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さて、そろそろか…?
[と、言うなり、呼ばれ。]
わかった。今行く。
[立ち上がり、しかし少し考えるように止まる。
だが予選でも戦闘は戦闘だ。
すぐに首を振って、そちらに歩いて。]
―会場:ステージ―
[対戦相手は少年だった。やっぱり貴族のようだ。
軽く頭を下げる彼女に、彼は侮蔑の眼差しを送ってきた。
女がこんなところに出るなんてとでも言いたげな。
そしてそれは口にも上ったのだった。]
「おい審判。僕は男と戦いたかったんだが」
「あ、あの、ですが…」
「今すぐ相手を変えてもらおうか。女と戦うなど…!」
[そもそも女は家庭を持つべきだとかそういう言葉を聴きながら、
――――カミーラは、にっこりと、笑っていた。]
おい、ガキ。
そ こ の ク ソ ガ キ 。
[審判に文句を付けていた子供を、そう呼んで。
いきり立つ少年に、見下すように言い切った。]
お前が俺に触れることなんて出来ねえぞ。
そんなに小さいんだからな。
…アァ、それとも触れられるとでも思ってたのか。
ガキは見通しが甘いな。だからそんなにチビなんだろ? なぁ、 お 坊 ち ゃ ん ?
[どうやら身長関係はコンプレックスだったようで。
怒り、この女でいいと言わすことまで成功したわけだが。]
ッキャー!
コーネちゃんカッコい〜〜ん★
…アアッ!
それにあのちょいマチョお兄はいつぞやの…っ
こんな所で再会できるなんて、なんて運がイイのアタシッ。
名前も分かっちゃったァ…
ギルバートちゃんステキよォオ〜★
[とそのように、勝者コーネリウスやギルバートに向けるクインジーの声は黄色かったが、はたと思うところあって]
…でもナンかおかしくなかった?
勝つ寸前のコーネちゃん…
まるで人が変わったみたいだったワ!
[同意を求めてぺちぺち白服の肩を叩いてみたらば、その肩はウェンディのものだった]
………。
……出たぁーーーッッ!
―予選第三会場―
[ステージに上がった青年は押し黙っていた。
絶句しているのか閉口しているのか、はたまた別の理由があるのかは分からないが、兎に角黙っていた。]
「ふははははっ、良くぞ逃げ出さなかったものだ。褒めてやろう。」
[対峙する相手は踏ん反り返っている。立派な黒髭を蓄え少々頭が寂しくなってきた感じの、何故か身に付けるはレオタード。一体彼は何処で道を間違ってしまったのだろうか。]
「だが俺様の前に出たが運の尽き、貴様はここd『試合開始です』
[遮るようにアナウンスが入った。]
[片や剣を構える少年。
片や何も構えずに、ただただ彼を見下す女。
その音を聞いた瞬間、少年は彼女に切りかかろうとする。
しかし彼女はよけようともせず、右手を口元を掠めるように動かして、]
来いよ、雷刃(ライジン)
弾け!
[ほんの瞬間。
少年の剣はごく間近に迫ったのに、それはカンッと音を立てて弾かれる。
それを見た少年は、目を何度も瞬かせたかもしれない。それはまるで光の塊。
黄の石を通じ、喚ばれたのは雷の剣――
それは彼女の伸ばした手の中に、しっとりとなじむ。]
サァ、はじめようか? お前如きに雷刃は惜しいが、剣同士で戦ってもガキは勝てねえってことを、俺が教えてやるぜ
[ニィと、彼女は、笑みを作った。
ちかちかする視界でもそれを見た少年が、この女っ! といいながら再度切りかかった。]
[突進してきた婦人との間合いを見計らい。
ふわり、白の鞘へと巻きつかせた布を引き抜けば
婦人と少女の間に、白が染まって。
相手が、自らの姿を捉えられずに慌てふためいた隙を狙い
少女が一気に、婦人の足元へと潜り込む。
逆手に握った黒の鞘を、指で滑らせ弾きながら引き抜けば
婦人のピンクのドレスの裾を、地へと留めるように突いた]
―――…はぁっ!
[身動きの取れない婦人の足元の裏へと回り込み、
力の方向を変える様に、勢い良く膝裏へと白の鞘を叩き込めば
勢いの残るその巨体は、呆気ない程勢い良く身体の向きを反転させる]
[幾度も金と銀が打ち合う。
しかし誰が見てもその力量は明らか。
なんなく弾く金の、雷の剣は、やがてその手に強い痺れを与える。
驚いて手を離した少年の首に、金の刃がすぐさま、触れた。切れることはない。]
俺の勝ちだ。
[誰が見ても急所を取った彼女は、にぃっと笑う。
緑の目を大きく見開いた少年は、しかし――負けず嫌いだった。]
「…この、アバズレめ――!」
[くどくどと剣をつきつけられてる口から甲高い文句ばかりが流れるのは。
やっぱり、当然ながら、彼女の好みではなかったようだ。
女性蔑視の発言もやっぱり彼女の好みでは(以下略)]
[リングサイドで観戦している銀髪に気づけば、よ、と言いつつひらりと手を振り。
それから、始まったカミーラの試合に……苦笑]
……あーあ。
ただですむんかね、あいつ。
[何気に呟きが物騒なんですが、お兄さん]
[ところで対峙している2人共に一見手ぶらであった。]
「ぬぅ、良いところで邪魔をしおって…。
まあ良い。慄け!」
[言うや否や怪しげな動きをし始める男。それを沈黙のまま真顔で凝視している青年。]
「見よ!
鶴 の 舞 い ! 」
[びしっと止まる。どの様なポーズかは皆様の想像にお任せします。]
「はっ、やっぱり怖気づきやがったk」
――俺は
[言いかけた金髪の少年に、にぃ、と笑ったまま剣を手放す。それは空中で霧散して。
少年がそれに言葉をなくしているうちに、口唇を再度、腕輪に寄せた]
愚かなガキが一番嫌いだ。
来いよ、氷露(ヒョウロ) 痛めつけてやれ。
[反転の勢いが止まらないまま、リング際を背に立たされた女性の
視界が漸く開けた頃、婦人が目にしたのは―――
地へと突き刺した剣を手にして、ふわり笑みを向ける少女]
……おばさま、ごめんなさい?
[へら、と笑みながら、―――…それを引き抜いて。
唯一リングへと留まる接点を失った巨体は、
あっけなく、リング外へと倒れこむ。
その直後、勝者の名を呼ぶ声が、上がって]
[・・・・が、それだけだった。]
「ふはは、どうした?素晴らし過ぎて言葉も出ないか?」
・・・・・・
「そうかそうか。ではもう一度見せてやろう!」
[青年が黙っているのを肯定と受け取ったか、男は怪しげなポーズを以下略]
[言葉と同時に紫の石がはじけ、それは一つ一つが氷の刃となって少年に襲い掛かる。
それに大慌てで、落ちた剣を拾って弾こうとするも、
できるわけなどないのだ。
落ちたものは雫に代わり、彼の手のあたりは水に濡れる。
そう、彼は見ていない。
その彼女の腕輪に、まだ、黄の石が戻っていないことを――]
「どうだ、この完璧n
――完璧?
[ずっと黙りこくっていた青年は、此処で初めて言葉を発した。]
本気で言っているのか?
「なに!?」
[青年は真顔・・・かと思いきや、微かに勝ち誇るような笑みを口許に浮かべていた。]
[ひときわ眩しい閃光が、目を焼いて。
やがて審判が目を開いた時、床の上でぴくぴくと痙攣する少年の姿。
勝利を告げられた彼女は、症状も確かめることなく、小さく戻れと呟いて、其処を去った。
一度だけふる、と、疲れたように頭を振ったのは――どうしてだろうか。]
つうか……うん。
元々、使うつもりは全然なかったけどよー……。
[今、繰り広げられている戦い?を見ていると。
そも、薬に頼ってでもどうにか……と考える方がどうかしているような。
ついでに、それに対して躍起になるって更にどうなんか、とか。
そんな気分になるのは否めないかもしれない]
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