>>358[ぽろり落ちた雫] [不思議そうな顔のまま袖で拭う様子眺め]さて、泣く理由は己にはわからぬわ。応、白に許されねば己が身、容易く解けてしまおうて。逢うたばかりでそれは困るのう。[ぽふり、頭に手を置き顔覗き]さて、物の怪命が永かろうと己が待てそうもない。暫く散歩でもしてくるとしよう。[白を膝から下ろしてカラコロリ、夜桜舞う*宵を往く*]朝方あまり寝ておらぬゆえ、飯食って暫くごろりとしてこよう。また後でなぁ。