢箪] [とぷとぷり]
[青鬼唸り] [此方を見るに] [碧濡らして] [ニィと笑み]
誰が如何思おうと勝手さァ。
アタシァ、アタシ、其ンだけだヨゥ。
お帰りィ、白水の姐さん。
姐さんも呑むかえ?
まったく、月には敵わぬわ。
己は今日も手ぶらよ。酒ならほら常葉の娘にたかると良い。
[空いた手で司棋の髪わしわし。八つ当たり。
カラコロ下駄鳴るそちらを見れば白の姿]
今宵も酒の席は盛況だ。
桜さく酒を飲まねばなんとしよう。
[赤鬼の酔いしれる様子にくつりと笑んで、
杯カリと噛み、口元を上げる]
ああ。実に清清しい顔をしとったぞ。
あの面にして咲く花のようじゃったわ。かっかっか。
[遥月の言葉に僅かに首を傾げて]
妾を鮮烈な刺激を抱く果実と表すか。
図りかねるが汝れがそう言うのであればそうなのかのぅ?
[反対側に首傾げ]
[青司の姿が目に留まれば]
やはり、花見酒――かの?
今日も注ごうか。
近頃は、飲むより注ぐ方が性に合っているようじゃ。
[曖昧な笑み]
おう、今日も賑やかだぁな。
鬼の鬼ごっこもいいが
こういう酒宴が常にあるのはありがてぇ。
[ひらり振る手は白水に。]
遥月も呑みたいかぁ。
いいこった。
昨日の様子を見るにいけるクチだと思うが、
どうだい?
[揺らめく月のたおやかな影、
其の眦は櫻の端の紅に似る。]
[社に背き歩けばやがて辿り着くは朱の鳥居]
…嗚呼、出られはせぬというに。
戻るところで何も在りはせぬに。
やれ…戻りて何せうぞ。
[懐の内、右の腕。
ゆぅるり上げれば鳥居を伝う]
……やれ、面倒を思い出した。
舞いを約束していたな…
[気配は読めねども]
[在る場所は一箇所か]
[満たされた盃の中身を、ついと飲み干す。]
いいええ、常盤様。
わたくしは蜘蛛を好いて御座います。わたくしの身を捕らえて放さぬ蜘蛛様を、どうして嫌うことができましょう……?
嗚呼、わたくしの毒に犯され焼かれぬ蜘蛛様なら尚のこと。
[紅色の視線は、舐め尽くすように常盤を見回す。]
ところで……常盤様に囚われた、哀しくも羨ましい蝶殿は何処に?
嗚呼、聞くが野暮ならどうぞこの質問は御捨て下さいませね。
アタシァどうせ直ぐに全部忘れちまうヨゥ。
でも面白いから覚えておこうかネェ。
[青鬼見遣り] [ニィと笑み]
童の謎かけより簡単だと思うけどさァ。
さて眼を喰われたら代わりに何を貰おうかネェ。
[品定めるか] [濡れた碧眇め]
[赤鬼の声] [薔薇色の唇] [吊り上げ]
好いネェ、乾杯なんざァついぞしてないさァ。
ほゥら、喰児の盃をお出しヨゥ。
[ちゃぷり] [瓢箪揺らし] [ニィと笑み] [潤む碧]
[ひら] [ひら] [はらり] [金色に映る薄紅] [覗く]
開那の兄さんにも司棋の兄さんにも舞う花弁の時を貰い、日毎見る櫻は蕾を膨らませて、今宵は有塵の兄さんの桜のせいで狂ってるだけさァ。
咲き乱れたら甘露な涙零して喰児を惑わせてみようかえ?
[月へと向けた呆れ顔はふいと消えて]
ああ、お前さんはお前さんか。
咲き乱れるも恋われるのも良いが、
己の相棒食ってくれるなよ。
[常葉の言葉に目を細めくつり笑う。
白の申し出に、咥えていた杯手に落とし差し出して]
では貰おうか。
近頃と云うのなら以前は酒飲みか。
いいえ喰児様。
わたくしはさほど御酒には強く御座いませぬ。
戴ける盃は、有り難く頂戴致しますが。
[桜の花びらの紅を見せるように、目を閉じて笑う。]
そりゃあいい、
墨櫻の精も満開かぁ。
[青鬼見つつくつくつ笑い]
ああ、司棋はまだ寝たままかい、
寝る子は育つってなぁ。
夜斗は何処へ行っちまったんだい?
お散歩かあ?
[司棋の鼻先軽く弾いて]
嗚呼、開耶様。ごきげんうるわしゅう。
今日も佳い香りですねぇ。
[ほんのりと紅潮した頬と首筋、盃を持つ白い手首。遥月は、紅を纏った視線を開耶に向けた。]
いつにも増して色香が漂うなぁ、遥月。
謂っても会ったのはついこの間だがねえ。
[真理が勧める甘露の酒に
己が手にある杯差しだし]
そんならこれから乾杯だ。
花びらも呑みほすくらいに呑んでやれ。
有塵は騒がしいと睨むかもしれねぇがなあ。
[僅かに顔上げ櫻を見上げ、
泪の話に及ぶの聞けば]
そいつぁいけねえ、それこそ甘露さ。
佳い女の泪の前には形無しさあ。
[真意の見えぬ物言いで]
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