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?? 「それを聞いて安心した。この電話は盗聴されている可能性があるので、また連絡員を寄越そう。それまでに報告をまとめておいてくれ。」
ルーサー 「用件はそれだけか? 切るぞ。」
?? 「相変わらず愛想のないヤツだな。そっちの生活はどうだ? 慣れたか?」
ルーサー 「別に何も変わったことはない。」
?? 「君はタフだな。私が『狼の足跡』を辿れと言われて放り出されれば、そうはゆくまい。やはり君を派遣して正解だった。」
ルーサー 「……」
?? 「こっちはそうだな…… 調査部によれば、君の父上は奥方の誕生日にこっそりとプレゼントを買いに行ったらしい。仲のよろしいことで。」
ルーサー 「きッ、貴様ッ!!」
?? 「それだよッ。今日はじめて君の声を聞いた気がする。」
[電話口の向こうで乾いた笑い声が響く。]
ルーサー 「家族には手を出さないという約束だったはずだ!!」
?? 「人聞きの悪いことを言うなよ。我々は忙しい君に代わってご家族を "ケア" しているだけだよ。尤も、君が妙な気を起こしたときには、我々は不本意ながら "ケア" から手を引かざるを得ない。そうしたら彼らが急に事故に遇わないという保証はないがね。」
ルーサー 「悪魔め…… いつか…… いつの日にか貴様らには神罰が下るだろう……」
?? 「その悪魔とやらに魂を売ったのはどこの誰だね。『結社』は君の活躍期待しているんだよ。これからも仲良くやろうじゃないか。」
ルーサー 「黙れ……」
結社の男 「君が同罪だということを忘れるな。奥方を生き返らせたいんだろう。」
ルーサー 「……」
[ルーサーはペンダントに手を掛けると押し黙り、何も答えなかった。]
―― 一階 酒場内――
[階段を下りて店内へと進むとそこにはボフがピアノの前に座り、ローズに向かって何かを申し出ていた。内容はよく解らなかったし客と店主の会話に部外者が入るべきではないと思い、気にも留めなかった。]
ねぇローズ、わたし一旦家へ帰ってもいいかしら?暴風雨で家の中の事も気になるし…。
[会話が途切れたタイミングを見計らって、わたしは上でのやり取りを手短に話し、嘘の帰宅の旨を伝えた。ソフィーが父親の面倒を見るといっている以上、わたしが居ても彼女達の邪魔になるだけに思えたし、第一わたし自身が一人になりたかった。]
うん、家の物を片したらすぐ帰って来るから…。あ、そう…これ良かったら飲んで?町の外に買い物へ言った際、手に入れたの…。茶葉に蜂蜜パウダーが振り掛けられている…珍しい紅茶なの。
[そう言ってわたしは彼女にこの町ではなかなか手に入らない嗜好品を手渡し――]
じゃぁ、暗くならない内に戻ってくるわ…。
[道路封鎖の情報を携えてやってきたアーヴァインとすれ違うように、わたしは酒場を後にし自宅への道を辿った。]
結社の男 「おっと、そろそろミーティングの時間だ。名残惜しいがここまでだな。そうそう、それから未確認の情報なんだが、我々がずっと探していた『獲物』がそっちのほうに向かったという報告があった。」
ルーサー 「獲物?」
結社の男 「狡猾なヤツでなかなか尻尾が掴めないんだがね。我々の調べている過去の事件に少なからず関与していたことは判っている。ソイツがヘイブンに現れるようなことがあれば、いよいよヘイブンと『人狼』の関係をもっと本格的に調査することになるだろうな。まあ、それはともかくとして、もし、ソイツと思しきヤツと接触するようなことがあれば、あまり深追いはせず、直ちに報告してくれ。」
ルーサー 「ああ、分かった…… どんなヤツだ。」
結社の男 「それがな、調査部のやつら我々に詳しい情報を出そうとしないんだ。ずっと逃げられ続けているんでどうも失点回復を狙っているらしい。」
ルーサー 「それで、私にどうやって見分けろと?」
結社の男 「意地の悪いことを言うな。調査部のヤツらの鼻を明かすチャンスだろ。それじゃな。」
[ルーサーは苦々しげに電話を切ると。ステラのいる階下へと向かった。]
―回想 自宅―
ステラ、調子はどうだね。
[彼女の寝ていたソファのほうへと声を掛けるが返事がない。彼女に着せたはずの寝間着が畳んである。そしてその上には置手紙が]
この雨の中を…… バカな……
[彼は弾かれたように飛び出した。]
ステラーーッ、ステラーーーッッ。
まだ、そう遠くには行っていないはずだ……
[車に乗り込んで、キーに手をかけたとき、何かが彼の手を止めたような気がした。]
私が彼女にできることは…… 今ここで追うことではない、か…… そうだね、マリア……
[ルーサーはひとりごちるとペンダントに手をやりながら天を仰ぐと、家の中へと引き返した。]
>>21
――雑貨屋周辺――
[ネリーの問いかけに振り返る。倉庫の鍵は扉の鍵穴に刺さったままだった。背景には雨音が続いている。ウェンディは一体この雨の中、どこへ――その疑問は、彼女にとっても当然のものだと思いながら、僕は首を振った]
ん……っと。
それがさ、正直なところ、わからないんだ。
家の中には居なかった。
車を出した様子もない。ウェンディは運転、できないけどね。
『そして、ここにも居なかった。
まさか居るとは思ってはいなかったけれど……』
じゃあ、どこに? っていうのが、今一番判らないこと。
何をウェンディが考えてるのか……さっぱりなんだ。
──アンゼリカ──
[ボブのソフィーを医者に連れて行くという言葉を(>>48)苦い部分は聞き過ごし]
ありがとう、ボブ、親切ね。
でも、ソフィーは気がついたみたいだから、たぶん大丈夫。
[ボブのピアノを聞いているうちに、ステラが二階から降りてきて、帰宅したいとのこと(>>128)。ローズマリーは車で送ろうかと申し出るがアーヴァインが入ってきて(>>102)その申し出は尻切れ蜻蛉のままおわった。
アーヴァインは何を見たのだろう、目の下に隈をつくっている]
アーヴァイン、コーヒーでも飲んでいってちょうだい。
[ローズマリーはアーヴァインに熱いコーヒーをだした。
道路が土砂で遮断されたという悪い知らせ。
休みもせず、こうして不吉な知らせを届けて回っていてはこうもなるのだろうか…]
[あ、という間を置いて僕は言葉を継ぎ足した。
先刻から今に至るまでの途中経過を飛ばして話している、と気づいたからだった]
……先刻までは、居間に居たんだよ。でもなんか、様子が変だった。ギルバートって若い男の事、ネリーは知ってる?
君が店に来る前に来てた、他所の人間の事なんだけど。
でも、そいつの名前、ウェンディは直接見てもないのに知ってた。話してるのが聞こえるような距離じゃなかったのに。それに、助けがどうこう、とか。
謎々だとか隠れんぼなんか、してる場合じゃないのにな。まったく。
[溜息を吐くと、僕はかぶりを振って肩を竦めた]
[ネリーはブランダーの兄妹とは特別慣れ親しんだ間柄、まではいかなくとも、多少は彼らの事は理解していた。朝は何を好んで食べたり、このスポーツをすればこのようなスコアは出るであろう、というぐらいは。]
それじゃあ、彼女は雨なのにどこかへ行ってしまったって言うの?
わざわざ? そもそもウェンディはそんな事をする子じゃ…
[ローズマリーは「次もあるので、失礼」というアーヴァインの後ろ姿をギルバートが追うのを目にした。
なにか聞きたいことでもあるのだろうか。
旅人の彼はこのままではここから「旅立つことができない」。
ローズマリーはその考えに自分が囚われそうになる自分に身震いした]
ギルバート?
[ネリーはギルバートが誰か、と言う事は把握していない。
とどのつまるところ、数日前暴漢に襲われ、そして救い出したあの男こそがギルバートではあったが、お互いに名前は名乗らずに別れていたのだった。
だがウェンディがその名を知っている事にひっかかる。]
間違っているかもしれないけど、もしかしたら最近この街にやってきた…ありていに言うと八方美人そうな人の事かしら?
――なかったね。
[と、ネリーの言葉の後を引き取り、頷いて同意する]
ウェンディはどちらかと言えば大人しくって、後ろからついてくるような子だった。服を取り替えても結局、同じように僕の背中に隠れてるような。
[最近この街にやってきた人間。思い当たるような人物は他には居なかった。報道関係者は一日で引き上げてしまっていたのだ]
ほぼ多分、そうだと思うよ。八方美人そうな、か……
ネリーはああいう感じの奴、嫌い?
[ネリーはひとり、思考を張り巡らす。]
あの人…まだこの街にいるのかしら?あの時は『初めてここに来た』と言っていたけれど…
10ガロンハットみたいなのを被ってて。
と言うことはどこかに泊まっている事になるわね。アンゼリカ?アーヴァインさんの避難所?
─酒場─
[アーヴァインを追って外に出た彼はすぐに戻ってきた。
ローズマリーに、はにかむような笑顔を見せた。]
……何か大変そうだから、手伝えることがあったらやらせて下さいって言ってみた。
俺は余所者だから、どんだけ役に立つか分からないし、町の人もかえって迷惑かも知れないけど。力仕事には自信があるし。
折角ここに居るんだしね。
[ネリーはその男――ギルバートに大きな恩がある。
どうしても問いつめれれば、いけ好かない部分もあるかもしれない。しかし彼の目の前でもないが、ここで彼の悪口をつく、飛語を流すわけにもいかない。
それが非常に曖昧な表情となり、苦笑する。]
あの人? あの人がギルバートと言うのね。
さあ…タイプではないかな…な感じだけどね。あはは。
村長の娘 シャーロットは、新米記者 ソフィー を能力(占う)の対象に選びました。
『――なんだろう?』
[けれど、その疑問はギルバートへの評価を述べるネリーの言葉に打ち消されてしまった。彼女の表情に釣られ、苦笑する]
まあ、ね。ネリーはきっと、真面目な固い感じの奴の方が好みなんだろうなっていう気が僕にはするし。
[ローズマリーはギルバートの微笑みに胸を突かれた気がした。
手助けになりたいと言う彼の言葉と、自分のこのまま封鎖されていればいいという考えとの差。
自分の両手がどす黒くなったように感じ、おもわず顔をくもらせた]
まあ、ギルバート、あなたのような人が手伝ってくれればアーヴァインも心強いと思うわ。
しっかりとした男の人はここからでていってしまうばかりなんですもの。
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