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さて。
今回もまためでたく?保護者路線で決定のようですな。
つか、あれだね。
友情シリーズのギルのお約束だよな、保護者化は(まて。
さって、どこに出ますかねー。
―宿屋 部屋―
[まるで泥のように眠って、彼女が目覚めたのは太陽がまだ東にある時間だった。
光の下ならその腕輪についた石が、虹の七色と、白、黒、の九つだとすぐに分かる。小指の先ほどの惰円形をした石は丁寧に研かれ、細い鎖や金具で腕輪に繋がれていた。
気だるげに濡羽色の頭を起こし、ゆぅるりと振る。]
流石に疲れたか。
燭羽(ショクウ)も永く使っていたし。
これだけ寝たら大丈夫だろうな
[しゃらと揺れる腕輪に、彼女は笑う。
それから立ち上がり、バッグを取り出すと腕輪を外した。]
研いてやるよ、久々に。
俺と契約し、此処に在るを選んだお前たち
─通り─
[背中に背負っていた竿状物体は宿の部屋に置き、最低限の荷物だけを持った身軽なスタイルでのんびりと通りを歩きつつ、昔馴染みの商店の主と言葉を交わしていたり。
父親が早くに亡くなった事もあり、バイトで家系を支えていた時期が長かったせいか、表通りの店とは何かしらの縁があったりなかったりするのだ]
……しっかしまあ、変わってねぇとこは変わってねぇよなあ。
あー、俺? 俺は、今は何でも屋。
……ここにいた頃と、あんまり変わってねぇ?
ま、そう言いなさんなってー。
[冗談めかした突っ込みに、けらりと笑ってこう答え]
[綺麗に磨いた石は、今は腕に戻された。
部屋を出て気づくのは、矢張りこの宿は大盛況だということか。
階段を降り、食事を頼む。
宿の主人に笑いかけ、それを食べて。]
あんたも変わらねぇな、マスター。
飯はうまくなってるが。
…さて、ちょっと町の見物にでも行ってくるか。今年もあるっつーし、見るだけ見ても面白いだろうな。
武闘大会を。
[お代を置いて、宿を出る]
―…→通り―
あー、浮いた話ー?
ないない、そんなんないってー。
独り身の方が、何かと気楽で、それに動きやすいって、何でも屋なんてやってるとさー。
……はい?
縁談見繕ってやるから、帰って来たらぁ?
……おっちゃーん、それ冗談きついって!
[どこまで本気かわからない話に、またけらり、と笑って見せ。
その肩にひし、という感じでしがみつく茶色のイタチのような生き物が、こくこく頷いてるのはどちらへの同意なのやら]
[並ぶ屋台を眺め、右腕をしゃらりと鳴らしながら、ふと目についた店を覗く。]
フゥン、うまそうじゃねーか。一つ貰うぞ。
[硬貨を渡し、手に入れた其れ。
細い棒の先に、赤い色が一つ。色を閉じ込めるように甘い飴で固められたそれを、口にくわえた。
甘い、とは声にはせずに、そのまま歩く。その視界の先に何かを連れた男の姿はあるやなしや。]
……あー、ま、気が向いたらなー。
俺も、祭り終わったら、待たせてる仕事にかからねーとならんしよー。
[何やら見合い相手の斡旋でも頼まれているらしい店主を軽くいなし、それから、ふと視線を感じてそちらを見やる]
……お?
[振り向いた先には、どこかで見たような黒髪の姿]
―通り―
………………
[何処かのカフェ。
いざ会計、という所で、財布が見つからない。]
ち、違うんです、無銭飲食だなんてそんな神に背くようなことは致しませんの、でもお財布が無いんです信じてください。え、財布が無いのと無銭飲食は同じ?そう言われればそうですね。でも違うんです、悪意はないんですー……
[しょんぼりだ。]
[カリ、と噛み砕いて、甘さと程よいすっぱさに目を細める。
と、視線を感じきちんと其方を見て、どこか見覚えがある姿に、瞬いた。]
…バート?
[ふむ、と首を傾げて]
[しばらく記憶を手繰っていたものの、中々答えは出ず。
それから、相手の呼び方に、ぽん、と手を打って]
あー……その呼び方すんのは……カミィ?
なんだよ、お前も帰って来てたの?
[久しぶりだなー、と言いつつへらっと笑って見せ]
アァ、久しぶりだな。
お前も居たのか。
…お前、変わってねぇなぁ…
[しみじみとそう言って、いまや串だけになった苺飴の残骸は手に。]
ああ、久しぶりに親の墓掃除でもしようかね、と思ってさ。
それと上手い事、仕事に合間が出来たんで、祭り見に来た。
[ま、それだけじゃねーけど、と笑い]
そういうお前は……。
[しばし、悩むような素振りを見せ]
あんま、変わってないな。
−バイト先のカフェ−
うーん、なんてったってステラさんだし悪意ないんだろうなってのはわかってるんだけどさー、このまま帰られて財布忘れたのと同じよーにツケ払うの忘れられても困るんだよなー。
[もしかして前科有りですか?]
…よっし、しゃーないなーちょい待ってて!
店長ー! 臨時バイト雇っていいー?
とりあえずこの代金なら2時間も皿洗ってくれれば元取れるし混みのピークも過ぎると思うんだけどさー?
[なんか勝手に交渉始めてますが、止めるならお早めに!?]
墓掃除か。…お前が、ねぇ。
祭りっつーか、大会の方がメイン、とか?
[くつっと笑って]
そうそう変わってたまるかよ。
アァ、でもお前は変わったか。それ。
可愛いの、連れてるな。
あ、あれ、前にもツケ溜めてましたっけ?
えーっとぉ……うーん……あははー。
[記憶には無いが、自信もない。
笑って誤魔化したつもり。
ラッセルの不意の提案にきょとんとして。]
お皿洗いですか?
わぁ、それなら教会でもいつもやってるので大丈夫ですよ。
献身行為は是非やらせて頂きたいのですわー。
[献身ではないことに気づいていない人。
そして教会の食器洗いと飲食店の食器洗いでは量に天と地の差があることにも気づいていない。]
そのくらいはしてやらんと、ね。
て、さすが、バレてたか。
[言い当てられ、苦笑しつつ頭を掻き]
ま、そうそう変わるもんでもないしな……って、可愛いの?
[一瞬、きょとん、として。
それから肩の生き物を見やる]
ああ、シエルの事か。
旅先で、親と死に別れたとこ拾ってな。何でかんで、道連れになってる。
[茶色い頭をちょい、とつつきつつ説明すれば、シエル、と呼ばれたそれはぴょい、と頭を下げ]
―通り―
[明後日の方向に行ってしまった銀髪を追って行く茶髪の青年を見送り、警察に引っ立てられていく髭の男を横目に見送ってから一夜が明けた。]
――さて。
[座っていた木陰から出てくる。今日は(まだ)平和な通りをゆっくりと歩き始めた。]
まぁ、喜んでるだろうさ。
…かなり本心はそっちにむいてんだろうがな。
男ってのはそういうもんだろ
[くつくつと笑い]
シエルっていうのか。
…大変だなぁ、お前。
[何がかは言わないが、シエルとギルバートの顔を見比べて、ぽつり。
誰が大変なのかは言わずともがな?]
……うん、やっぱ労働で払ってもらった方がよさそうだ。
はいそこ笑って誤魔化さねーの! [指差しびしり]
おおーやる気あるなんてすっげえ! 見直した!
そんじゃ皿洗い一名様ご案なーい♪
[そんなこんなでハードな二時間が始まるのであった、アーメン]
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