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『暴漢──、戦力──…。……あ…。』
ヒューバートさん……あの、これ──。
[目立たぬよう小声でヒューバートに声を掛ける。
彼が気付けば、バッグから取り出した拳銃を差し出した。]
まあ……発想の根本が違うンだろうな。
あんたみたく「皆でひとつに」ってのが、決して得意では無い人間がいることくらい覚えていても損は無いと思うぜ。
……気が向いたら行っても構わねぇけれど。
ま、いつ気が向くかも謎だがな……。
[彼には…バートには娘の悲しみを分かち合う相手が居る。
その事実はわたしの理性を保つには充分すぎる事実だった。
だからわたしは彼から誘われた言葉に、一瞬躊躇う素振りを見せながらも――]
――お気持ちは大変嬉しいのですが…。
教師であるわたしが…一生徒の自宅へ身を寄せることなど…許されることではないでしょう?バンクロフトさん。
それはあなた方保護者が一番理解できる事…では?
勿論ナサニエルさんの言うようなリスクは抜きにしてもです。
わたしは教師である以上、どんな好意もあなたからは受け取れません。ですからお気持ちだけ…あなたのその気使いだけ頂いて、わたしは自宅へと帰りたいと思います。
[もしわたしが教師としての身分が無かったら。バートを恋い慕う一人の女としてどんなに縋りつきたかっただろうか。しかし込み上げてくる感情を無理矢理押し付けて、断りを入れた。泣きたかった。
もしこの場に誰も居なかったら泣きじゃくっていただろう。彼の愛娘の死に対しても。そして差し出された彼の優しさにも。]
[ネリーはヒューバートに語った。一匹狼風を見せるナサニエルが私は少し心配な事。一度ナサニエルのお宅にお邪魔したのち向かう事を説明した。]
あの…ナサニエルさんが私は少し心配です。一度そちらへ寄って行きたいのですがいいでしょうか?
───え、ステラさん?
そんな、今は一人で居ない方が……。
[厳しい言葉でヒューバートの申し出を断るステラに、
心配そうな視線を向ける。]
……………ん?
[突然自分の所に一度寄りたいと言い出すネリーの顔をまじまじと見る。]
ま、別に構わねぇけど……
用事は一体、何だ?
悪いが、あんたみたいな若い娘が喜びそうなモンは、何も無いぞ?
[ナサニエルの視線がこちらへ向く。ギルバートとは違う何かを感じる。が精神力も頑強そうだ。頑強な肉体がその頑強な精神を生むのだろうか。]
何も無いだなんて。私、ナサニエルさんが少し心配なんです。それにずっと一人だと何が起こったかも分かりにくいし…
[断るステラとナサニエルを伺い見、別に強くも勧めず]
来たい人は行けばいいしそうでない人は行かなければいいだけだと思いますが。押し付けは逆に迷惑ですしね。先生はどう思われるかしりませんけど。
[至極あっさりと答えた]
[銃を取り出そうとするソフィーに、一瞬「持っておいた方がいいのでは?」と眼差しを向けたが、受け取って目立たぬよう鞄の中に滑り込ませた。
次いで聞こえたナサニエルの言葉に、思わず苦笑する。]
相変わらずだなあ、ナッシュ。
いいさ。好きにすれば。
だが、来たくなったら遠慮するなよ?
最近はあまり話すこともなくなっちまったが、古いダチなんだし、さ。
えぇ…。でもね、ソフィー…
[わたしは表情を和らげて彼女へ視線を向けて]
わたしがもし、バンクロフト家に身を寄せて…。でも他の生徒達がこの尋常ではない騒ぎで命を落としたとしたら…。わたしはきっと自分の行動を悔んでも悔みきれないわ。
そして子を持つ親の身としたら、わたしを批難してもしきれないと思うの。
だからわたしはどんな事があっても…。たとえ危険が潜んでいたとしても…。一緒には行けないの。
[ごめんなさいね。
そう呟いて困ったような微笑をソフィーに向けた。]
でも、心配してくれる気持ちはとても嬉しいわ。ありがとう。
[ステラに向けた瞳がほんの少しだけ揺れた。]
そうですか、エイヴァリー先生。
……残念です。
でも、なにかあったら、本当に遠慮なさらず頼ってください。
こんな時に、教師と生徒も、その親もないでしょう?
一人の友人として――
[我ながら、未練がましいことだと思いながらも、そのように言葉を紡いでいた。]
なんにしても無事……
平穏が戻るといいですね。
[それは、心からの願いだった]
ふぅん……ま、いっか。
じゃ、テキトーなタイミングで来なよ。それか、今からでも来るか……だな。俺はもう家に帰るつもりだし。
[鍵をジャラリと取り出し、寄り添う2人に声を掛ける。]
ローズマリー、ギルバート。
お前達が何処に泊まるかはともかくとして……ローズマリーの車が俺の家にあるんだから、いったん取りに行こうぜ。
[押し付けは迷惑とキッパリと言い放つハーヴェイに、わたしはくすくすと苦笑を漏らして]
そうね。あなたの言う通り。選ぶ自由があるのですもの。逆にあなたのようにスパッと言い放ってくれた方が、色々と迷いが生じなくていいわね。
[頷いてみせる。
これで迷いは消えた。わたしはバートの手を取らない。]
あ、私がひとりになるのは…よくないような気もするので今すぐいきます。いいですかナサニエルさん。
[ネリーはひとりで歩くと…そういう危険のある事が多々あった。普段ならともかく今は用心に越したことはない。]
[ネリーに語りかけたところで、ヒューバートの言葉が耳に入る。]
ん……昔話も「気が向いたら」ってコトで。
まあ、暇があったら遊びに行くのも一興ってヤツかな。
[ヒューバートから贈られた「色男」の言葉とウインクには多少辟易し、]
……どちらかっつーと、「ボランティア精神」って意味合いみたいだがな。
[…と答えた。]
[あっさりと答えるハーヴェイの言葉と、ステラの柔らかいがきっぱりとした拒絶の言葉に、若干心細そうな視線を向け]
そうですけど……。
……でも、身の危険を感じたら、すぐに来て下さいね。
[ステラの手を一度握ってから、ヒューバートの車に乗り込んだ。]
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