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当たり前だ。
其方を斬り捨てるには勿体ない程にな。
…赤鬼殿。
[くつくつ]
そうなると、青司殿は青鬼か。
悪くない取り合わせよ。
[肩を震わせひとしきり笑い]
司棋の兄さんは可愛いからネェ。
悪気は無いけどつい頭を撫でたくなるんだヨゥ。
[司棋を見詰める碧] [柔らかに弧を描き]
そうして拗ねるから可愛いのさァ。
[喰児の言葉] [一つ頷き] [揺れる常盤色] [薫る白粉]
何でも好いヨゥ。
誰かがアタシを呼んで呉れたなら、そン時振り返れれば充分さァ。
碧にしろ常葉の君にしろ随分と立派な名じゃないかえ?
貰えるんなら有難く貰っておくヨゥ。
[万次郎に向き直り、紅色の目尻をそっと閉じた。]
ええ、構いませんよ。
元よりこの名はさる方から戴いた仮初の名……。他の名でお呼びになりたいのなら、どうぞ。
[そして、青司に対して]
ええ……どうやら名乗る場のようで。
わたくしは遥月。以後よろしゅう。
青司様は随分と、皆様と仲が良ろしいようで……。
やれやれ、奔放なのは良いがまあ。
己と林檎飴は切っても切れぬか。
茄子でも茄子色でも好きに呼べ呼べ。
[コロコロと笑う常葉の女に半目を返し]
奢るまで強請る気か。
一口で勘弁するのは昨夜の話か?
[苦笑を浮かべる]
なるほど。狗連れの司棋殿とな…。
まだ、酒を嗜むには早いように見えるが、この姿故か?
其方の真の姿は……まあいい。
[白水へ視線を向け]
ならば、白の君と。
我にも酌をしてもらえるとありがたいのだが、よいかな?
久々の宴ゆえに、この味も懐かしく感じる。
[手元でくるりと杯を回した]
司棋……様。
そう一気に御酒を召されては……。
[司棋に近づき、そっと背を擦る。]
……大丈夫ですか?
御見受けするに、御酒は慣れていらっしゃないご様子……。無理はなさらず、お水を飲まれてはいかがですか……?
赤鬼、赤鬼ねぇ。
いいじゃねぇか、気に入ったぜ。
[それは楽しげに笑いつつ
真理の声に眼を向けた。]
ああ、貰っといてくれや。
俺も振り返ってくれるんならそれで満足だからなぁ。
[漂う香りは心地よく、
自然酒も美味くなる]
人間は異形を嫌って居るのかえ?
世界で一番偉い筈の人間様を脅かす異形を畏れているのかと思ってたヨゥ。
どちらにしろ、好くは想っては呉れぬだろうけれど。
[空いた杯] [また酒を満たし] [万次郎の顔見上げ]
アタシァ人間も異形も関係無いからネェ。
呉れる者は好き、奪う者は敵、其ンだけさァ。
[喰児と青司の顔を交互に見] [コロコロコロリ]
赤鬼に青鬼かィ、こいつァ傑作だネェ。
なんだなんだ、司棋も林檎飴を呉と云うか。
それなら己は林檎飴屋にでもなると良いかね。
[咽る司棋へとにんまり笑みを]
なぁに、少々若人が酒に呑まれぬように激を送った次第だ。
[隣に座る白へと杯を差し出す]
そんなに笑って、白は酌が面白いのか?
零さぬのなら良い良い。
酒の席にそれ以外の失礼なぞありはせぬわ。
青鬼だったり茄子だったり大変だぁなあ。
まぁ工夫ってのも変な話だし
そのまんま青司って呼ばせてもらうぜ。
司棋と仲がいいんだねぇ。
くく、こうもアヤカシが集う場もねぇだろうって。
御狐様の計らいかねぇ。
[くるくる杯弄び、
祭囃子の声に酔う]
おや……青司様は林檎飴をお売りなのですか……?そのようなご様子には見えないのですが……。世を忍ぶ仮の姿としては、不思議の無いことではございましょう……。
[喰児と青司を交互に見ながら]
しかし、赤鬼と青鬼…と言いますのは……。
[きょとり、万次郎へと瞬く]
己が青鬼か。
ならば赤鬼の為に人を食いにいかねばなぁ?
[からからからり。月を仰ぎ笑う。
そうしていれば月と名乗るものの声に視線を向けて]
遥月と申すか。以後よろしゅう。
仲が良いと云うのか此れは。
山住まいで付き合い方など忘れたとばかり思っていたが…
ならば良い良い。月に晩酌、仲良き事は美しきかな。
[万次郎にも頷いて、されど笑い、青司の後に注ぐだろう。]
矢張り酌をしてもらうというのは、何ぞ面白いのかの?
ならば結構。愉しめるなら結構結構。
[青司に言われた言葉には]
――いや、酌をと言われたことが、じゃな。
呉れたものも消えてしまうものなれば
形に残らぬこの行為はなるほど返しとするには面白く。
ん、常磐の君か。感謝する。
[満たされてしまった杯。白水には目礼だけ送り]
畏怖でも嫌悪でもどちらでもよいのだ。
我は只ただ、放って置いてもらいたいのだよ。
厄介な連中だ。
……。
[黙り込み、杯を軽く傾けて]
うむ?
では、赤鬼に青鬼に、月の君。それでよかろう?
[三人を見回し、にいと笑う]
[酌をして居るかと思えば] [瓢箪に口付け一口煽り]
[白い喉の奥を滑る命の水] [青司の声に向き直るか]
林檎の兄さんじゃ捻りが無いし、茄子の兄さんで決まりだネェ。
おや、去り際に兄さんが謂ったんじゃないかえ?
アタシァせっかちだから茄子の兄さんの気が向くまでなんて気長に待てないのさァ。
[司棋に顔向け] [薔薇色の唇] [ニィと吊り上げ]
アレはアタシが呉れたいから呉れただけさァ。
司棋の兄さんからも良く頼んでお呉れヨゥ。
アタシが謂うより余程聴いて呉れそうだしネェ。
[いけるクチらしい。真理に注がれた酒はとうに空になり
新たに白水から酌を受けて礼を述べる]
感謝…。
なに。ヒトを喰らいにゆくか、青鬼よ。
彼(あれ)によれば、脅すだけで充分であろう?
それとも、ヒトを喰らいにゆきたいのか、青鬼。
まったくまったく。
いずれにせよ名など元はありはせぬ。
己と判れば不便はなかろうて。
では喰(くい)とでも呼ばせてもらおうか。
[司棋と仲が良いと云う喰に、司棋を眺めて]
柳輪に呪いを託した仲だからのう?
左様左様。何せ主様のお目覚めだ、
めでたき日に集まらぬアヤカシなど取って食ってしまおうか。
青鬼ってんだから
俺を助けてくれるのかい?
[青司の言葉ににやりと笑う]
折角なら皆喰らってやるさ。
俺はあんなに優しかないからな。
子供の肉は好物だ。
[御伽噺になぞらえて、
反する答えを出して見せ]
そんなに似合うかい?
[真理に がおう、と鬼の真似。
実際鬼ではあるけれど。]
[万次郎に紅色の視線を送り、ふっと緩やかに笑む。]
ええ、紅でも月でも……お好きな様に。
[喰児の言葉を聞き、困ったように首を傾げる。]
迫力……と申しますか……ふふ。
[ほんのりと紅色の痕が残る首筋が月に照らされるのを感じ、其れを襟でそっと隠した。]
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