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陽に灯に緋か。ふむ、さて。
[緋色細める白に、暫く首かしげ、ぱちり指鳴らす]
それは命のようじゃのう。
陽に蕾抱き、咲くは命の灯火、散るは緋色の血の色じゃ。
ふむ、捨てるも拾うも己が裁量。
賽の目振れば、出る目を捨てるはまた無粋。
[常葉の女の言葉。小鬼と聞けばくつりと笑う]
己と呑むか、よかろうて。偶にはお前さんに酌でもしようか。
[紬の袖の奥で、遥月はくすくす笑う。]
嗚呼、可愛らしい司棋様ですこと。
まぁったく、拗ねる姿は子どもそのもの。嗚呼おかしい。
はいはい。わかりました司棋様。
気分が直ったら、また戻っていらっしゃい?
[紅の目尻を緩め、男はくすくす笑い。]
>>230
うん教えよう、万次郎。わらわが傷つけるのは雑魚であり、鬼狩りでもあり、おぬしを傷つけようと目論む者でもあり、そしてキャンキャンとよく吠える犬じゃ。
この身のこなしに働きをよう見て、ヒトであるならばどうあっても適わぬ動きと知るが良いぞ。
[降ろされた手を名残おしげにそれでもニッコリ笑って見せると相も変わらず、司棋達に向ける眼は激し火の色]
…おやおや。
>>236
[けれどもその眼がまあるく見開かれ、惑ったように首を振る]
困ったものよ。司棋の心根の悪さを見たと思えば、かように美しい瞳を常磐のひめに戻し、さらにはその髪に白い花を飾りもする。
懲らしめてやるべきなのやら、褒めてやるべきなのやら……ぬっ。
…我が心決まった。やはり懲らしめるべき!
[猛然と吠えたて今にも噛み付かんばかりの司棋>>245を見れば、迷いは消え、勇ましくも両腕を振りかざそうと――]
[表情に声、腕はとは裏腹にやはり……万次郎を盾として脚はさがる寸前、襟首掴まれ引き寄せられたはむしろ救いであったろう。
さがりそうであった己の脚には]
……ううむ。いやいや、違う、違う。
これは退却などではなく、楽しきいざないにのれとの天の思し召しに脚が従おうとしておったまで。
>>246
…おお、そうともそうとも。
青司とてわらわを頼りにしておるがゆえに。
司棋が酒の席潰さぬよう、ここは大人の態度で身をひこうとの思いがさせたことでもある。
>>250
なんと遥月め、そのように折れてやったわらわまでも一緒くたにしては酒を調達してきても、分けてはやらぬぞ。童子はそこな一匹、司棋ばかりよ。
[逃げるとは見せぬ悠然とした表情で、にこり万次郎に微笑み>>243]
うむ、行ってやろうとも。楽しき宴のための差し入れ物調達もまた、おぬしと共にならば一層楽しかろ。
見渡せど赤が目に付けば飽きもする。
[幾度擦ろうと落ち切らぬ。
飽いて袖を放ろうか]
適当に流せば良いにそれすら出来ぬか。
それとも最初からする気がないか。
なれば狩る者でなくとも狩る者と同じよ。
[下げた瓢箪引き上げて。
突き立つ氷片越しに藍を見る]
[隻眼の言に零るる溜息]
やれ、確かに数える間もなかろうが。
これでは主に人を捧ぐ前に妖が総て消えようぞ。
[番傘くるくる蜘蛛の糸
獲物捕らえて喰らう性。]
蜘蛛かぁ。よぉく似合ってらあ。
そりゃあ子鬼程度じゃ碧の相手はつとまらないだろうさ。
はん、
着物の色が染め変わっちまったぜ。
鬼ごっこかぁ。
そりゃあ命がけだねえ。
喰うか喰われるかだ。
俺ぁ鬼になり損ねたかあ?
[揶揄半分で杯掲げ その模様は木目色。
笑う青鬼振り仰ぎ]
そうかいそうかい、
夜の夢こそ真という言葉もあるがねえ。
祭りは派手なほどいいのさあ。
[白の少女] [問う声に] [振り向き] [ニィと浮かぶは三日月]
昼間は泉を貸して呉れて有難うネェ。
刹那を楽しむにゃ邪魔なもンもあるのさァ。
[新たな気配] [琥珀の君] [碧と翠向け]
おや、開那の兄さんもおいでかえ?
昨夜は楽しかったヨゥ、次ぎは何して遊んでお呉れかえ?
[青鬼笑い] [酌をすると謂う] [しゃなりしゃな] [歩み寄り]
[膝着き座り] [赤黒の袂より] [木目の浮く盃] [すぃと差出し]
そンじゃ遠慮なく頂こうかィ。
[開いた番傘] [くるうり] [てらてら光る傘] [積もる花弁]
[先生に褒められ][くすりと笑んで]
汝れも大分――指導者らしい形(なり)をしておる。
[吼える犬には首を傾げて]
やれやれ、ほんにわっぱじゃのう。
[けれどくすくす][愉しそう]
[遥月は、メイの髪をそっと撫でた。]
はいはい、メイ様。落ち着いて下さいな。だいたい真に強き者は、子鬼ごときに吠えますまい。それを言ったのは他ならぬメイ様ではございませぬか。
[メイの鼻筋を指先で軽く撫でる。]
その御手本をメイ様からお見せになれば、司棋様も負けたと音を上げるやもしれませんよ?御試しになってはいかがです?
[メイににこりと微笑んだ。]
[藍の謎解き][袖は口元のみならず顔まで覆うか]
[嗚呼けれど][くすり][もらした笑みが聴こえる]
命か。
汝れの例えも悪くない――。
[袖から出た顔][いつもの微笑み]
[捨てるも拾うも裁量なれば]
あの者には裁量がなかったのであろう。
[メイの云いに、笑い殺して神妙に頷く]
左様左様。
お前さんを頼りにしているゆえ、喧嘩止める無粋を承知で申したのよ。
万次とひとつ酒でも持ってきておくれ。
笑うて酒呑み交わせば、それもまた大人の態度よのう。
[見送り、開耶が瓢箪出せば、薄く笑む]
なぁに、少々腹の足しにせぬばならなくての。
流すも良いが、今宵はその気がむかなんだ。
如何思われようとも構わぬが、なればお前さんも礫を投げるか?
良く吠える犬か。せいぜい見極めてからにせいよ?
所構わず引っ掻きにかかる猫は厄介だ。
[翡翠の頭を掴む手は更に強く、両腕振りかざそうとするメイを無理矢理に回れ右させ、出店の並ぶ道迄強引に連れ出そうと―――]
そうころころと良く表情を変えるものだ。確かに猫なのだな。
うむ。行くか…。
[くつくつ。なぜかおさまらぬ笑い声。
翡翠の頭と肩並べ出店をふらりふらりと。
店は少ないものの、酒を並べる店だけは明るく灯がともる]
[喚くメイに去る司棋]
…やれ、一体何なのだ。
[騒がしきにゆるり息吐き]
[左を揺らせばちゃぽり瓢箪が鳴る。
碧と翠、異なる双眸に瞬くか]
やれ、何ぞ面倒が有ったようだな。
[呟きひとつ。問いはせぬ]
愉しきを求めておるなら良きことか。
我には次の術は無い。
愉しき手立てならば他に聞くがよかろう。
[番傘飾る緋蜘蛛巣糸。
やれと溜息零しつつ]
[開耶に問うといれば、此方を仰ぐ赤鬼]
かっかっか。真に真。そうさのう。
あれも真なれど、過ぎ行く泡沫の夢じゃ。
祭りも鬼ごっこも派手に花散らすが良いさ。
お前さんは色も赤も派手を好みそうだのう?
[しゃなり歩む常盤の女。
差し出される杯にそこらの瓢箪ひとつ掴みとぷりと酒満たす]
宵も酔いも何時まであるか。
過ぎれば全て泡沫か。今は刹那に身を任せ飲み謳おうか。
[番傘影に隻眼灯るは碧の義眼。目を細め眺める]
子供喰らうアタシァ女郎蜘蛛かえ?
[赤鬼に小首傾げ] [揺れるは常葉か] [妖しの蛍火か]
鬼さん此方、手の鳴る方へってかえ?
アタシが鬼なら欲しい獲物は横からでも掻っ攫うさァ。
遠慮なんてェ詰まらないもンはとうに忘れちまったからネェ。
[琥珀の君] [呟くだけで] [問いは無く]
面白い事があったのさァ。
おや、開那の兄さんは次ぎの術無したァつれないネェ。
司棋の兄さん居らぬ今ならまた幻でも見せてお呉れかえ?
主、其処の瓢箪をふたぁつ。
ついでに…是に利くものは置いているか?
[片手の拳を手首で丸めくいくい、と猫の真似]
『珍しい物をお求めで。少量なら…ございますが』
なら其れを貰おう。代はこれでいいな。
[ちゃらんと銭を投げ置いて。瓢箪二つと紙に包まれた粉末を手に]
メイ。面白い物を手に入れたぞ。
其方にとっては酒より林檎飴より面白いやも知れぬ。
さて、宴も始まっておろう。
雑鬼に絡まれる前にさっさと去ぬとするか?
[紙包みは懐へ、瓢箪提げた片手。空いた手で翡翠頭の少女の手を引き引き、社への道を戻り始め―――]
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