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[メイから賞賛の声が上がれば顔をあわせ]
猫にも音を楽しむ心はあるか…。
しかし、そう気に入って頂けると悪い気はしないですよ
[黒い両目で微笑む顔は先程の威嚇の痕は微塵も見せず]
うん…
[白水の唄は楽に沿うように耳に響く。
思わず目を瞑り聞きほれるところを]
いかん。
これでは舞いを見逃すな。
[司棋より受け取るを使いこなし、
音に合わせて優雅に動く舞い人の手の中の扇。
小さく風を起こせば花弁もふわり舞い上がって]
そうか、見に纏うものなど華美でなくとも。
まわりの全て、自然までもを舞い人を飾り、そして見る者の目を楽しませるものへと変えてしまうのじゃな。
ふふ、わらわは鳴であり明でもあり、そして命よ。
…悪かったぞ、開耶。
おぬしそのままの姿で、十分に美しい。
存分に舞え。
[先に止んだは] [舞いか] [鈴か] [謡声か] [笛か]
[ゆぅるり] [閉じられる扇] [琥珀覗き] [ニィと笑み]
有難う、楽しかったヨゥ。
[しゃなしゃなり] [赤鬼の前] [歩み寄り]
[扇仕舞い] [代わりに出す] [木目の盃か]
さァさ、注いでお呉れかえ?
[楽しそうな常葉の少女] [司棋の楽と笛の音で舞に彩を添え]
[暫しの余韻を残し] [唄い終われば藍を見て]
代わりの芸となったかえ?
[水とは関わりなかろうと]
[小首を傾げて刻む笑み]
―林の奥にて―
[はだけた結城紬、其の襟からは蝶の翅。仮初の契りを結んだ後の、虚しく気怠い時が流るる。]
嗚呼……貴方……また、いつか。
[自身の身体から流れる、白い液の糸。指先に取りて独り遊び。]
………ふふっ。
[其の糸を、懐に入れた草紙にぺとり。娘子が好んで読むような、色香に欠ける春画の草紙――]
嗚呼、面白し。
人も妖しも、情慾には克てず……ふふっ。ふふふふ……
[草紙を見やり、紅が頬まで乱暴に延ばされた唇を動かす。]
『あ い し て お り ま す』
[――刹那にして、草紙は黒く腐れ落ちた。]
[前のめりの頬杖で、ふたりの舞を眺めやる。
瑠璃も瑪瑙もないけれど、
其の姿は典雅で優雅]
ああ、いいねぇ。
[笛の音、鈴の音、澄んだ歌。
蛍火2人を照らして踊る。
菊の花が揺れている。]
[舞が終わって手を叩く]
眼福だあ。
ありがとうよ、碧、琥珀の。
[酒をねだるは真理の声。
にっと笑って瓢箪を手に]
勿論だ。
存分に呑むといいさあ。
[木目の杯酒精で満たし]
綺麗だったぜえ。
[暫くぼうと眺めていたが、舞いも終わり散る人影。
白の声にゆると振り向き、幾度か瞬き笑んで]
成った。同じ驚くなら此方の方がずっと良い。
[杯咥え、くしゃりと頭を撫でる]
[次いで司棋へと、目を細め返し首を微か傾げて]
わっぱも呑むか?
[ぱしと自分の膝を叩いて呼んでみる]
[ぼんやりと2人の舞を眺めつつ。
すべて自分の術のはずなのに、妙な酔いが回りはじめ]
お綺麗でしたよ、お二人…と…も…?
[気だるさにようやく気付き]
…? な に ?
[開耶の髪の香、夜斗の変化と蛍火が絡めとり
分身たる自分へと伝えたか]
むぅ、無から花生み出せるならば確かに今頃は、良い花売りとして名を成していそうなものじゃな。
まあ言うとおりじゃ。
われらがわいのわいのと考えてみたところで、聞いてみねばわからぬか。
[言葉を肯定してふふと笑い、舞いの邪魔にならぬよう慌ててその声を潜める]
ふん、その頃には骨ばかりになっていそうじゃな。
一本腕は何かと不便ではないか。
何ぞ助けの入用な時あらば、この丈夫な二本腕もそれを助けてやれると覚えておきや。
[恩売るが如く胸を張るメイではあるが、純粋に他に人の面倒を看てやれる所を見せたいのだろう。
恐ろしげな色はもう微塵も感じさせぬ二つの黒い瞳にも素直に、いや僅かばかり余裕ぶった上からの笑みながらも、にこにこと笑む]
うん大層気に入った。
これから毎晩鳴らしてくれても文句は言わぬよ。
[盃寄せる] [薔薇色の唇] [すぃと乾し]
[綺麗と謂われ] [濡れた碧] [弧を描く]
そうかィ、そンなら好かったヨゥ。
アタシも開那の兄さんと遊べて楽しかったしネェ。
[謡い終わる] [白の少女]
白水の姐さんも謡を有難うネェ。
なンだい、茄子の兄さんは本当に解けちまうのかえ?
[翡翠の仔猫] [林檎飴] [忘れた様子]
命の姐さんは林檎飴は気に入ったかえ?
[赤の少年] [歯切れ悪い言の葉] [瞬いて]
有難うねェ…って、司棋の兄さん大丈夫かえ?
また酔っちまったかネェ。
[くしゃり]
[撫でられた頭に幾度か瞬き]
ならば好かった。
[くすり]
[いつもの笑み乗せて]
過日は汝れの桜を見そこねたゆえ、
今日は良いものを見せてもらえて素直に嬉しい。
礼を言おう。
[舞を終えた開耶に声かけて]
[さらり顎なで辺りを見回し常葉の女に]
さてはてしかし、開耶もさることながら
お前さんもなかなか芸達者ではないか。
赤鬼にたんと酌して貰うと良い良い。
[ふらり、去り行く男の背に]
おやおや、舞を見せるだけでもう帰ってしまうのか。
おうい開耶、ひとつ持っていけい。
[未だ封の切っていない瓢箪を投げ渡し見送る]
[舞いや楽の余韻に目を瞑って]
他にも芸ができるのか。
代わりどころか、唯一のものと言われても不思議でない声で唄っておきながらのう白水は。
ああ、常磐のひめ。
あれほど大きく見ゆるものじゃったが、わらわはとうに食べてしまった。
口の中でどんどんと、甘く溶けていくのじゃもの。
……ん?
[蘇った林檎飴の味に口の端を持ち上げて。
機嫌よく、そうだ白水のみならず奴へもと称える顔色でぱちり瞼を開けると、妙な様子の司棋。
顔を青くして行ってしまった]
どうしたんじゃろうな…?
[飲み干す様に満足そうに]
ああ、琥珀の兄ちゃんも見事だったしなあ。
ほんのり香る香も味だねえ。
人が多いところが厭だと謂うが、
碧のもアイツのも魅せるに足る芸だぜ、勿体ねぇ。
[己の杯また満たし 口に運んで上機嫌]
墨は水に溶けちまわぁなあ。
薄墨で絵を描いてみちゃあどうだい?
[墨と水とに声を掛け
ふと様子の可笑しな姫に肩をすくめて頚傾げ]
そう呑んでもないのに酔っちまったかい?
おいおい、そのまんま斃れんなよ。
―雑踏にて―
[妙な胸騒ぎ。平時なら避けよう雑踏を、今日は気紛れに歩いている。]
……おやおや、何か騒がしいですねぇ。
[彼方に黒山の人だかり。ざわざわざわと、騒ぎ立てる。]
『きゃああああっ!』
『誰か、医術の心得のある者は居らぬか!?』
『いいや…通報が先だ…』
『ねぇ、この人…死んでるの…?』
[人だかりを掻き分け、その中心を覗き込む。]
…………………!!
[内心に響くは、]
――もう、助かりますまい。
[踵を返し人を掻き分け、遥月は再び宴の席へと戻った。]
アタシァ遊ぶ事ならなンでも好きだからネェ。
なんなら白水の姐さんと茄子の兄さんにも酌をして貰おうかえ?
[去り往く琥珀] [ひらり] [ひらひら] [白の手振って]
開那の兄さん、また遊ぼうネェ。
[赤の少年] [覚束無い足取り] [一拍見詰め] [零れる言の葉]
大丈夫かネェ。
[乾いた盃] [くるり] [手の中で弄び]
開那の兄さんと遊ぶのは楽しいネェ。
また其の内に気が向いたら舞って貰おうかィ。
其れとも次ぎは喰児がアタシと舞うかえ?
かっかっか。左様左様。
しかしあの男はそこまで器用ではなさそうだがな。
うむ、次逢うた時に聞こう。
己はそのように朽ちはせぬよ。
不便なれどこれが己の行く所じゃ。
手助けしてくれるとな…
応、頼もしい。
しかと覚えておこうかの。
[舞いも終わってからメイへと返し頷くいていると
常葉の「解ける」に肩をすくめる]
さてなぁ?
悪戯心で己にためそうと云うのか?
[くつり笑んだ]
[常葉の少女に視線を投げて]
汝れの舞も綺麗であった。
――何より、楽しそうなのは良いことじゃ。
[メイにもくすり、向けた笑み]
わらわの歌はただの真似ごとに過ぎぬ。
それでも――嗚呼、礼を言おう。
[司棋の去る姿目に留めて]
[いつもと違う様子に僅か気をやる]
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