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司棋様。
貴方様は………
[林が、ざわり。]
――わたくしを、狩りますか?
[紅を失くした遥月の視線は、司棋の目を見つめて問うた。]
そうだなあ。
待った甲斐がありそうさあ。
[甘く響くは真理の声。常葉の瞳が濡れている。
手の鳴る方へ。
手の鳴る方へ。]
真紅。
真紅かぁ。
いいねえ。綺麗な名だあ。
貰い受けるさ。真理も、真紅も。
[笑みは深まり、炎のように]
あぁ、鬼ごっこを始めようかぁ。
真理――真紅。
[カラコロリ、泉を後に何処へ向かう]
向かうはひとつ。
己の果たせぬ約束の後、見届けに参ろうか。
[鬼さん此方]
[手の鳴るほうへ]
[謳うは何処か]
[カラリコロリ、唄のする方へと向かう]
嗚呼――
[白の面底の知れぬ深い闇孕む漆黒の隻眼より]
[ひら]
[ひらり]
[ひらり]
[ひら]
[ひら]
[ひらり]
――ザァァアアアアアァ…
[花弁の如く舞う那由他(なゆた)極彩色の蝶]
[呪いかかる魂に囚われし異形達の魂の欠片]
[長き眠りより醒め蜘蛛の巣より解き放たれる]
[ざわり、と鳴る林の音、じっと見つめる遥月の目。
一呼吸、飲み込んで小さな声で]
僕は、貴方の全てになりたいと、いいました。
貴方を狩れば、僕もきっと、死ななきゃいけない。
なら、ずっと生きて一緒に、いたいです。
[小さいけども、はっきりと]
[林檎飴の如くてらてらく光る紅い番傘くるうり]
[張られた蜘蛛の巣月光浴びて綺羅綺羅綺羅リ]
[肩に降りた長い常葉色風に煽られふわり広がる]
さァて、始めようかィ。
[風は極彩色の蝶を舞わせ微か白粉の薫り乗せ]
[三日月の笑み浮かべ片手で逆手に持った簪構え]
[姿勢正して一足踏み立つ姿は凛と静寂を纏うか]
へえ。
[丹色、青碧、躑躅色
蒲葡、金糸雀、常葉色。
眩暈がするほど鮮やかな
色の奔流 溢れ出て]
こりゃぁ見事だ。
[高揚隠しきれぬ様子で
緋色の鬼は笑う笑う。]
蜘蛛の捕らえた蝶の群れ、ってかあ。
こりゃあいい。
最高だぜえ。
[いつかの賽の目、林檎飴。
思い起こさす番傘の
その直ぐ下で女は笑う。]
あぁ。
[口の端から牙覗き、
金の瞳は燃えるよう。
ごうと炎の気配を纏い
赤鬼、斬と踏み出して―――]
………ふふふ。
貴方様の言葉を信じましょう……
嗚呼。どうか……
心変わりは、為さらないで下さいな……
[司棋の身体を強く抱き締め、その唇に深い口づけを施す。]
いつぞや交わした「刹那の契り」とやらは、この紅い泉に捨てましょう……
わたくしが欲するのは……
貴方様の、たましい……
嗚呼。
身体を重ねても何もならぬと、笑わないで下さいな……。
[司棋の身を静かに横たえ、緩やかにその身体を掌でなぞった。]
のぅ、薄墨。
[ふぅわり舞いて
その傍降りて]
其方は今
何を見て在る?
[枯れて朽ちて倒れた桜]
[白花敷布のその上で]
[見えらぬ茶浴衣ひとり立つ]
[赤鬼笑えば、青鬼も笑う]
かっかっか、これは見事よ。
なぁ赤鬼。愉しくて愉しくて仕方ないのう。
焔は蝶を焼くか、それとも蝶に果てるか。
さあさあ、己は此処で見ていようぞ。
[ひらひらちらちら極彩色の蝶は花弁と共に舞う]
[風すら起こしそうな蝶の群れの真ん中に立って]
[笑う緋色の鬼見詰め常盤色の狩る者も笑う笑う]
漸く見つけた鬼さん退屈させやしないヨゥ。
[踏み出す赤鬼から逃げるよう飛び退きつつも]
[鋭き爪に赤黒く染まった浴衣の袂切り裂かれ]
[炎の気配にちりりと焦げるに笑みは深まるか]
[くるうり番傘を回したたみ勢い良く地を叩き]
[朦朦と粉塵を巻き上げ飛礫が赤鬼へと向かう]
[同時にひゅうと白の手風を切り簪赤鬼へ翔る]
[地を抉り飛ばす飛礫はどれも小石程度だろう]
[先端の尖る簪は狙い澄ました様に金色の眸へ]
[其の尾に綺羅リと光る筈の糸は粉塵に紛れる]
ん…ぅ…っ
[昨日の今日、僅かの恐怖感はぬぐいきれずとも、おずおずと口付け受け入れて
横たえられ、小さな震えは隠せなかったけれども
ぎゅう、と肩に顔を埋め、小さく頷き]
笑いません…。でも…どうか…離さないで…
/中/
こんばんわ。
零時半までなら起きてようかと悩んでいます。
でもそのあとエピRPあるんでしたっけ…
あるなら持たない、零時で寝ねば。
/中/
[目覚ましにデコぺしぺし叩き]
いやしかし、短いような長かったような。
終わるのが少し寂しいのう。
多弁ばかりの村で愉しかったわ。
/中/
[逃れようとじたばたじたばた]
短きに感じるのぅ。
やれ、それなりの時は経っておる筈なのだが。
多弁多きなれども時が合わずに泣いたのぅ。
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