>>1446[抗うなら放そうかとも考えた。 揺らぎかけた肩が落ち着いたのを見て腕はそのままに]本当に、散り果ててしまうぞ…。まだ散り切るには早いというに―――。>>1448[濡れた瞳を覗き、数度 緩る と瞬いて]―――千歳が、どれほどか。ましてや数百年など容易いことよ。我のこの身は果て、変わることももはや有るまい。魂魄のまま、ただただ彷徨うだけの存在に年月を問うて…変化を問うて如何する?