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[つまづいた荷物を振り返り]
ったーーーー!なんじゃこりゃー!
誰のじゃー!
……って、忘れ物?こんな道のどまんなかに?
警察もってくべきなの?
バイトあるんだけど。
あ、ちょっとそこの暇そうにしているお兄さん。
ってハーヴェイじゃん。
あたしこれ拾っちゃったんですけど、
警察にもってってもらえません?
これからバイトで!
[...は、言いつつ既に駆け足準備]
え?あ…メイさん???
[銀髪の人物に声をかけたところで、今度は逆に自分が声をかけられ
振り向けば馴染みある顔。
けどのんびり挨拶する隙もなく、メイから謎の荷物をわたされる]
ああ、バイトですか、頑張り屋さんですね
あ、はい、ええ、暇なんでかまいませんけど…
随分大きな落し物…
[どうかしたのか?と聞かれて、答えようとした時、
目の前を大挙して通過していく男子高校生の群れ。]
…うわ、うわわわ……
[人波に流されて、おろおろ。]
…助けて、ヴァイスー……
[情けない声をあげるも、当の相方はどっかの屋根の上でのんびり羽づくろいなんかはじめちゃってるわけで。]
さて、そんじゃ……。
[宿とって一休み、と思った矢先、人波に流されておろおろする人物が目に入り]
……おーい、そこの兄さん、大丈夫かー?
[軽く声をかけつつ、流されのブロックを試みてみたり]
[ヴァナルガンドが”やれやれ”と言う風に首を横に数度ふれば
人波に流されてオロオロ、さらになにやら助けを呼ぶ銀髪の人物に
”おちつけやー”と、自身の鼻面を押しあて様とする。
実際にあたろうものなら、咥えている氷があたって
その冷たさに逆に驚かせてしまいそうだが。]
[おろおろとしている銀色の髪が目に入り]
ちょっとこっちへ、避けたほうがいいと思うよん。
そのままだと流されるよ。
流れるプールだよ。
行き着く先はむさくるしい男子校だよ。
[通りすがりの少女のさり気ない優しさに、青年は気付く余裕もなく訂正を繰り返して数十分。
奇跡の瞬間は訪れた。]
ウム。
――完璧だ。
[紙を空に翳し、満足気に見ているところで武闘大会決定のアナウンス。
ますます上機嫌な様子で口許に笑みすら浮かべつつ、]
嗚呼、待たせて済まなかったな。
おれの傑作だ。心して主催者に届けるが良い。
[その言葉はただでさえ待ちくたびれてぐったりしている配り手に、更に心労を与えたかも知れない。
だがそんなことは青年の知ったことではない。配り手の返事も待たずに紙を押しつけ踵を返した。]
[声をかけられた方を向いて、縋るような目を。]
あ、あぁ…すいませ…
…ひゃぁっ!!!
[いきなり太ももに感じた冷たい感触に、思わず悲鳴。]
ちょ! 犬っ!!??
た、食べてもおいしくありませんよっ!!??
[わたわた恐慌状態。めっちゃ怯えてる、怯えてる。]
[犬にかじられている銀髪の青年を眺め]
浮き足立った町。
屋台ににぎわす通り道。
そこでまさか、野犬に食べられる人が出ようとは。
だれも思わなかったのです…。
[朗々とナレーションをしている。]
「……………」
[ヴァナルガンドは銀髪の人物の声にちょっと驚いたが
続く発言に「……犬?…………食べる?」と、
彼のプライドを傷つけるような言葉が含まれているのに気づき
…冷たさを楽しんでいた氷を噛み砕くと、
一声威嚇するように吼える]
……え?あ?ヴァナルガンド……?
な、何をやってるんですか君は!
[ハーヴェイ本人は、人並みの勢いに呆然として
ヴァナルガンドが銀髪の人物の方へ行ったことに、吼え声で始めて気づく]
って、ありゃま。
[恐慌状態に陥ってしまった銀髪の人物の様子に惚けた声を上げつつ]
いや、別に食われはしないと思うけど。
とにかく落ち着けや。
[などと言っている矢先に銀の生き物が吼え。
その声に、肩のイタチ?がびくっ!と震えて引っ込んだ]
[メイのナレーションには]
ヴァナルガンドは人を食べたりしません!
[と、慌てて否定するも、ヴァナルガンドを止めようにも人並みが凄くて、
ハーヴェイの弱い足ではそれを乗り越えられそうもなく
おろおろと、ヴァナルガンドに静止の声をかける]
[吼えられちゃってはもう、恐怖感クライマックスなわけで。]
いーやーーーーーー!!!
[壁際まで逃げて、蹲ってガタガタブルブル。]
ム。野犬?
此処は何時からそのような危険な町になったのだろうか。
[喰われかける(?)銀髪、その衝撃的なシーンに合わせて何処からか流れて来たナレーションを青年はすっかり真に受けた。]
[怯える青年と、否定するハーヴェイを見れば笑い出し]
あっははははは!
わーかってるよ、ハーヴ。
おにーさんもね、
あんまりびびると面白がってやめないよ、その子。
[くるりとハーヴェイのほうを向くと]
んじゃ、あたしバイトいかないと遅れるから、その荷物よろしくね!
あと最近、「それ自分のです」とか言って拾得物を奪おうとする人がいるらしいってラッセルが言ってた。警察に持っていくまで、誰にも渡さないほうがいいよ。
んじゃね。
♪モーゼがトーゼをポーゼと勘違い♪
あああ、ヴァナルガンドこっちに戻ってきなさい〜!
[銀髪人物の様子に、どうしよう、どうしようと、慌てふためき
謝りに行きたくても人ごみが凄くて。
”ざまあないね”と、いう表情のヴァナルガンドを呼び戻すのが精一杯。
ヴァナルガンドは呼ばれれば、大人しく従い、
震える銀髪の人物を尻目にハーヴェイの元へ]
……さっきは変わってねぇ、と思ったが、こりゃ前言撤回いるかあ?
[妙に混沌とした状況に、がじがじ、と頭を掻きつつ。
銀の生き物が主らしき青年の所に戻ったのを見れば、はふ、と息をついて]
にーさん、あんたもしっかりしろや。
そんなに脅えなくてもだいじょぶだろって。
[蹲る銀髪の人物に、かるーく声をかけ]
[メイの言葉にヴァナルガンドが”わかってるねぇ”とばかりに頷く
その額をハーヴェイがぺちりと叩くが、どこ吹く風。]
え?あ、は、はい、いってらっしゃい?
はぁ…そんな悪い人が…
わかりました、警察までは、俺とヴァナルガンドで
この荷物を徹底死守しますから
メイさんは安心してお仕事に励んでくださいね〜
[荷物を受け取りつつ、コクコクと頷けば。
不思議な挨拶の言葉を口にするメイに手を振る。]
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