嗚呼……貴方。[月に舞う蝶、黒と紫。 下駄を鳴らして泉へと。]………呼んでいる、呼んでいる。地獄の修羅が、呼んでいる。[紅の唇、にやりと歪め]いつぞやどなたから聞いたお話でしょう……『実は神様は殺し屋で たとえ死に絶え、天国に昇れたとしても 神様に撃ち殺されて、地獄へと墜ちていくんだよ』……と。