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ええ……勿論。
[遥月は、目を細めて笑った。]
……司棋様のように、妖しと戦う力は、わたくしには御座いませんが……。司棋様の手を離さぬ力くらいは御座いますよ?
[いつぞや染まったものか――赤黒い痕が残る司棋の浴衣の襟をそっと手にとり、その肩を月明りの元に晒した。]
……嗚呼。綺麗……
司棋様……わたくしの愚かな身体を、どうかお赦しになって下さいませね……
[水に濡れて重みを増した己の着物を剥ぎ、司棋の肌に蝶を重ねた。]
期待してるぜぇ。
[百花繚乱、花吹雪。
飛礫が飛ぶが避けはせず
幾つか振り払って塵と化す。]
ははっ!
[簪鋭く金の眼狙う、
体を倒して紙一重、
眼の端切り裂き緋が散った。
笑みは消えず尚深く、
胴を狙って腕を薙ぐ]
/中/
[じたばたするも構わずに、デコきゅっきゅ磨く]
プロも初日もまったりじゃったな。
短きは愉しゆえか、半ばで喰われてしまったためかわからぬが。
己は常葉の約束までいかなんだが、
キリよく終わったのでスッキリじゃ。
そうさのだいたい深夜まで賑わい
朝から夕までに縁故深める感じだったの。
時間合わぬ間に話が進むわ進む。少々切ないかのう(苦笑
/中/
[じたじたじたじたじたじたじ(ry]
プロも初日も殆どおらなんだわ…(涙)
さぁてな…恐らくは前者であろうよ。
我はキリが良かったのかそうでないのか。
あのまま地上に在っても歪な歯車にしかなれなんだように思う故、
あれで良かったのだろうと思うのだがな。
女子の姿も出せたしな(笑)
平日とあらば深夜まではおられぬよ…
朝から夕は研修に(ry
箱についてから何度眩暈を起こしたか(苦笑)
[肌を晒され顔に朱を散らし。触れ合う部分は体温感じ、緊張を僅かでも緩めるか。
遥月の蝶の刺青、指でなぞり首筋へ口付けを]
遥月…も綺麗。この蝶、初めて見ました…。
貴方が愚かなら僕も同じ、どうぞそれ以上は言わないで…
[ゆる、と首に手を回し、小さく微笑む]
[遠く遠く]
[魂の色が煌くような]
[姿は魂か幻か
それすら判らぬ茶之浴衣]
[ふぅわりふわり 誘わるように]
[何処で在るかも判らぬなれど]
[ふわり]
[ふぅわり]
[ふぅわり]
[ふわり]
―――ザァァアアァ…
[緋色の鬼の炎にか極彩色の蝶は舞い狂い夜空を彩り]
[振り抜かれる腕に腕を引きつ更に一歩退き胸逸らし]
[ひらり胸元肌蹴舞う紅は赤黒に染まる浴衣を更に染め]
嗚呼、良い、好いネェ。
[地を蹴り蝶の群れへと空へ飛び紅い番傘を回し開く]
[くるうり逆に番傘回すと綺羅綺羅リ蜘蛛の巣落ちて]
[蝶の群れ微かな風を起こし蜘蛛の巣を揺らめかせる]
ほゥら、此処だヨゥ。
[引く手に戻る簪手に白い手は空を切り]
[木に巻きつく糸を引き中空で軌道変え]
[楽しそうにコロコロ笑い緋色の鬼を誘う]
この蝶は………
[哀しげな表情で、笑う。]
わたくしが妖と成りし時から在ったもの……。
わたくしがわたくしと成る前の、「ヒト」……貴方様の目の前に姿を現した、あの方が刻んだ蝶……。
「橘」という男の、「罪」の証……
そして…「生きた」証に御座います……
/中/
[ぴかぴかにして満足げ。ふぅ]
そうか。上におるまま咲くを期待しておったがのぅ。
まあちびっ子も膝に乗せたしよいか(何
うむ…夜更しで職場なれば箱につくまえにもめまいがしよう。といいつつ職場におったころも結構夜更ししては白目むいておったが(駄
週末は桜は見にいけたかの?
己は来週あたり行く予定だが今日も雨だし散ってしまいそうじゃのう。
[僅かに顔にかかった血潮、
べろりと赤い舌で舐め]
愉しいねぇ。
[恍惚滲ます互いの瞳、
闇夜にさえも鮮やかな
蝶の彩りその中に]
鬼さん、そこかあ。
[蜘蛛の巣きらきら月に揺れ
深く踏み込み地を蹴って
誘われるままに駈けて行く]
/中/
[めそり。何処ぞ逃れて蹲る。めそめそ]
上に在るままでは狂うしかできぬであったろうな(苦笑)
それなりの良い終幕は考えて有る故、
書くことができれば良いのだがな。
研修でそれはまずかろうと思うて泣く泣く早くに寝ておったのだが
今度は話が進むについて行かれずに眩暈がしたわ(苦笑)
いや、行ってはおらぬ。
別件で箱前から離れられんでな。
さて…来週まで咲いておれば良いのだがな。
さすがに真の桜を見せてはやれぬしのぅ(笑)
[悲しそうな表情を見せる遥月の頭をゆるりと抱きしめ]
遥月の過去…僕は拒否…しませんよ
どうぞ…そのまま…覚えていて上げて下さい。
忘れられる…のが…一番、悲しいです…。
遥月は遥月…僕は、貴方を否定しない。
僕は…貴方の罪の悲しさ…埋めて上げられますか?
嗚呼、楽しいネェ、愉しいヨゥ。
[軽やかな笑い声は蝶の羽音か風に紛れて闇夜に解け]
[ぽたあり、ぽたあり、赤黒く染まる浴衣から紅い雨降り]
[駈ける緋色の鬼目掛け落ちるは中空を漂う蜘蛛の巣]
此処だヨゥ。
[くるうり番傘回し閉じ風の抵抗無くなれば降下も早く]
[ひゅうい白の手空を切り向かう先は鋭き爪の在り処か]
[向かう蜘蛛の巣切り裂かんと振り上げられる軌道に翔る]
/中/
[蹲る様にやにや。点々と飴玉置いて、特大ザルを仕掛けてみる]
話進めば狂うもありじゃろうて。
ぞくりとする狂気とか憧れるわ。
うむ、その良き結末見れる事祈っておるぞ。
それは確かにめまいがするの(笑
研修期間は真面目にやって
後からサボる術を身につけて行くものよ。
そうかそうか。
落ち着いたらぶらりと桜でも見れるとよいの。
花盛りならば露店も出ているところがあろうて。
ああ、ベビーカステラが恋しいわ。
うむ、咲いておると良いのう。
幻なれど、結構桜見た気にはなるのが不思議じゃ(笑
[かすかに響く笑い声、
手の鳴る方へ
手の鳴る方へ
空に浮かんだ蜘蛛の巣墜ちる]
っとぉ
[翻った白い手は
加速するまま狙い撃ち
避ける動作より尚速く
ざくりと鬼を抉って通る]
いいねぇ。真理。
いいねぇ。真紅。
[にいと笑んで傷さえも
ものともせずに赤鬼は
白い腕を掴もうと]
ええ……。
……有り難う。
[ふっと微笑み、遥月は司棋に再び口づける。
優しく、甘く……壊さぬように。
汗ばむ肌と、蝶の入れ墨。
ぺちゃり、とひとつ水の音。]
嗚呼、心満たされればそれで良いでしょうに……
[司棋の身体からそっと離れて]
なのに……深く潜り込みたいと願う……情欲。
わたくしの毒針は、愚かな慾の塊となり……貴方様を……。
[溜息と共に、司棋の身体の奥に手を伸ばし、ゆっくりと滑らせる。]
/中/
[拾いません。だって落ちてるもの食べちゃダメってお母さんg(ry]
静かな狂気を表現できるは憧れるのぅ。
少しばかりは既に狂っておった気はするが。
…始めから狂っておったかもしれぬが(遠い目)
さて、期待されると裏切りたくなr(滅)
サボる術を身につけることなど推奨するでないw
当然身につけていくだろうがの。
ベビーカステラか…良いのぅ。
桜を見るだけならば見るはできるがの。
露店なぞは見かけぬな…哀しきよ。
さて、見た気になるのは良いのか悪いのか(笑)
[口付けられて、惚けたような表情を晒し。
ふと離れる体につい目を開き]
え…?
ひっ…ぁ…、やぁ…っ!
[当然誰も触れさせた事の無い奥の奥、触れる感触、緊張の解けた体が再び強張り。思わず遥月を押しのけようと]
/中/
[舌打ち。撤去作業中にザルに嵌る。ガタゴト]
だのう。憧れて試せども挫けてばかりよ。
そうさな、有塵に嫉妬する様好きじゃったわ。
かっかっか。それもまた処世術よ。
有能な怠け者は司令官に
有能な働き者は参謀に
無能な怠け者は伝令に
無能な働き者は銃殺にせよ。とな。
ベビーカステラはできたてほやほやが天国じゃ。
うむ…やはり並木で露店あり、どんちゃんさわぎあり。
これぞ日本の花見よ。
さてはて、どうかのう(笑
[ひらり、はらり、月夜に煌く切り裂かれし蜘蛛の糸]
[空へと昇る緋色の鬼と地へと落ちる常葉色の狩る者]
[緋を散らした簪を引き戻す腕に伸ばされる大きな手]
嗚呼、喰児、喰児―――
[褥を重ねた時と変わらずうわ言みたいに熱ぽく名を紡ぐか]
[濡れた碧と甘い闇孕む漆黒の互い違いの双眸金色と交わり]
[引く腕に紅散らせつ番傘捨てた白の手をひゅうい振り抜き]
アタシァ此処だヨゥ。
[振り抜いた糸は緋の鬼の首を捕え様とふわりと舞い]
[番傘落ちる頃には地に降り立ち更に背後へ飛び退き]
[風に舞い赤鬼の紅い髪と常葉が揺らめき白粉も薫る]
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