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[二つ目のパンには甘いジャムをたっぷりとつける。
このジャムは施設の菜園で作られたものだろうか。
手入れをしていた生徒がいなくなった菜園はどうなるのだろう。
パンを片手で頬張り、片手で端末を操作する。
読みかけの資料はまだまだあった]
[食後のデザートを口にする頃には、ひととおり目を通し、ため息をつく。
自分と違う専門分野の人間が作ったデータには、自分では分からない事がいくつもある。
その答えを探そうと思考をめぐらせて、苛立たしげに眉を寄せた]
誰に聞けばいいって言うのよ……?
[この資料を作った人間はもうここを去った。専攻の教官も。
まだ聞きたい事はいっぱいああったのに。
ため息をつくと、端末を操作しメールをうつ]
『植物学ゼミの土地別植生頒布データをもしお持ちの方いましたら、私にも送ってくれませんか?
ゼミの他のデータもあったら送って欲しいです』
[用件のみを、生徒達専用のメーリングリストに送信する。
メーラーのアイコンが送信済みになった時、リストには自分を含めても5人しかいない事に気づき、望み薄いかなとため息をついた]
[植物の世話。其れも農学の一環だと、彼がして来た事。
真白の蕾を撫ぜようかとした指先は、途中で止まり、離れた。
肥料の量を間違えたり水を遣るのを怠ったり、些細な事で花は枯れる。
一番大切なものはなんだと、此の地を去った教官は言っていただろうか]
[携帯端末がメールの着信を告げる。
手に付いた土を払い、ポケットから取り出して確認。
其の名前と用件とを見れば、眇められる深緑の双瞳]
/中/
自分内の情報整理
ネリーの話から察するに、ある程度の期間を過ぎた過去の事実は歴史として公開されている模様。
さすがに、外で速報されているニュースはここには流れていないだろうけれど、自分達が生まれた当時くらいまでの情報はあると思っていいかな。>>163
で、一番気になるのは、終端の王はいつこちらに到着するかなんですががが……!
そこは収容者には伏せられてるのか……?
今まで設定されて来た文明レベルで、到達時間を計算できないとかはあり得ない。
が、私がかってに作っちゃって良いのかなぁ。
多分、収容所の子供達が大人になる直前だと思ってる。繁殖の問題を考えると少なくとも、20代になる前に終端の王が訪れるのではないかと。
赤で出てないといいなぁ。
/中/
すがめ……?
お、合ってる。眇め。
そして、便利なものを今更発見しますた。
http://dictionary.www.infoseek.co.jp/?gr=kj
これがあれば、読めない漢字も大丈夫……!
[階層に分けて整理したファイルの中から目的の物を見付け出す。
> To: キャロル
> Subject: 植物学ゼミ・土地別植生頒布データ
どうぞ。
素っ気の無いメールに、添付するのは該当データファイル。
御丁寧に個々の植物情報も書かれている為、大層な量は多かったか]
[送信を終えれば、くるり、回転式の椅子を回す。
窓の外から見える景色も、何時もと変わらない]
[携帯端末を閉じると、ヨーグルトの最後のひとくちを味わう。
温くなった紅茶を咽に流し込み、日の当たる席をたった。
今のところ、教官からの連絡はない。外から強制されたやるべき事もない。
テストに時間を取られる前に、自分の好きな事をやっておくべきだろう]
中/
脱落者の協議と殺害RPの時間が必要と思います。そこで、解答提出締め切りを、3/20のコアタイム前21:00とし脱落者発表を23:00(全員に誰が落ちたか発表するしないに関わらず)にしようと考えています。
そしてこの時間だと、解答提出のためのRPが、時間的に皆さんの都合もあると思いますし、生徒役と教官役の両方が揃っていない可能性大です。
解答方法として、私たちのキャラクターに直接見せることを選んだ収容者のために、私たちが「彼らの前に居る」ということを収容者側RPの中に入れもよいという許可を出したいと思いますが、どうでしょうか?
[今までに学んだ事が詰め込まれたファイル。
もう直ぐ其の成果が認められるのか、其れとも無益に終わるか。
何方にせよ、彼には然したる問題では無い様に感じられた]
[椅子に座った儘、無造作に放った矢は途中で床に落ちる]
[自室。
個人端末のキーボードを熱心に叩いていたが、やがて疲れたのか手を休め、大きく伸びをした]
………はぁ。気、おも。
[...は絶望を感じたことがない。概ね前向きな性格のためかもしれないし、可もなく不可もない人生を歩んできたからかもしれない。
そもそも『望みを絶たれる』ということは、あらゆる手段を尽くしてなお、何も希望が見出せなかったという悲劇的人生の終末だと思っており、だから、立ち直ることができるのなら、それは単にとても不運・不幸であっただけで、絶望ではないと考えているのだ。]
でも。
[人生で絶望を味わうのは、もうすぐかもしれないな、とふと思ったりもして、慌てて首を横に振った]
[陽の燦々と降り注ぐ庭は柔らかな芝に被われている。
少し強さを増した陽を遮る常緑樹を探すと、仰向けに寝転がり、足だけを日光浴させた。
木々の隙間からのぞく空は青く、この先に終端の王がいて、今もこちらに向かってくる事が嘘のようだ。
暫くぼんやりとそれを見つめていると、傍らに置いていた端末がメールの着信を知らせた。
本文を確認し、添付ファイルを開こうとしてその重さに辟易する]
これは……携帯じゃ見れないかな?
[ともかく、データが簡単に手に入った事に安堵し、返信を返すと携帯を閉じる]
『>Subject: Re:植物学ゼミ・土地別植生頒布データ
ありがと(* '-^) ⌒☆
助かった!』
[すぐ部屋に戻り、中身を確認するべきか少し迷い、結局起き上がらずに目を閉じる。
強すぎない風が気持ち良かった]
[部屋を出て気分転換でもしようと思い、作成していたデータを、携帯端末に転送する]
どこいこうかな。
でも特におなかはすいてないしなー。
[廊下を歩む。変わらない。見える景色。変わらない。
何一つとして変わらない、狭い――もう直ぐ終わる世界]
[再び着信を告げる携帯。無機質な電子音が数度。
ぱたりと開いて、返信内容に瞬き。足が止まった]
[...は、ちらっと保健室へ行くことも考えたが、最近ヒューバートもなにやら熱心に調べていることを知っていたので、邪魔しては悪いと考えた]
ほら、ここで保健室行くでしょ、そしたらきっとヒューバーとのことだからお菓子くれるでしょ。そしたら……まるで子供がおやつを催促にいくというか、餌付けというかさ……
[ぶつぶつと理由付け]
[それは昨日。
先生に、外に出た人の住所録があるか聞こうとして、結局偶然見かけてしまった草に気を取られて、顔を上げれば真っ暗闇だった。突然押し掛けるのにはあまりにも遅すぎる時間に、仕方なく自室に戻って睡眠を取ったのだった。]
…んん…
[相当遅い時間に寝てしまっていたのか、ずいぶん長い事眠っていたが、静かで不思議なワルツに起こされる。
眠い目をこすりこすり端末を見れば、キャロルから。
しかし残念ながら資料はなにも持っていなくて、
「ごめんー私はないです。勉強頑張ってね。」
とだけ打って送信した。]
…今何時だろう…。
[ほどなく音楽室に到着すると、携帯端末をピアノの楽譜台の上に置き、それから準備室へ向かって楽譜を物色する。クラシックが多いが、その他のジャンルもそれなりに揃っており、曲には困らない]
クラシックって気分じゃないわね。
[――然う言えば、未だ食事をしていなかったと気付く。
先程メールを返信したのも、今の事も、彼にしては珍しい事。
変わらない日々の筈なのに、何かしら変化が起こっているのか。
茫と其の様な事を考えながら食堂に辿り着けば遅めの朝食を取る。
すっかりと冷めたパンにバターを塗れば、口の中に放り込んだ]
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