>>355刹那を知らねば見えることもなかったか……今、こうして在るを知るからこそ無きを怖れるが出会わなければ――どうかのぅ。それでも青司には出会えてよかったと思うておる。今は、汝れが居らん世界などいらぬ。[白滝ほおばる様眺め、自分もさといももくもくと。]青司は妾の知らないことを一杯知ってる……機会があれば、色々、教えてくれ。[わかっているのかいないのか] [泉を出られぬ女には故郷の山すら憧れで]>>下段(すーぱー土下座)