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[やがて停電が起き、世界は再び闇に包まれる。喧騒は止まない。闇だからこそ音が響く。喧騒が際立つ。不安が、恐怖が。かき乱される]
あっちだよ、間違うな…くくく。
[とん、と言葉でセシリアの背中を押してやる。セシリアは空ろに何かを呟きながら、歩みを進めていく。ナサニエルが何か―をほざいた]
あはははは!
あはははははははは!
黙れよナサ!
これは正当な権利なのさ。カモる者は、カモられる覚悟がなきゃいけないンだ!
ラッセルはカモる側からカモられる側に堕ちたァマヌケな話でサァ!!
ソレだけの話なんだよォォォォォ!!!
くくかかかか!!カモはどんなに偽装しようとカモに過ぎなかった、それだけの話サヒャハァアアアア!!
/中/
うわ…鳩で見たら食われるし。
まあ、真偽わかったんだから、そうなるわな。
とりあえず、シャロは感情むき出しで怒りすぎな気がするよ。
オレのせいでそうなってしまったんなら、納得…まあ、できないならせめてその怒りが収まるまで、はなそうよ。
それすら、くだらないとか思うなら、別にいいけどさ。
なんだろうな、周りにも文字だけだけど感情が伝わると、村を楽しんでいる人に悪い気がしてさ。
[暗闇の中で声だけが聞こえる。
肩に置かれたままのギルバートの手を確かめるようにしながら]
トビー君!やめて、やめてください!!
[抗う手――少女の様な叫び――皮膚に食い込む細い針――
血管を廻る液体が死を誘う。]
言ってましたよ、《小さな王子様》が。
幸せな《狂夢》が見られるんだって。
この薬で――貴方も幸せになれるんだ、って――
あたしが――幸せに出来るんだ、って――
くくくくく!
ああああ、見える、見えるね。鈍色の闇の中にくっきりと見えるッ!
この眼が!忌まわしいこの眼が教えてくれるゥ!!
あの貌、あの表情!最高の見世物じゃないか!
ひゃーっはっはっはっは!
みんな見ろよ!ききききききィ!!
愛おしき道化のダンスが見れる!
終わらない輪舞、退廃への導き、快楽への渇望、ソシテソシてそしてぇえええええ
ッ―――あははははは!!
[暗闇の中、記憶だけでラッセルを探って、あたしは必死だった。
両手を振り回して、死を叫んで。
思い切り暴れていると疲れてきて、あたしは荒い息を整えた。]
はっ……はっ……
はぁ……ふぅ……
……んじゃえ。
[蒼褪めた顔。
白い肌。愛しい指。
やわらかい温度。]
ずっと自分を律して。
ネット上だから貴方に触れられなくて。
頭に手を置いてくれたラッセルくんにドキドキした。
あたしは、
ラッセルくんのことがずっと前から好きだった。
[なのに。
彼女の抵抗。逆流する血液。床を転がる注射器。
触れるのは、
やわらかくて、つめたくて、残酷な
―La principessa del regno del sole―《お姫様》、の。]
やめて!
どうしてそんな、
ねえ、閉じ込めるだけでいいでしょう!
そうでしょう!?
[ずる、と置かれたはずの手が、ずり落ちた。
まるで力が入っていないような]
ギルバート、さ――――
ああああああああああああ甘いいいぃぃいぃぃい、甘い、この上ない甘露だコレハァくはああああ。
ううううああ、ハッうぐぐぐ、ああああははははは!!
[椅子から崩れ落ちて、蕩ける。表情は当に狂気、歪なる美が、少年を襲っていた。ポケットから幾つも注射器を取り出し、震える手で喉に突き刺す]
ぐううううううううぅう???
うううううぅl?
くひ、ひひ、ひははははははははは!!
くる、くるくるくるくるくるぅあはははは!!
喚ンでるよ、喚ンでるよぉおおお!
[射精、射精、射精、頭の中で何度も爆発がハジける。生命のビッグバンがとめどなく少年をオルガスムスに押しやり、流し去っていく]
/中/
ギルの真偽を問い詰めようとまで思ってないわ。
でも、真であっても偽であってもギルしか襲撃は無いよねぇとは思っていましたけど。
[何度目の暗闇だろうか。
響く音は、やはり人の死を知らせる物か。
暗くなる前にラッセルが居た方向に向き直り]
怯えないのですね…。
普段女性はこうゆう物に弱いというイメージが、あったもので…。
[話している言葉は届かないだろう。
その相手は今、渦中−−−]
ぐひゃ、ひ、ぐ、うううううううう!?
あああああああ。
あああああああああ!!
[びくん、びくんと大きく身体を震わせ、転げ回る。涎を垂らし、涙を流し、鼻水や耳垂れすらも床を犯していく。テーブルが派手に音を立てた]
きき、きききききき、くふふぅ…
あ、あ、あ、あ、あ、あ、あ、あ、あ、あ、あ、ああああ
[ちかちか、幾度か、眼をやられそうなリズムで
電気が点滅する。
力を無くした、ギルバートが
幾度もまたたくフラッシュの中に、見えた]
―――!!!
[息を呑む、傍に倒れる様に膝を折って]
ギルバートさん、ギルバートさん、
どうして、どうしてですか、
ねえ返事してください。
ギルバートさん!
嫌です、嫌です、ねえ!!
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