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・・・・気付いていないようだから教えてやろう。鶴の男よ。
現在の君の立ち位置は先程より0.5cmのズレがある。
更にだ。肘の角度は13.15度、上げた足も1.51cm低い。頭の位置に至っては2.8cmも違う。
これ程の違いを持ちながら完璧を語ろうなど笑止千万!
[言いながら手を突っ込んだ懐の中から出るわ出るわ分度器三角定規えとせとら。いつの間に計ったのか、そもそもそんな細かいこと気にする者がいるのか。]
「な、…しまったぁ!」
[しかし残念ながら、このステージ上にツッコミ役は存在しなかった。]
[ステージを降りてきたギルにぺこりと頭を下げて。]
凄かったですよぉ。おつかれさまですー。
[あのおねーさんもすごいなーと、カミーラの戦いを見ている。]
[それから控え室にたどり着き、そこから外へ。
別に悪夢が見たくなかったから逃げたわけじゃない。
歩くのは少し疲れたようか。
洗面台で顔を洗って――そのとなりに、白い女の姿。
彼女が姿を現すと同時に、黒い髪の彼女の体が傾ぐ。
最近は、アレは、良くない。
白妙は呟くようにそう言って、もたれかかった主の体と共に、*すぅっと姿を消した*。]
[思わぬ指摘(そりゃそうだろう)に絶句する男は、すぐ次に迫りくる危機にも反応することが出来なかった。
べ ち ん ☆ ]
・・・・フン。
[むき出しな頭部に一撃を食らいがくりと気絶する男を前に、青年の手には何処から出したか1m定規。角は流石に痛いので平面にしておきました。]
[新たに始まった試合は、黒髪褐色の女性と少年とは言え子供によるものであったため、眼中には無い――はずだったのだが]
…あらヤダ。
[女性であるはずの人物の言動が、やたらにカッコイイ]
……嫌だワ、アタシの節操なしッ
でもナンだかときめくんですものォ〜★
[応援はもちろん、少年と闘っている方の勇ましい女性。
昨日のクール紳士・ナサニエル様の試合も始まっていることもあって、クインジーの首は中々に忙しい]
あはン★
ナサニエルちゅぅぁあーーんッ
そォんなワケの分からない変態、とっととノしちゃってェーー!
[目前には相変わらずウェンディが居るのだが、ちびっ子であるため視界の邪魔にはならない。
でも言葉は耳に届く]
…うるさいわネッ
出たって言ったら、薄気味悪いワザで対戦相手を潰した、しぶとくて神出鬼没なゴキブリのごとき、性格のワルいウェンディが出たってことに決まってんでしょッ
話しかけてんじゃないわヨッ
アタシは忙しいのォ〜っ
[たゃべる語を解読できる辺り、同類かもしれない]
[最近は良くない。
そう呟いた白妙は、宿の部屋で薬を取る。
従者に渡して、それから消えた。
依存が強いことはわかったのだけれど――
一度、狂った周期のせいか。
もうしばらくは*気をつけなければならないようだ*]
や、どーも。
まあ、予選くらいは、さくさくと抜けられねーと、本戦でやり切れんからなー。
[へらっと笑いつつこう答え]
お、シャロのお嬢も勝った……か。
[決着のついた様子に、小さく呟く。
相変わらず、ナサニエルの試合?は見てないったら見てない]
[二振りの剣を鞘へと収め。再び白の布を回収すれば
とん、とリングから降り立った。
辛うじて、まだ少女は他の試合を見ていなかった。
……ただし、審判は現在窒息死しそうになりつつあるが。
そういえば、婦人から服の弁償が云々とか言われた気がしたが、
……それはまぁ、後で置いておこう。
というか、武闘会にドレスで来るんじゃないと言いたいのだが
それは、宿屋の女将なので仕方が無いのかもしれない。]
あ、なんか終わってるー。
[ 視線を眼下に向けたときには、
すでにいろいろと終わっていたらしい ]
人の悪口言うほうが、性格悪いと思うよ?
[ こてんっと首を傾げた。
ちなみに「へんなおぢさん」発言は本人が認めたと
思っているので、悪口とは思っていない ]
………薄気味悪いかぁ。
[ どう解釈したのか、終わりの声は少し元気がなかった ]
[ふらつく様子で控え室へと戻るカミーラの様子に、僅か、眉を寄せて]
なんか……無茶でもしたんかね、あいつ……。
なんでもなきゃいいが……。
[闘技場の一角に響く高笑い。どうやらその日最後の試合のようだ。無意味に自信ありげな老人の様子に対戦相手の木こりトーマスは警戒心も露に身構えた。ちなみに肉体派きんにくんとして斧ではなく格闘技を使うらしい]
おぬしは木こり、ミーは木こりの中の木こり、この勝負、戦わずして勝利は見えたぞ!
[ずびしい!とトーマスを指差す]
/中/
ちゃっちゃらー。試合予想ー。
綺麗に分かれない気がするけど。観客の分もあるけど。
<<冒険家 ナサニエル>> VS <<逃亡者 カミーラ>>
<<学生 ラッセル>> VS <<お尋ね者 クインジー>>
<<逃亡者 カミーラ>> VS <<学生 メイ>>
<<流れ者 ギルバート>> VS <<村長の娘 シャーロット>>
<<お尋ね者 クインジー>> VS <<吟遊詩人 コーネリアス>>
<<修道女 ステラ>> VS <<学生 ラッセル>>
「何を言ってるんだ、じいさん…まあいい、悪いが本気でいかせて貰うぜ」
[さすがに呆れた表情で、トーマスはふん、と気合いを入れると一歩足を踏み出して隙を窺う]
ふおっ!ふおっ!ふおっ!
敵ながら心意気や良し!
ならば、ミーも本気で御相手しようではじゃまいかっ!
[あちょおお!と掛け声と共に、両手をクロスさせ、片足を上げる]
……んー。
やっぱ、あいつの薬も、それなりにヤバイみたいだな。
[試合の終わった後の、どこか、何か途切れたような感のある様子を思い返しつつ、呟く]
……やれ、やれ。
大丈夫なんかね?
/中/
ここまできちんとしたのがでないのもなかなか(笑)
冒 vs 逃と流 vs 娘くらいか。
前者ちょっと見てみたい気もするね!
後者はとっても正統派ー。
[ばっとクロスした手を襤褸布…もとい、着物の懐に突っ込んで、取り出したのは…]
「な、なんだ、それはっ?!」
[緑色のいぼいぼしたへちまのような形状の…それ…すなわち]
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