情報 プロローグ 1日目 2日目 3日目 4日目 5日目 エピローグ 終了 / 最新
[1] [2] [3] [4] [5] [6] [7] [8] [9] [10] [11] [12] [13] [14] [15] [16] [17] [18] [メモ/メモ履歴] / 発言欄へ
嗚呼、佳い宵だネェ。
今宵、此の時、今を楽しめず何時楽しめるもンかィ。
[少年が笑えば] [苺飴に口接け]
[差出す白の手] [赤の林檎飴か]
厭だヨゥ、兄さん。
御狐様の結界のせいで、アタシも戻れないのさァ。
[ぐるり周囲を見遣れば異形達]
[残る人型は数少ないのだろう]
異国人 マンジロー がきたらしいよ(6人目……だったかなあ?)。
[音も無く]
[ゆらり]
[現れたのは影。徐々に人型をとって―]
[祭り囃子は遠い。
微かに聞こえる重低音と高い笛の音。
それを聞くでもなく取り出したのは玉。
着ているものに似た色の深い輝きをたたえ]
今年の春は遅いか、早いか…さてな。
[夜と海の色の目は香る常緑色の長い髪
目を細めて見つめれば猫のように目を細め]
あぁ、そういうことですか。
僕はまた、別のことで楽しまれてるのかと。
[白い手で差し出された林檎飴、受け取る手もやはり手弱かで]
こんなものも元に戻ったら手にできないのかも知れませんね。
僕は初めてだから何もかもが目新しい。
そういえば…周りも匂う。
また、別の誰かも見つけられるでしょうよ。
[年端も行かないあどけない笑顔で笑いかけ、噂をすれば青い目は見えない誰かを捕らえたようで]
[猫の如く] [獣の如く]
[細める眸] [倣い細め]
別の事かィ?
何だろうネェ?
[空っ惚けて] [口角上げて]
[コロコロ笑い] [一つ瞬いて]
兄さんは初めてかえ?
たんと味わって楽しむと好いヨゥ。
[互い違いの珠の双眸] [逸れる碧の眼差し]
[カリリッ] [苺飴を齧り] [周囲へと向き直るか]
おや、また誰かおいでかえ?
[カラリ][コロリ]
[夜道に響く下駄の音、祭囃子に掻き消され]
[遠目に見える若い男女。]
[首を傾げて遠目に見守り、仰いだ空にはお月様。]
――良い月じゃ。
戻れぬままも悪くない。
[赤い瞳は柔らかく、細めた目を月から戻し]
そうは思わんかえ?
[徐々に歩んだ手前にて、前の二人に問いかける。]
月が満ちる頃には、この懸念も杞憂に終わろうて。
なあ…火影、垂氷?
[両の脇に差した刀の柄を愛しげに撫で]
[カラリ]
[コロリ...]
移動しか出来ぬと言うのはつらいな…。
結界を…火影と垂氷で破れたなら。
我は英雄、誰そ奉ってくれるやも知れぬ。
[ククク,,,ククク...]
[遠く、目に見えない気配にやや表情を曇らせ
背後の声にまた少し戸惑いながらも笑顔を]
…また…ですか。
こんばんわ、やけに同業者に会う日ですね
今日は月が狂う日といいます。
祭りと呼べるものはこれから、ということでしょうか
林檎飴、ありがとう
[小さく女性の結い髪に触れると、簪に似合う小さな花が蛍火と共にふわり現れ。結い元に可憐に咲いた]
お礼。似合いますよ。
[玉を懐にしまい込み、戯れに祭り囃子の方へと]
[カラリ] [コロリ]
[だんだんと賑やかになってくる周囲。
人影もちらほらと]
戻れぬままも悪くないと?
面白いことを言う…。
月が満ちる迄には、我ら本来の姿に戻るだろうよ?
それも否というのか。わからんな……。
[月を仰ぐ少女-と認識した-に嗤いかけた]
[止まぬ祭囃子] [紛れ聴こえる下駄の音]
[紅い飴の欠片] [ちろり舐め取る紅い舌]
鼻が利くのか、兄さんの謂う通りだったネェ。
[揺れる常葉色] [薫る白粉と桜]
[届く鶯の囀り] [女の紅い双眸]
姐さんもかえ?
この形(なり)はこの形で楽しいネェ。
嗚呼、好い、良いネェ。
―――佳い宵さァ。
妾とてずっとこのままで居たいというわけではないが……
――否、然し。
汝れの申す通り、その考えは面白いことやもしれぬ。
[嗤いかけた男へと妖艶な笑みを返し]
これも祭の力と思えば、不可思議なこともあるまいに。
[常盤色の髪の少女の声に耳を傾けて]
元の姿には何れ戻れよう――今はこのまま愉しもう。
佳い宵じゃ……。
月は人間を狂わせるらしいけど、アタシ達は如何かネェ。
今日はツイてるらしいから、兄さんにもお裾分けさァ。
[伸ばされる手] [長い睫毛瞬き]
[解れ毛梳いて] [僅か俯き加減]
有難う、お返しなんて良かったのにネェ。
見えないから兄さんの言葉を信じるヨゥ。
[ふわりふわり] [常盤色に咲く花]
[そっと撫ぜては] [声に振り返り]
兄さん、今は今でこの形を楽しんだ者勝ちじゃないかえ?
別段に何時までも此の侭で居ようなンて思わないさァ。
[白の少女の向こう] [現れる男に微笑む]
まぁ…良い宵であることは認めよう。
我も、この春とやらは嫌いではないから…。
[白の少女の言葉に嗤いを絶やさず]
不可思議なことなど存在せぬと云うのか。
ふ、ふふふ…ふふっ。ははは。
[高らかに響く笑い声は祭り囃子にまぎれ]
[刀を持つ男にやや顔を顰め]
また…物騒なものを。
それを振るうのはどうぞここを出てからに。
せめてこの綺麗なお二人には見えないよう。
[改めて月を見上げ、溜息を一つ]
あぁ、少し人酔いしたようですよ。
なれぬことはしない方がよろしいでしょうか。
僕は暫く休みに。失礼しますよ
あぁ、ところでまた会えるでしょうか?
出られないならいっそ互い暇つぶしでも、と。
それじゃ、気をつけてお楽しみを。
誰が何を見ているか、わかりませんからね。
[少年とも少女とも言えない様な、儚げな笑顔を浮かべると、そのまま人ごみの中へ*溶けて行った*]
おやおや、兄さんは難儀かえ?
[嘲り滲む男の笑み] [返すたおやかな笑み]
[コロコロ笑って] [カリリッ] [また苺飴を齧り]
春の宵、桜の香、鶯の声、好いと謂わず何と謂おうかァ。
折角の祀りさァ、楽しまなきゃ損だと思うけどネェ。
[去り往く少年] [ひらひらり]
[白い手を振り] [見送る背中]
アタシと遊んで呉れるンなら何時でも歓迎するヨゥ。
大勢が苦手なら今度は二人で遊ぼうかえ?
兄さん、またネェ。
[冗談交じり] [コロコロ笑い]
[白の手] [白の浴衣の袂] [揺れる]
[赤毛の少年に短く切って捨て]
…女に振るう刀などないわ。
我の相棒である火影と垂氷が穢れる。
其方、何も解っておらぬな…。
[遠ざかって消えた赤毛を見送った]
[カラン コロン]
我も騒がしい場所は好まぬゆえ、失礼するぞ。
[そう言うと、下駄を鳴らしながら人混みにまぎれ
目立たない場所で影となって姿を*消した*]
[男の様子に袖で口元を隠した格好でくすりと笑う目元。]
何やら汝れも幾分か楽しそうじゃ。
春が嫌いでないのなら、今を存分に愉しむが良い。
戻れぬということも貴重と言えば貴重――。
[祭囃子は尚も続き去る青年に視線をやる。]
妾を綺麗と申せるも、今の形(なり)ゆえのことやもしれず。
[つられるように月を見上げ、一拍眺めて目を伏せて]
妾がココが気に入っておるから――何れまた会えよう。
[同じく去っていく男を目を細めて眺め、
気配がなくなればくすりと笑う。]
穢れる――か。
汝れがそう申すのであれば、其れは穢れるのであろう。
[カラリ][コロリ]
[少しばかり歩み出で]
騒がしい場所は好まぬ、か。
嗚呼、泉は好い――身を清められ、落ち着ける。
アタシ達は斬らないなんざァ、お優しい刀だ事。
兄さんも、またネェ。
[空いた白の手] [帯の団扇を抜き]
[はたり] [揺れる常盤色] [花簪]
兄さん達は厭うけれど、アタシはこう言うのも好きさァ。
姐さんは呪いが解けたらどんな形に成るンかえ?
[小首を傾げ見遣る白の少女] [はたり]
[宵風に乗る祭囃子] [碧の双眸を眇め]
[1] [2] [3] [4] [5] [6] [7] [8] [9] [10] [11] [12] [13] [14] [15] [16] [17] [18] [メモ/メモ履歴] / 発言欄へ
情報 プロローグ 1日目 2日目 3日目 4日目 5日目 エピローグ 終了 / 最新